つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

今週は地元ネタじゃあ!

2007-11-08 17:23:33 | おしゃべり
さて、第918回であります。


扇:先週、木曜日に記事を上げるのを忘れたSENでーす♪

鈴:「♪」つけるような話じゃないぞと突っ込むLINNで~す☆

扇:気付けよ、てめぇっ!

鈴:木金は出張で松江に行っとるって言っとったやろっ!!
とは言え、こんな時期にあんなところに行くもんじゃないな。
風邪引いちまったし(T_T)

扇:そんな昔のことは覚えていない。
で、そんなに寒かったのか? 松江。

鈴:先週がそんなに昔とは言えんぞ。
まぁでも、松江が寒かったと言うより、高速バスの中が寒かったってとこかな。
頼むから暖房つけてくれ、って言いたくなるくらいだったし、隙間風まであって余計に寒かった。
会議のあったホテルの会議室も暖かくなかったからなぁ。

扇:どさ回りも大変だねぇ。
俺は久々に明日休みだから、
非情なまでに元気だぞ。
あ~、酒が美味い。

鈴:まぁ、昔ほど頻繁に出ていくことはなくなったけどな。
しかし、飲んでんのか……こんな調子でなけりゃ私も飲んでんのに……(T_T)

扇:いやぁ、今日の酒は本当に美味いなぁ~♪

鈴:なんかすでに酔ってるみたいだからこれ以上壊れる前にWikiに行ったほうがよさそうだな。


『Wikipediaに聞け!』


扇:ぷはぁ~。
とゆーわけで、今週のWIKIはどっかの方言です。
あー、酒が足りん。

鈴:どっかってタイトルに地元ってでかでかと書いてんだから、常連さんには丸わかりだぞ。

扇:そだねぇぇぇ~。
と言うわけで、常連さんは御存知の通り、地元香川の方言、讃岐弁が今週のネタです。

鈴:うわっ、まぢで酔っ払いモード入ってる……。
しかも香川って大学のとき4年間いただけだし、地元とは言えんぞ。

扇:うわぁ、素で返されたぁぁぁぁぁ~~~~~。
zzz……。

鈴:寝るなぁぁっっ!!(げしげし)
起きてはよ今週のWikiの宣言をせんかぁっ!

扇:はいっ、寝てます! 起きてません、教官殿!
ん? 逆だったかなかなかなかな……。
すったもんだがありましたが、今週のネタは、今は住んでないけど一応地元の方言――広島弁です、ヒック。

鈴:思いっきり逆じゃぁ!
しかも王様モード込みとは……なんか本気で酔っ払い状態みたいだな。
で、今週のWikiネタ、広島弁……というと広島県全体という感じですが、Wikiにもあるように福山市など岡山県に近い地域と、広島市を中心にした地域でけっこう違うので、主にここでは広島市中心の安芸弁がメインです。
えーっと、今回も見出しは……なんかWikiも単語紹介がメインだからなくてもいいな。

扇:紹介されてる単語だけで、1、2、3……10……今、何刻だい? ってぐらい沢山あるので、見出しは必要なさそーだねぇ~ねぇねぇねぇねぇ~。
これ全部解説するとなると今回の記事だけではスペースが足りないので、次回から『つれづれ読書日記』は『方言研究室』と名を改めましてぇ――。

鈴:そうそう、作品の書評を全部広島弁で……って誰がやるかっ!!
んなことやったらただでさえ少ない読者が逃げていくわっ!!
げに、Wikiに載ってる単語は確かに多いなぁ。いくつか……つか、けっこうこれは使ったことがないってのもあったりするな。

扇:さりげに凄まじい自虐発言だな。(素面)
つーか、予告もなしに広島弁使ってんぢゃねぇよねぇよねぇよ~♪
「げに」なんて、県外の人にはまず間違いなく通じないぞぉ。

鈴:……そういや、そうだな。あんまり考えないようにしよう。悲しくなるから(爆)
通じんわなぁ。Wiki曰く「げに=ところで」になってます。
これ、県外のひとと話してても、何気に出てくるから、けっこうタチ悪いんだよな。
他にもこの手の単語ってしっかりと説明書いてあるな、Wiki。

