先週の土曜日は、三軒茶屋にて「エコな住まいと暮らしのシンポジウム」が
開催されました。
そのイベントの中で、「世田谷区環境表彰授賞式」が行なわれ、以前より
いろいろな活動を視察させていただいている「世田谷アドベンチャークラブ」
(代表:川本茂さん)が表彰されました。
私は、川本さんから学び、議会質問で、「区立小学校の校庭に田んぼを復活
させ、田植え体験をさせてはどうか」と取り上げました。
お米を作ることの大変さを知ることで、お米が食べられることへの感謝の
気持ちを育て、食べ物と日本の農業を大切に思える子どもを育てるべき、
という想いで質問しました。
その結果、現在では、世田谷区立小学校の間で、相当数、田んぼの復活
が進んでいます。
祖師谷小学校の田んぼの様子⇒2006年10月8日のブログ
こうした区民の方々の活動が成果を上げている、これが世田谷らしい姿
の一つだなぁ、と思います。
以下、、「世田谷区環境表彰授賞式」で受賞された方々です。
■環境美化部門
・上北沢桜並木会議
上北沢駅前にある桜並木の保存活動を8年間継続。
上北沢周辺の出来事や地域の歴史・文化を探り、情報発信も。
・フラワーランド園芸ミニレデイ
区内施設4カ所の植栽や花壇の管理・支援を行なっている。
■省エネ部門
・米沢電気工業株式会社 東京支店
省エネ・創エネ設備を導入。(太陽光発電システム、LED照明等)
■みどの建物部門
・大塚武さん
平成7年指定の保存樹木である高木(クスノキ)を取り込んだ建築。
■環境保護・啓発部門
・小林義忠さん
ホタルの飼育と(地元の町会、自治会主催の)鑑賞会。
ホタルを通じて、命の大切さを子供たちに提供する環境教育。
・世田谷アドベンチャークラブ
区立の保育園、小学校の敷地内に田んぼを作り、稲作を子供たちに指導。
祖師谷小学校にて、田んぼに太陽光発電システムを設置、雨水の循環、緑のカーテンを作るなど、児童の環境教育に多大な貢献。