春樹「結局は自分のためなんだな、ダーク・エクゾード。」
ダーク・エクゾード「フフフフ、我が唯一の神であればそれで良いのだ。」
春樹「俺のターン、ドロー。星月のエイキュラの効果でもう1枚ドロー。速攻魔法、ムーンライト・フラッシュ。手札のムーンナイト1体を捨てる事で、デッキからカードを2枚ドロー。月の騎士(ムーンナイト)新月のカロールを召喚。召喚時に相手の場にいる表側表示モンスター1体を破壊する。俺はヘイトレッドを破壊する。さらにこの効果で破壊したモンスターの攻撃力500ポイントにつき1体、デッキからムーンナイトを墓地に送る。攻撃力2600のため5体を墓地に送る。」
ダーク・エクゾード「ヘイトレッドが破壊された時、相手フィールド上に存在するカード1枚を破壊する。よって右の伏せカードを破壊する。」
春樹「くっ、カードを2枚伏せ、ターンエンドだ。」
ダーク・エクゾード「我のターン、ドロー。どうやら決着がつきそうだ。」
春樹「(一体何を引いたんだ。)」
ダーク・エクゾード「呪詛人形(ネクロドール) フレットを召喚。リバースカードオープン、罠カード、憎悪の苦痛。我の場にいるネクロドール1体と相手の場にいるモンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターを破壊し、デッキからネクロドール1体を特殊召喚する。我はフレットと新月のカロールを破壊する。そしてデッキから呪詛人形(ネクロドール) アンガーを特殊召喚。1ターンに1度、自分の墓地に存在するネクロドール1体をゲームから除外する事で、このカードの攻撃力を倍にする事ができる。さらにフレットが墓地から除外された時、フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を破壊する。よって貴様の場にある真ん中の伏せカードを破壊する。」
春樹「(モンスター、魔法、罠。全てのバランスが完璧だ。だがあのカードさえ引ければ。)」
ダーク・エクゾード「バトルだ、アンガーでダイレクトアタック。」
春樹「リバースカードオープン、罠カード、聖なるバリア―ミラーフォース―。」
ダーク・エクゾード「無駄だ、手札から呪詛人形(ネクロドール) ダウトを捨てる事で、このターン自分フィールド上に存在するネクロドール1体は魔法・罠カードの効果を受けない。これでジェラスは無敵となる。ジェラスでダイレクトアタック。苦言の呪い。」
春樹「ぐわあああああああっ。」
春樹LP3000→600
春樹「ぐっ、だがこれでお前の攻撃は凌いだ。」
ダーク・エクゾード「まだ勝つ気でいるとは愚かな。分かっていないようだが、我はこの世で最強の神、誰もが届かぬ強さを持っているのだぞ。」
春樹「いや、分かっていないのはお前の方だ。お前は神なんかじゃない。何故ならお前は、本当の強さを知らないからだ。」
ダーク・エクゾード「何を言ってる。だが勝つのは我だ。リバースカードオープン、魔法カード、呪いの預言書。デッキからチューナー以外のネクロドール1体を手札に加える。我は2体目のダウトを手札に加える。次の我のターンで更なる展開を行えば、貴様は終わりだ。ターンエンド。」
春樹「(俺の手札は1枚、場には伏せが1枚のみ。次のドローで逆転のカードを引けなければ負ける。カード達よ、俺はお前達を信じる。)俺のターン、ドロー。(ありがとう俺のデッキ、ここまで俺を導いてくれたのは、いつだってお前たちだったよな。)魔法カード、満月の光来。自分の墓地にムーンナイトが5体以上存在する時、墓地のムーンナイトを全てゲームから除外する事で、デッキからムーンナイト1体を特殊召喚する。現れろ、月の騎士(ムーンナイト)満月のサンドラドル。」
ダーク・エクゾード「あの光は、かつて我を封印した忌わしき光。何故それを貴様が持っている。」
春樹「サンドラドルのモンスター効果。1ターンに1度、自分のゲームから除外されたムーンナイトを2体まで特殊召喚できる。現れろ、月暈のセレスティア。月王のフォールソルト。さらにチューナーモンスター、月の同調次元者を召喚。このカードが召喚に成功した時、このカードをゲームから除外されたムーンナイト1体と同じレベルにできる。俺は半月のアラートを選択し、レベルを5に変更する。」
ダーク・エクゾード「何だと。」
春樹「レベル7の満月のサンドラドルにレベル5となった月の同調次元者をチューニング。天からの光を受け継ぎし伝説の騎士よ、新たな救世主となりてこの地に降臨せよ。シンクロ召喚。現れろ、救世月戦士セイヴァー・サンドラドル。」
ダーク・エクゾード「リバースカードオープン、罠カード、怨念の激痛。自分フィールド上にネクロドールがいる時、フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊し、自分の墓地からネクロドール1体を特殊召喚する。」
