沖縄離島ふぉとぐらふ +Plus+

沖縄の写真を中心に、てきとーに記載しております。

南大東島の景色

2012-04-03 | 南大東島

沖縄の島は、どこもサトウキビの栽培が盛んなところが多いですが、この島の景色は、「本当にどこに行ってもサトウキビ畑だけ!」という印象が特に強いです。

上の写真は、この島で一番見渡しのよいとされる「日の丸山展望台」からの景色なのですが、本当に一面サトウキビ畑です。

そして、さらにこの島の景色の特徴は、「海が見える場所が少ない!」ということです。

島の周りは「幕(はぐ)」と呼ばれる高い崖にぐるりと取り囲まれていて、島にいるとちょうど「お盆」の底にいるような感じで、周りの海が見えないのです。

(上の写真は、「お盆」の淵から島の中央を望んだものですが、地平線の向こうに海は全く見えていません。)

 

サトウキビ栽培に関しては、日本ではあまり見かけない「ハーベスター」と呼ばれる大型の収穫機を使用するほど大規模で、私が訪れた3月は、その収穫の最盛期でした。(そのダイナミックな収穫風景については、また後日書きます。)

 

 


南大東島へ行ってきました

2012-04-02 | 南大東島
相当しばらくぶりの更新になってしまいました。

先日、久々の沖縄、しかも初めての「南大東島」へ行ってきました。

台風のニュースなどでたびたび話題になる南大東島。

一般の方はいざ知らず、周りの沖縄好きの仲間の間でも、大東諸島に行ったことがあるという人はほとんどおらず、前々からずっと気になっていた島でした。

大東諸島は北大東島と南大東島の2つの島(正確には無人のラサ島も大東諸島です)から成るのですが、両方の島を短期間で効率よく回るのは、飛行機の運行スケジュール上結構難しく、さんざん迷ったあげく、とりあえず面積が大きい方の「南大東島」をメインとすることにしました。

せっかく行くのだからと、4泊5日でスケジュールを組んだものの、「さすがに5日間では暇をもてあますだろう」と、行く前は心配していたのですが・・・・・・


・・・行ってみたら、空けてびっくり!
見所たくさん、やることたくさんで、5日間なんかでは足りないほどの充実した島でした。



詳しくは、また記事に書きますね。

ホームページ更新

2011-07-30 | その他
およそ2年ぶり!に、ホームページを更新しました。

◎ 宮古島の写真のページ

◎ 来間島の写真のページ

に、新しい写真を追加しました。

「新しい写真」とはいっても、昨年撮影したものですが…。


ずっと更新しようと思いながら、ようやく重い腰を上げました。(笑)






なお、この記事の写真は、来間島の猫の舌ビーチです。

宮古島の前浜ビーチの向かい(来間大橋を渡った下にある港の奥)にある、穴場の浜です。

来間島 長間浜

2011-07-25 | 来間島
宮古島から橋を渡ってすぐの来間島にある長間浜(ながまはま)です。

宮古諸島のビーチを、
※ 海の中を楽しむ(シュノーケリング等で)ビーチ

※ 浜からの眺めを楽しむビーチ
に分けるとすると、長間浜は後者かもしれません。

サンゴ礁や魚の大群を見ようとすると、海の中をあちこち探し回る必要があり、少々大変ですが、一方で陸(浜)からの海の眺めは抜群です。


手前の古くなった石灰岩の岩場と、奥の方の白砂の海底のコントラストがはっきりしていて、見ていて本当に飽きません。
(写真には写っていませんが、浜の白砂も美しいです。)


この写真は、レンズにPLフィルターを使用して海の表面の乱反射を除去しているため、実際に目で見るよりも海の様子がくっきりと見えますが、
類似した効果を持つ偏光レンズのサングラスをかけてこの海を見ると、本当にこんな感じに深い色に見えます。

久々の更新

2011-06-11 | 宮古島
1年以上更新が滞っていましたが(^_^;)、久々にアップします。
(記事のアップの仕方、以前より便利になっているみたいです。)


沖縄は早々と梅雨明けですね!
観測史上最も早い梅雨明けとのこと、関東も梅雨明けが例年よりかなり早いかも??