扇:俺はまったく出ないぞぉぉぉ、広島弁~。
讃岐にいる間に捨てたからな。
自然に出てしまう単語として、「えいがにいかん」とか「ほいで」なんかも挙げられてるねぇ……それにしても、酒が美味いぃぃぃ。

鈴:相変わらず地元意識の薄いやっちゃなぁ。
私は……まぁ、実際に広島に戻ってきたから、ふつ~に出てしまうけどな。
そういえば、経験上、これは標準語の意味ではなかったのがわかったのは、「たちまち」だな。

扇:つーかぁぁぁ、暑すぎない県ならどこで生きてたっていいも~ん。
「たちまち」は標準語にも存在するが、広島弁だと、つなぎの言葉に変化するからなぁなぁなぁなぁなぁ……。(エンドレス)
似たような単語に、「つまらん」があるね。
標準語だと、「面白くねぇぇぇ(byザン・デン)」の意だが、広島弁だと、「めげる」の意味にもな~る。

鈴:「めげる」も広島弁だから、それだけじゃ「つまらん」の意味はぜんぜん通じんぞ。

扇:じゃっかぁしゃい! 「めげる」は標準語じゃあ! そがいなつまらんことばーよーったら、しごうするぞ!
(久々に使いましたが、本当に汚いですね……広島弁。
ちなみにSENは、大学入学初日で県外の人にかけるつもりのない脅しをかけ、それ以後、標準語に直すことを決めました。
いや、ドアぶつけてきたのをちょっと注意しただけなんですが……引いてたなぁ)


鈴:捨てたぁゆうてぶち使ぅとんじゃなぁかっ!!
(注:ちなみに上記は、「うるさい。「めげる」は標準語だ。そんなくだらないことばかり言っていると殴るぞ」
「捨てたと言いながら思いきり使っているではないか」です。ちなみに「めげる」は「壊れる」の意味です。)


『今週の一冊』


扇:酔いも冷めたので、普通に参りましょう。
今週の一冊は、以前クロスレビューで紹介した『バイトでウォーザード パスワード入れろよ、とCPS3は言った』です。

鈴:誰がアーケードゲームをするのにバイトを雇うかっ!!
二重に金払ってもったいないことこの上ないぞ。
やり直しっ!

扇:では、気を取り直して。
今週の一冊は、以前クロスレビューで紹介したような気がする、『バイトでウォーターハザード 一打罰でフェアウェイに戻せ、とキャディは言った』です。

鈴:バイトでウォーターハザードなんて給金出さんぞ、私は。
……ってそれも違うっ!
次! 三度目の正直っ!

扇:では、今度こそ真面目に。
今週の一冊は、以前クロスレビューで紹介したんじゃないかな? と思う、『バイトでバイオハザード 時給は高いけど補償はなしね、と雇い主はほざいた』です。

鈴:「二度あることは三度ある」にすんなぁぁぁっ!
……ったく、なんでバイオハザードなんだよ……って、なんか中身を考えるとあんまりシャレになってないな、そのネーミング……(笑)

扇:確かに、本の内容を考えると、全く違和感がないな。
兄妹二人がラスで対決する奴も、タイラントみたいなもんだし。

鈴:あー、なんかいたなぁ、反魂やられて化け物にされたヤツだったっけか。
しかし、2巻の自分のレビューを見ると、2冊目もOKって書いてあるのに、3巻以降ぜんぜん読んでないな(爆)

扇:そうそう、復活したと思ったら化け物でしたなあいつ。
俺は三巻までまとめて買ったんだが……この一巻で萎えたな。
あの風紀の二人組がどーにもならん。豊花もあんま好きじゃないし。
お前さんの二巻のレビュー見てから、さらに続きを読む気が失せた――南無。

鈴:風紀の二人組は……まだ1巻は眉をひそめる程度ですんでたんだが、2巻は……。
よくあれで退学にならないと本気で思えるくらいろくでなしだもんなぁ。
しかし、せっかく買ったのに読んでないとはもったいない。精神修行だと思って読んでみたらどうだ?(笑)