春樹「その時を待っていた。リバースカードオープン、カウンター罠、神の宣告。これでお前のキーカードは無効だ。」
春樹LP600→300
ダーク・エクゾード「馬鹿なっ、我の一手が打ち消されただと。何故人間ごときがこれほどの力を発揮できる。」
春樹「それは俺が人間界と精霊界の、みんなの想いを背負って戦っているからだ。本当の強さとは、相手の気持ちや痛みが分かる心の強さだ。他人を犠牲にしなければ生きられないお前が持っているのは、強さではなくただの横暴さだ。お前は全宇宙を征服しようとしたんじゃない。俺たちから希望を奪おうとした。だからこそ許せない。」
ダーク・エクゾード「ぐぬぅ、おのれー。」
春樹「セイヴァー・サンドラドルのモンスター効果、シンクロ召喚に成功した時、相手フィールド上のカードを全て墓地に送る。」
ダーク・エクゾード「馬鹿な。」
春樹「これが正真正銘のラストバトルだ。月暈のセレスティア、月王のフォールソルト、セイヴァー・サンドラドルでプレイヤーにダイレクトアタック。フルムーン・セイヴァー・ファイナルシュート。」
ダーク・エクゾード「この我が、人間ごときにいいいいいぃぃぃぃぃっっ。」
ダーク・エクゾードLP7000→0
春樹「(ついに、やった、ぞ。)」
春樹はその場に倒れダーク・エクゾードの魂は再び深い眠りについた。
それから3年の時が過ぎ春樹たちはプロデュエリストとしての道を歩んでいた。
亮太「あの後、どうなったんだ。」
春樹「ダーク・フローラが次のダーク・シャドーになって、精霊界と平和条約を結んだんだ。それに人間界にも、もう侵略はしないと約束してくれたんだ。」
亜琉瑠「でも春樹が無事で、本当に良かったよっ。」
林檎「そういえば、光の精霊と闇の精霊はどうしたの。」
春樹「俺が人間界と精霊界を救う使命を果たした事で、あいつらも全ての用事を終えて、今は精霊界で仲良くやってるさ。」
栄治「何はともあれ、平和を取り戻せてせいせいした。それよりも春樹、俺たちも決着をつけるぞ。プロになったとはいえ、まだお前とは決着をつけていない。」
春樹「ふっ、良いだろう。いくぞ。」
春樹&栄治「デュエル。」
俺たちの戦いの物語はこれからもずっと続いていく事だろう。
この世の誰もが挑戦者であり全ては未来へと完結していくのだから。
第300話終わり
ダーク・エクゾード「フフフフ、我が唯一の神であればそれで良いのだ。」
春樹「俺のターン、ドロー。星月のエイキュラの効果でもう1枚ドロー。速攻魔法、ムーンライト・フラッシュ。手札のムーンナイト1体を捨てる事で、デッキからカードを2枚ドロー。月の騎士(ムーンナイト)新月のカロールを召喚。召喚時に相手の場にいる表側表示モンスター1体を破壊する。俺はヘイトレッドを破壊する。さらにこの効果で破壊したモンスターの攻撃力500ポイントにつき1体、デッキからムーンナイトを墓地に送る。攻撃力2600のため5体を墓地に送る。」
ダーク・エクゾード「ヘイトレッドが破壊された時、相手フィールド上に存在するカード1枚を破壊する。よって右の伏せカードを破壊する。」
春樹「くっ、カードを2枚伏せ、ターンエンドだ。」
ダーク・エクゾード「我のターン、ドロー。どうやら決着がつきそうだ。」
春樹「(一体何を引いたんだ。)」
ダーク・エクゾード「呪詛人形(ネクロドール) フレットを召喚。リバースカードオープン、罠カード、憎悪の苦痛。我の場にいるネクロドール1体と相手の場にいるモンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターを破壊し、デッキからネクロドール1体を特殊召喚する。我はフレットと新月のカロールを破壊する。そしてデッキから呪詛人形(ネクロドール) アンガーを特殊召喚。1ターンに1度、自分の墓地に存在するネクロドール1体をゲームから除外する事で、このカードの攻撃力を倍にする事ができる。さらにフレットが墓地から除外された時、フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を破壊する。よって貴様の場にある真ん中の伏せカードを破壊する。」
春樹「(モンスター、魔法、罠。全てのバランスが完璧だ。だがあのカードさえ引ければ。)」
ダーク・エクゾード「バトルだ、アンガーでダイレクトアタック。」
春樹「リバースカードオープン、罠カード、聖なるバリア―ミラーフォース―。」
ダーク・エクゾード「無駄だ、手札から呪詛人形(ネクロドール) ダウトを捨てる事で、このターン自分フィールド上に存在するネクロドール1体は魔法・罠カードの効果を受けない。これでジェラスは無敵となる。ジェラスでダイレクトアタック。苦言の呪い。」