写真は、宮古島前浜ビーチ。昨夏のものです。
魚眼レンズで遊んでみました。


今夏は沖縄へ行くのは無理そうなので、過去の写真でも整理して楽しむことにします。

海の見えるファミマ

2009-11-30 | 沖縄本島
沖縄本島には、こんなナイスな休憩所があるコンビニがあるんですね…。


その名も、ファミリーマート「セーファウタキ前店」。
(セーファウタキ(斎場御嶽)とは、沖縄最大の拝所で、世界遺産の一部に登録されています。)




店の裏が芝生になっていて、東屋風の休憩所からは、遙か太平洋が見渡せます。








眼下に広がる海を眺め、涼しい海風に吹かれながら、こんなところでビールでも飲んだら最高でしょうね。。。

気根から幹へ

2009-11-19 | 加計呂麻島
前回の記事で書いた、ガジュマルの気根が幹になっていく過程について、於斉のガジュマルがちょうどいい例を見せてくれていたので、写真を撮っておきました。




(1)まず、こちらが「気根」です。枝からこういうものがいくつも垂れ下がっています。



(確かに「根っこ」っぽい感じがあります。)





(2)気根は、年月とともに、太くなり、いつの間にか下に伸びる枝の束のようになっていきます。



(かなり複雑にからみあっています。もはや「根っこ」という感じはしません。)




(3)地面に達した気根。そして今度はここから地中に根を張ります。



(地面すれすれのこういう状態のものを見つけるのは難しいです。)



(4)そして、最後には、このような立派な幹になります。







(1)~(3)は、すべて同じ1本のガジュマルの木(4)の別々の部分です。

1本の木で、成長の過程がよくわかる、博物館のような於斉のガジュマルの樹でした。

於斉の巨大ガジュマル

2009-11-19 | 加計呂麻島
足を骨折と仕事の忙しい時期が重なって、1か月も更新しておりませんでした…。

その間に、一気に寒くなり、さすがに冬服を出しました。(笑)
今年は(も)紅葉を見に行かないまま秋が終わってしまいそうな勢いです。。




さて、写真は、加計呂麻島の於斉(おさい)という集落にある巨大なガジュマルの樹です。


ガジュマルの樹は、上から滝が流れるような幹が印象的ですが、これは、もとは「気根」といって、空気中の水分などを吸収する、“地上の根っこ”だったものです。枝から垂れた無数の気根は、鍾乳石のように、やがて地面まで届き、それがそのまま幹のように変化して、こんな風に滝が流れたような枝振りになります。

(成長の過程はこちらをご覧ください。)











神々しいほど巨大なガジュマルの樹でしたが、実は、この樹は先代の樹が枯れた(倒れた?)後の、2代目の樹で、先代はもっとすごい樹だったそうです。両手を広げて周囲を囲むのに、大人何人がかりだったとか…。



ちなみに、沖縄地方では、ガジュマルには「キジムナー」という妖精が棲むといわれていますが、この加計呂麻島のある奄美地方では、ガジュマルには「ケンムン」が棲むといわれています。

“いたずら好きで、ガジュマルに棲む、赤い髪の子供の妖精”という共通点は、沖縄と奄美の文化のつながりを示す、とても興味深いものだと思います。

ホノホシ海岸

2009-10-19 | 奄美大島
奄美大島南部にあるのホノホシ海岸。



漬け物石サイズの大きいものから手のひらサイズの小さいものまで、波にもまれて丸くなった石が一面に広がる、少し珍しい風景の海岸です。



耳を澄ますと、カラカラカラっと、波が押し寄せるたびに洗われる石たちが、心地よい音をたてていました。




ムーンライトマラソン

2009-10-09 | 伊平屋島
伊平屋島では、毎年「ムーンライトマラソン」というイベントが行われています。

秋の名月の夜に、フルまたはハーフの距離を走るというもので、島外からも広く参加者を集め、島をアピールする一大イベントとなっているようです。




港の正面にある石油タンクには、イベントをアピールする大きな絵が描かれていて、港に入るフェリーからもよく見えます。

これを撮ったのは今年の8月下旬ですが、開催日の日付が昨年のままアップデートされていないのが、のんびりしていてまたイイです。(笑)
(今年は中止かと思ってしまいました…。)

