社会不適合者エスティのブログ

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第297話「最強にして最大のナンバーズ、THE GREAT」

2012年08月07日 | 遊戯王ライジング・フォース
春樹「迂闊だぞ亮太。秀さんがやられた時にもあの効果は見ていたはずだ。あの教訓を忘れたのか。」

亮太「んな事言われたってしょうがねえじゃねえかよ。お前こそサポートしてやってんだからしっかりやれよな。」

春樹「分かってる。」

ダーク・シャドー「月並春樹、お前はずっと取り巻きと決着をつけたいと思っていたのではないか。これはお前たちの最後のデュエルでもある。そう、お前が倒すべきは我ではなく、その取り巻きではないのか。」

春樹「ああ、言われてみればそうだ。これは人類最後のデュエル。ならお前とも決着をつけるべきだ。」

亮太「おいおい、何言ってんだよ。敵はあいつだろ。」

春樹「いくぞ、亮太。俺のターン、ドロー。俺は装備魔法、光に満ちた欲望を発動。自分フィールド上に存在する光属性モンスター1体をリリースして発動する。デッキからレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚しこのカードを装備する。装備モンスターとこのカードは相手がコントロールするカードよっては破壊されず、自分フィールド上のモンスターが相手に戦闘ダメージを与える度に、装備モンスターの攻撃力はその数値分アップする。俺はムーン・ディライオスをリリース、現れろ、月の騎士(ムーンナイト)幻月のローラン。」

ダーク・シャドー「自身の主力モンスターを犠牲にしてまで雑魚を呼び出すか。」

春樹「幻月のローランは1ターンに1度、自分の墓地に存在する戦士族モンスター1体をこのカードに装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。俺はムーン・ディライオスを装備。このカードの攻撃力は装備モンスターの攻撃力分アップする。これで攻撃力は4000だ。」

ダーク・シャドー「だが我のCATASTROPHE ARCADIASは墓地の夢幻を除外すれば何度でも破壊を免れる。」

春樹「月の騎士(ムーンナイト)星月のエイキュラを召喚。1ターンに1度、手札のムーンナイト1体を墓地に送る事で、次のドローフェイズに通常のドローに加え、もう1枚ドローできる。俺は月暈のセレスティアを墓地に送る。バトルだ、星月のエイキュラでソウル・サムライを攻撃。」

亮太「お前何考えてんだよ。ふざけんなよ。くそっ、ソウル・サムライは手札を1枚捨てる事で破壊を免れる。ぐわあああっ。」

亮太LP8000→6600

春樹「光に満ちた欲望の効果で幻月のローランの攻撃力が1400ポイントアップする。いくぞ、幻月のローラン。」

ダーク・シャドー「フフフフ、そうだ、潰し合うのだ。それこそが私利私欲の塊である貴様ら人間の真の姿だ。」

春樹「ふっ、ふふっ。」

ダーク・シャドー「ん、どういう事だ。」

亮太「あはははは、あはははっ。」

ダーク・シャドー「貴様ら、まさか。」

春樹「幻月のローランでCATASTROPHE ARCADIASを攻撃。」

ダーク・シャドー「何だと。ちっ、仕方がない。墓地からORIGIN FORMを除外する事で、我への戦闘ダメージは0になる。残念だったな。」

春樹「それはお互い様だ。」

ダーク・シャドー「なにっ、馬鹿なっ。我の、CATASTROPHE ARCADIASが、消滅していくだと。」

春樹「幻月のローランと戦闘を行ったモンスターはダメージステップ終了時にゲームから除外される。さらにお前の見えない壁モンスターも使わせる事ができたというわけだ。」

ダーク・シャドー「そうか、貴様らは最初からCATASTROPHE ARCADIASを倒すためにわざと仲間割れを演じたわけか。丸腰同然の味方にダメージを与え、その分攻撃力を上げる事で我のマストカウンターを誘い出し、CATASTROPHE ARCADIASまで処理するとは。」

亮太「ああ、敵を欺くには、まず味方からって言うからな。」

春樹「だが亮太と戦いたかったのは本当だ。私利私欲なんかじゃなく、魂と魂をぶつけ合うこの面白さが、俺たちの強さの証だ。」

ダーク・シャドー「何を言ってる。」

春樹「ターンエンドだ。」

ダーク・シャドー「フフフフ、そうか。そんなに我の手によって死にたいか。ならば最終兵器を見せてくれようぞ。我のターン、ドロー。永続魔法、夢幻花を発動。自分のメインフェイズに1度だけ、手札から夢幻と名のついたカード1枚を捨てる事で、このカードに夢幻カウンターを2つ置く。」

春樹「まだ打つ手があるのか。」

ダーク・シャドー「そして墓地から夢幻の裂け目の効果を発動。手札を全て公開し、夢幻モンスターを全て墓地に送り、手札が2枚以下になった場合、手札が3枚になるようにデッキからカードをドローする。我の手札は全て夢幻モンスターのため全て捨て、3枚ドローする。フフフフ、ついに引いたぞ。調和夢幻 ENERGY SHPEREを召喚。このカードが召喚に成功した時、墓地に存在するレベル4以下の夢幻モンスター2体を守備表示で特殊召喚する。だがこの効果で特殊召喚したモンスターはメインフェイズ終了時にゲームから除外される。」

亮太「モンスターを一気に揃えやがっただと。」

ダーク・シャドー「レベル4のENERGY SHPEREとBEAST RIDEとFLAME SORCERERをオーバーレイ。夢幻の狭間にオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚。解き放て、No.(ナンバーズ)200 神皇夢幻 THE GREAT。これが最強にして最大のナンバーズだ。」

亮太「攻撃力3000なら、春樹の幻月のローランの攻撃力は5400だぜ。」

ダーク・シャドー「ならば、THE GREATのモンスター効果、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、このカード以外のフィールド・墓地に存在するモンスター1体をゲームから除外し、選択したモンスターの元々の攻撃力の数値分だけ、このカードの攻撃力をアップする。我は幻月のローランに装備されているムーン・ディライオスを除外し、攻撃力を3000ポイントアップする。さらにもう1つ取り除き、我の墓地からCATASTROPHE ARCADIASを除外し、さらに2800ポイントアップする。さらに最後の1つを取り除き、月並春樹の墓地から月暈のセレスティアを除外し、2200ポイントアップ。」

春樹「攻撃力11000だと。」

ダーク・シャドー「さらにこのカードに乗っているエクシーズ素材が全て取り除かれた場合、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。」

春樹「なにっ。」

亮太「ソウル・サムライのモンスター効果。手札を1枚捨てて、破壊を免れるぜ。」

ダーク・シャドー「これで終わりだ。THE GREATで月並春樹にダイレクトアタック。超流星魔弾。(これで我に逆らえる者はいなくなった。)」

春樹「くっ、もう、駄目なのか。」

第297話終わり

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