春樹「ぐわあああああああっ。」
春樹LP3000→600
春樹「ぐっ、だがこれでお前の攻撃は凌いだ。」
ダーク・エクゾード「まだ勝つ気でいるとは愚かな。分かっていないようだが、我はこの世で最強の神、誰もが届かぬ強さを持っているのだぞ。」
春樹「いや、分かっていないのはお前の方だ。お前は神なんかじゃない。何故ならお前は、本当の強さを知らないからだ。」
ダーク・エクゾード「何を言ってる。だが勝つのは我だ。リバースカードオープン、魔法カード、呪いの預言書。デッキからチューナー以外のネクロドール1体を手札に加える。我は2体目のダウトを手札に加える。次の我のターンで更なる展開を行えば、貴様は終わりだ。ターンエンド。」
春樹「(俺の手札は1枚、場には伏せが1枚のみ。次のドローで逆転のカードを引けなければ負ける。カード達よ、俺はお前達を信じる。)俺のターン、ドロー。(ありがとう俺のデッキ、ここまで俺を導いてくれたのは、いつだってお前たちだったよな。)魔法カード、満月の光来。自分の墓地にムーンナイトが5体以上存在する時、墓地のムーンナイトを全てゲームから除外する事で、デッキからムーンナイト1体を特殊召喚する。現れろ、月の騎士(ムーンナイト)満月のサンドラドル。」
ダーク・エクゾード「あの光は、かつて我を封印した忌わしき光。何故それを貴様が持っている。」
春樹「サンドラドルのモンスター効果。1ターンに1度、自分のゲームから除外されたムーンナイトを2体まで特殊召喚できる。現れろ、月暈のセレスティア。月王のフォールソルト。さらにチューナーモンスター、月の同調次元者を召喚。このカードが召喚に成功した時、このカードをゲームから除外されたムーンナイト1体と同じレベルにできる。俺は半月のアラートを選択し、レベルを5に変更する。」
ダーク・エクゾード「何だと。」
春樹「レベル7の満月のサンドラドルにレベル5となった月の同調次元者をチューニング。天からの光を受け継ぎし伝説の騎士よ、新たな救世主となりてこの地に降臨せよ。シンクロ召喚。現れろ、救世月戦士セイヴァー・サンドラドル。」
ダーク・エクゾード「リバースカードオープン、罠カード、怨念の激痛。自分フィールド上にネクロドールがいる時、フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊し、自分の墓地からネクロドール1体を特殊召喚する。」
春樹「その時を待っていた。リバースカードオープン、カウンター罠、神の宣告。これでお前のキーカードは無効だ。」
春樹LP600→300
ダーク・エクゾード「馬鹿なっ、我の一手が打ち消されただと。何故人間ごときがこれほどの力を発揮できる。」
春樹「それは俺が人間界と精霊界の、みんなの想いを背負って戦っているからだ。本当の強さとは、相手の気持ちや痛みが分かる心の強さだ。他人を犠牲にしなければ生きられないお前が持っているのは、強さではなくただの横暴さだ。お前は全宇宙を征服しようとしたんじゃない。俺たちから希望を奪おうとした。だからこそ許せない。」
ダーク・エクゾード「ぐぬぅ、おのれー。」
春樹「セイヴァー・サンドラドルのモンスター効果、シンクロ召喚に成功した時、相手フィールド上のカードを全て墓地に送る。」
ダーク・エクゾード「馬鹿な。」
春樹「これが正真正銘のラストバトルだ。月暈のセレスティア、月王のフォールソルト、セイヴァー・サンドラドルでプレイヤーにダイレクトアタック。フルムーン・セイヴァー・ファイナルシュート。」
ダーク・エクゾード「この我が、人間ごときにいいいいいぃぃぃぃぃっっ。」
ダーク・エクゾードLP7000→0
春樹「(ついに、やった、ぞ。)」
春樹はその場に倒れダーク・エクゾードの魂は再び深い眠りについた。
それから3年の時が過ぎ春樹たちはプロデュエリストとしての道を歩んでいた。
亮太「あの後、どうなったんだ。」
春樹「ダーク・フローラが次のダーク・シャドーになって、精霊界と平和条約を結んだんだ。それに人間界にも、もう侵略はしないと約束してくれたんだ。」
亜琉瑠「でも春樹が無事で、本当に良かったよっ。」
林檎「そういえば、光の精霊と闇の精霊はどうしたの。」
春樹「俺が人間界と精霊界を救う使命を果たした事で、あいつらも全ての用事を終えて、今は精霊界で仲良くやってるさ。」
栄治「何はともあれ、平和を取り戻せてせいせいした。それよりも春樹、俺たちも決着をつけるぞ。プロになったとはいえ、まだお前とは決着をつけていない。」
春樹「ふっ、良いだろう。いくぞ。」
春樹&栄治「デュエル。」
俺たちの戦いの物語はこれからもずっと続いていく事だろう。
この世の誰もが挑戦者であり全ては未来へと完結していくのだから。
第300話終わり