伊平屋島

2009-10-05 | 伊平屋島
伊是名島からさらに北に位置する伊平屋島(いへやじま)。

沖縄最北端であるこの島の中でも、一番の最北端の岬に行けば、鹿児島県である与論島よりも北にいることになります。




伊是名島が、琉球王統第二尚氏の始祖尚円王金丸の生まれた島であるのに対し、
こちらの伊平屋島は、第一尚氏の始祖尚巴志の祖父の出身地とのこと。


どちらの島も、地理的に近い本島北部にある「国頭郡」ではなく、遠く離れた本島南部と同じ「島尻郡」に属します。

というのも、琉球の王家にゆかりの深い島ということで、これらの島は首里王府の直轄であったため、その名残から、今でも本島南部と同じ「島尻郡」に属するとのこと…。

歴史の力は地理的な距離を超える…ということでしょうか。






上の写真は、島の中心部の「腰岳」の展望台からの撮影です。

島のメインの港から、舗装された山道を車で登ること十数分。

東西に細長い島なので、展望台からは、東と西の両側に海が望めます。


上の写真は、東側。
立派な三角の入道雲の下には、本島北部のやんばるが広がっています。

加計呂麻バス

2009-09-25 | 加計呂麻島
昨日、NHKの「にっぽん紀行」で奄美諸島の加計呂麻島のバスの取り組みが取り上げられていました。

番組名は、「みんなのバスが走る島」~鹿児島 加計呂麻島(かけろまじま)~

いったんは経営に行き詰まって倒産になりかけたバス会社。島民の生活の足としてなくてはならない路線バスを存続させるために、現社長が自ら借金を負って会社を買い取り、再建を決意。しかし、それでも続く経営難に立ち向かうため、島の魅力をアピールするバスツアーで観光客を呼び込むことを決断。
そして、社長がツアーのガイド役として白羽の矢を立てたのが、内地からIターンで島に移り住んだ新人運転手…。その成果やいかに?


…といった内容の番組なのですが、番組に出ていたガイド役の新人運転手さん、実は、私が7月に加計呂麻島に行ったときにたまたま乗せてもらったバスの運転手さんでした!


そのときは、まだ上記のバスツアーを始める前で、ガイドのいない普通の路線バスとして乗ったのですが、乗客が私一人の貸し切り状態(!)だったので、運転をしながら、まるでプライベートガイドのように、島のことをいろいろ説明していただきました。

さすが、島が好きで内地からIターンで移り住んだ方なので、かゆいところに手が届くというか、島好きのナイチャー(内地人)のツボを押さえているというか、とにかくこちらの知りたいことを的確に教えてくれるのです。


短い時間でしたが、路線バスでこんなに楽しいふれあいの旅をしたのは初めてでした。




番組を見て、あの方ならバスツアーのガイド役にぴったり!…と思いっきり頷いてしまいました。







次回も必ずバスに乗ります!

がんばれ加計呂麻バス!!




【2009.9.27追記】
上記番組は、NHKオンデマンドでも観られるようです。

陸ギダラと海ギダラ

2009-09-23 | 伊是名島
沖縄本島北部の離島、伊是名島(いぜなじま)。

那覇空港から1時間半ほどかけて高速バスで名護まで向かい、さらに名護からタクシーで20分ほどの運天港という港まで行き、そこから船に乗って1時間…。

すぐ隣の伊平屋島(いへやじま)とともに、那覇から船に乗るまでのアクセスがあまりよくないため、本土からの観光客が少なく、「沖縄県内に住んでいる人たちが遊びに行く島」という印象を受けました。




上の写真は、伊是名島の象徴ともいえる「陸ギダラ」と「海ギダラ」。

「ギダラ」とは、切り立ったガケなどを意味する言葉で、写真手前の大きい方が「陸ギダラ」、中央の海の中から切り立っているのが「海ギダラ」です。















平坦な伊是名島の中にあって、ひときわ力強く目立つ存在の陸ギダラ。

近くで見ると、圧倒的な存在感で、神々しいものがあります。

古宇利大橋

2009-09-03 | 沖縄本島

奄美の方はしばらく置いておいて、また沖縄方面の写真に戻ります…。


沖縄本島北部から橋でつながっている屋我地(やがじ)島。

その屋我地島から、さらにその先の古宇利(こうり)島にかかる橋が、上の写真の古宇利大橋です。

島と島の間の水深の浅いサンゴの海をまっすぐに延びる橋は、天気がいい日には最高の眺めになります。




橋の途中での駐停車は禁止だと思いますが、橋のたもと(屋我地島側)には展望用の駐車スペースがあり、ちょっとした休憩を兼ねて橋を眺めることができます。

下の写真は、干潮時に橋の下をくぐって展望所とは反対側の波打ち際まで行って撮ったものです。


橋からの眺めもよし、橋そのものの眺めもよし…です。










古宇利島には、現在、本島に直接つながる2本目の橋も建設中で、これが完成すれば、
美ら海水族館のある本部半島から、古宇利島・屋我地島と経由して、本島北部の辺戸岬方面へ
…という新たなドライブコースになるのではないでしょうか。

島イヌ

2009-08-31 | 与路島
前回のヤギに続いて、今度はイヌです。


老齢なのか、歩き方がちょっとつらそうでしたが、おとなしくて利口そうなイヌでした。



鎖につながれずに気ままに暮らしている島のイヌは、
遊びたいときには行きたいところに行き、
休んでいたいときは自分で木陰を探して昼寝をする・・・

・・・まさに「自由な生活」です。