白秋ながや文庫

日々の徒然。

夏の思い出話し~ハムの話し

2017年07月15日 | 日記

夏は泳げなくて、浮き袋で挑戦したり、足ひれや水抜きのついた水中メガネ、シュノーケルそろえたものの足のつくところで水遊び。生まれ育った家の前に矢部川河川が流れており、水の底まで透明な川がありました。柳川の川くだりの1キロ上流です。今頃は蛍が夜は飛び舞い、昼はクマゼミ(わしわし)、油蝉、ニイニイゼミ、がなき、カブトムシやカミキリムシ、ギンヤンマ…虫、虫とりの名人でしたよ。

毎年、阪大の調査研究隊が前の川で蛍の生態を調べにきてはお茶菓子とお茶を店の中のスペースで母がのんびりだしていました。

実家は400坪ぐらいしかない土地に裏の離れと表は昔ながらの田舎の雑貨店で店の前には郵便ポストがあり、タバコの看板がある…昭和の雑貨やでしたから今のイメージではスーパーのようなコンビにのような品揃え。たまにの店の手伝いのおかげで授業ではノートを書かないで答える記憶力少年でしたよ。

裏の離れの6畳間で僕の部屋は足の踏み場のない研究所状態。試験管、ビーカー、アルコールランプ、顕微鏡、反射式天体望遠鏡、テスター、半田ごて、抵抗、コンデンサー、トランス、工具類…近所の人から依頼を受けたラジオ修理のむき出しの基盤。(小学校高学年から中学ごろまでは)手塚治虫漫画好きの理科少年でした。

高校の頃はHAM(アマチュア無線)にはまり、朝は北米、昼はオセアニア、夜はヨーロッパ、アフリカ、深夜に南米と1日で世界旅行気分でした。

日本交通公社の6ヶ国語トラベル本を3冊用意して(10数ヶ国語の母国語対応、挨拶程度のラバースタンプ会話をするための虎の巻)大圏地図(フライト地図にも使う)付のローテータースイッチ(部屋から外のタワーの上にあるモーター設備でビームアンテナを目的方向に向けるための遠隔装置画面)を振り、ログ(通信業務日誌)と世界時計(全世界の時差を判断するためのもの)と用意して、壁に貼った日本地図と世界エリア地図二つ(交信した国々にマーキングしてある)をにらみながら、前面ラックに無線通信設備が収まっており、送受信機を調整して、ヘッドホンをつけ、目的周波数をワッチ(チューニングサーフィン)して雑音の中からコール信号

をゲットするか、空き周波数をチャンネルチェックしてからマイクに向かって不特定多数に向かってコーリング。

たまには…ビーミングトウ何々…エスペシャリイルッキングフォー何々(大陸名指定とか国指定したり)そんな感じで挨拶、了解度、信号強度、温度、天気、発信位置紹介、無線設備、交信証明書(カードやエアメイル)交換確認、雑談(風土風物紹介など)、ファイナル(挨拶)。僕の実家は郡部だったので国際通話表(アルファ、ブラボー、からズルーまで和文通話表では、いろはのい、ローマのろ、はがきのは…のような)ではアルファベット表記でアドレス紹介が長くなるので当時、柳川市に私書箱13豪(p.obox13)を持っていました。たまに外人が尋ねてきていましたよ。以上マニアックな思い出話でした。

そういえば妹が中学生のころまで隣の部屋でした。

彼女はテニスにピアノ、英語、華道、茶道、が得意で僕とは違い文武両道使いです。

彼女が夏場に別部屋でピアノを弾いていましたが僕は聴きなれていたので、僕の部屋のドアを開けっ放しでヘッドホンでハワイの局と交信していたら日系人の人でしたがお前はマナーが悪いと言われて、なんですか?聞いたらピアノのバックノイズが聞こえてうるさいとのことでした。あせっていたら、ローカル局の大御所の先輩ハム局がタイミングよく「ブレイク!」と入ってきてくれた、あなたも日本が故郷なら日本の文化や住宅事情をわかりますよね?と知っての通り日本家屋は紙と木の建築でうなぎの寝床、ウサギ小屋が多い。すなわち、自然の音や鳥のさえずり、ししおどし(水の情緒を楽しみ)は知っていらっしゃるでしょうハイでインテリなあなたなら(ドウ ユウ ノウ…ハウユーリードミー?)とか説明してくれて助けてもらったことがあります。相手局もプライドがあり文化は知っていると悪かったと言ってくれた。

そのかたは八女市の無量寿院の大僧正のJA6AS局(大先輩)こと三浦長栄氏だった。彼の

話は面白かった。檀家の墓に無線小屋を建てたとか?ソノ部屋に訪問したとき驚いた!プレハブの部屋には、りっぱな設備とあと若い女性のポスターパネル(ポーズをきめた…ード写真)

高校生の僕には衝撃でした!あと本堂には自分が亡くなってもお経を流せるような立派なオーディオシステム設置してあり、当時テレビでも話題になった自動鐘突き機の寺の鐘(定時になるとお寺の鐘が自動的に作動するシステム。)昭和48年~52年ぐらいの記憶。ビックリ!

九大の話、修行僧時代の裏事情(お酒、般若とう?)や昭和28年だったか大洪水のときのハムの活躍の話とか、当時、入れ歯使用のため、発音が抜けてスペイン語圏のハムに好印象をもたれるとか。がばり、すごか、おっしょうさんたい!(柳川・久留米弁では宮中言葉の特徴でRが入っている…例えば佐賀弁とかはRの発音が抜けている。がばいになる。他もRの発音がない)

…話を戻すと妹の英語力は中学生の時からネィティブ?だった。僕が代表だった柳川DXハムクラブ(柳川ロングディスタンスアマチュアレデオクラブ)JA6ZRXで3年生の妹にスプリクトを教えたら初めてなのに外国局がパイルアップ状態(犬たちが餌を競い合うような感じ、蜂の巣をつついたような状態)人気者でびっくりしました。日本局も女性が少なかったからかな?そんな話を書いていたら朝になりました。寝ます!

ガスバチーン、シリョリータ、セニョリータ…ダスヴィダニア、チャオ、アスタラビスタ88(ラブ&キッス)Sayonara(こんな感じです。…いつもありがとうございます。おやすみなさい)深夜の熱弁、朝のシラケ話でした。


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