扇:一巻の時点でも、かなりアレだと思うぞ。
間接的とは言え、こいつらのせいで京介死ぬしな。
二巻ではもっとひどい状態になるとあっては、精神修行どころか苦行じゃわい。

鈴:苦行だから精神修行になるんじゃないか。
体力使うわけじゃない……使うか……。
う~む、かの「恋愛中毒」とどっちが苦行だろう……(悩)

扇:ある意味、究極の選択だな。
でも人気あるんだよね、このシリーズ。
イラストがいいって意見は置いとくとして、ギャグが面白いってのは……どうなんでしョ?
これだけ話が暗いとむしろブラックジョークの方がバランス的にいいと思うんだが、微妙に笑わせようとしてモロにすべってると言うか、毒だらけの話にちょっとした息抜きを入れたつもりが砂漠にスポイトにしかなってないと言うか……ま、俺に言わせりゃ単なる添え物で作品の魅力になってるとは思えないねぇ。(毒毒毒っ!)

鈴:1巻読んだときのギャグ……というか、ギャグではない文章のアクセントはいいと思うが……ホントに笑えるギャグって、いま思い起こしてもあったっけなぁ……(爆)
まぁ、実際、ギャグがおもしろかったとは書いてないな、私も。
しかし……相変わらず、毒まみれでこき下ろしてんな。

扇:だって暗いんだもん、この話。
京介はいかにもな死者に引きずられて生きてる奴だし、豊花はワガママっぷりが鼻につくウザイ小娘、風紀二人組は弱者のコンプレックスを権力で払拭しようとするクズ共、で、今回のキーパーソン二人は、ハナっからヘタレな奴に土壇場でヘタレと化す奴――ロクな人間いないじゃん。
しかも、この話、ほとんどなし崩し的に事件が終わって、とりあえず日常が戻ったから、ま、いっか~、てな終わり方してるんだぜ? 何も解決してねぇのに、何だその無意味に幸せそうなツラは。
ん~……過去記事より、数段毒が増してるなぁ。何故だろう……。

鈴:……まぁ、キャラ分析の話は否定できる要素があんまないなぁ。
もっと言えば、風紀委員連中だけは、クズってのに大賛成、と言うか否定できるヤツがいたら見てみたいくらいだな。
しかし、確かこの作品「第6回角川学園小説大賞〈大賞〉受賞作」だったはずなんだがなぁ。

扇:大賞……ま、お前さんの言う通り、文章はしっかりしてるとは思うが……。
あー、もう一つ気になるところがあったな、光流脈使いの設定だ。
よーするに、魔法を使う正義の味方ってことになるんだろうが、よく考えると、ただのカルト教団なんだよな、こいつら。
つーか、一巻、二巻どっちの事件を見ても、こいつらが諸悪の根源のような気がするのは俺だけか?

鈴:1巻はいまいちよく憶えてないが、2巻は完全にあの腐れ風紀に権力持たせる原因になったのは、光流脈使いのだもんなぁ。
確か、研究室から逃げたかなんかした実験動物だったはずだし。
……う~む……もともと光流脈使いって、いわゆる瘴気みたいなのを消滅させる術者みたいな感じだったはずなんだが……なんか、昔噂になったが、ウィルスを自前で作ってたウィルス対策ソフトメーカーみたいな感じだな(ちょっと違う(笑))

扇:まさに本末転倒だな。
下手に力を持つと、正義を掲げてろくでもないことをするようになるってのは、どこの組織も同じだがね。
ま、結論としては、俺はスニーカーとは致命的に相性が悪いってことになるんだろう。

鈴:それはこっちも一緒だがな(笑)
……ところで、いま気付いたんだが、この作品の正式タイトル、まだ言ってないぞ。

扇:!Σ( ̄□ ̄;)
えーと……今週の一冊は、『バイトでウィザード 流れよ光、と魔女は言った』(著者:椎野美由貴)であります。
いやぁ、今週もつつがなく終わったねぇ。(棒読み)

鈴:恙無くか? ホンットに恙無くか!?


to be continued……



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