ただいま創業準備中!

お客さまのお役に立つ、真の金融サービス会社創業を志す某証券マンの日々

今の子供は107歳まで生きる!?

2017-01-29 09:04:11 | 日記
先週は3つのセミナーに行ってきました。それぞれ違う目的で行ったのですが、今日はその中から1月22日に開催されたETFセミナーについて書きます。

「人生100年時代のマネープラン~東証ETFで長期投資~」というタイトルでしたので、そもそもの目的としては改めてETFについて勉強するつもりで参加したのですが、ETFの勉強もさることながら、今後の人生や生き方についてたくさんの学びを得ました。

この日のセミナーは2部構成で、第1部がGMOインターネットの熊谷社長、マネーフォワードの辻社長、ワーク・ライフバランスの小室社長によるパネルディスカッション、第2部はモデルの延時さん、ファイナンシャルプランナーの深野さん、イデア・ファンド・コンサルティングの吉井社長と資産運用会社の方々のパネルディスカッションでした。

まず話題になったのが、昨年秋に刊行された「ライフ・シフト」という本についてです。「100年時代の人生戦略」と副題に記されており、長寿化時代の人生について書かれた本です。この本の冒頭に出てくるのが、「2007年に生まれた日本の子供の半分は107歳まで生きる」です。107歳!?どんだけ長寿なんだ!?と突っ込みたくなりますが、今後は今の大人にとっても相当な長寿を前提に考えていかねばならない時代なのです。

それだけ人生が長くなると生きてるうちに様々な変化が起こりますが、「資産」がとても大切になってきます。いわゆる「お金」という資産だけでなく、「無形資産」(生産性資産、活力資産、変身資産)が必要だとのことです。例えば、スキルや知識、健康、家族やパートナー、多様性に富んだ人的ネットワーク等といったものが「無形資産」にあたります。

AIやIOTの進歩によって、ある日突然職種ごと仕事がなくなるなんてことがあり得る時代です。確かに「お金」だけでなく「無形資産」をしっかり形成していくことが大事だろうと思います。

さらに熊谷さんから手帳の活用のお話がありました。夢の実現のためには、手帳に夢を書いて、それを将来年表に落とし込む、そしてそれを達成するための目標を毎年、毎月、毎週、毎日に落とし込んで、日々それをコツコツやっていく。そうやって、暇さえあれば手帳を読み返して潜在意識にまで浸透させていくことが、夢の実現につながるとのお話でした。「一冊の手帳で夢は必ずかなう」という本を書いておられ、早速購入して読んでいます。

小室さんのお話も示唆に富んだ内容でした。特に女性の生涯賃金について、専業主婦になってパートで働いたと時の賃金と、3回の出産と産休から仕事復帰した場合の生涯賃金では5,000万~2億円も違う!(もちろん産休→復帰の方が多いです)とのお話にはびっくりしました。僕もこれからの仕事では、特に女性の資産形成を支援していきたいと思いました。

また、個人的には、イデア・ファンド・コンサルティングの吉井さんがパネラーとして登壇されていたのがとても嬉しかったです。助言方式の資産運用アドバイザーの先駆者として、ますますのご活躍を祈念しています!


他にもとても学びの多い1週間でした。引き続き、学びを継続しながら実践していきます。

リーダーに必要な条件とは?

2017-01-21 08:06:09 | 日記
先日、ある証券会社のトップの方のお話を聞く機会がありました。今年の相場展望の後に話されたのは、「リーダーに必要な条件とは」でした。

印象に残ったことは、
トップになるには「運」が必要とのことですが、同時に「運」は努力した人にしかこない、「運」は人が運んで来てくれるもの、したがって人との出会い、人間関係を大切に、目標は小さくても大きくても大して変わらない、リーダーは明確な意思と高い目標を持つことが必須だとのこと。

また、、成功した人は長く努力をした平凡な人、努力を続けた人である、今の考え方や行動が未来を決める、不本意な時に逃げることなく向かっていると誰かが助けてくれる、とのことでした。

そしてこの日のハイライトは「プロとアマの4つの違い」。

①プロは高い目標を立てることができる⇔アマはそこそこの目標に留まる

②プロは約束を守る。約束を守るとは成果を出すということ⇔アマは結果を出さずいいわけばかり

③プロは徹底的に準備する。だから成功する⇔アマは準備をしないか、準備が甘い

④プロは自らすすんで代償を払う。自分にしっかりお金をかける。時間とお金を厭わない

そして、努力は必ず報われると信じている!

僕は必ず「プロ」になる!と強く誓いました。


報告が遅くなりましたが、シニアPBの最後の学科試験、無事合格しました!あとは最難関、筆記試験が4月にあります。引き続き、勉強してまいります。

投信ブロガーが選ぶ!ファンドオブザイヤー2016が開催されました

2017-01-14 22:45:47 | 日記
本日、「投信ブロガーが選ぶ!ファンドオブザイヤー2016」が開かれました。都合により参加できませんでしたが、速報がアップされていたのでお知らせします。

「投信ブロガーが選ぶ!ファンドオブザイヤー2016」とは、一般の投資家の目線で常に考え、ブログを書いている投信ブロガーたちが支持する投資信託を選ぶイベントです。

販売会社サイドではなく、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが選んでいるので、個人が投資信託を検討する時に参考になると思います。

びっくりしたのが、金融庁の森長官からメッセージがあったとのこと。さすが森長官!とても画期的なことだと思います。メッセージは、個人金融資産の半分以上が預貯金に眠っており、安定的に伸ばしていく資産形成が必要なこと。そのためには、長期・分散・積み立て投資の普及と販売会社の徹底した顧客志向の業務運営(フィデューシャリーデューティー)の確立・定着を進めていくことが大切との内容だったようです。

僕は、森長官の主張はまったっくブレないし、改革者であり、素晴しい長官だと思います。

上位にランクされた投資信託は、第1位が「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」、第2位は「たわらノーロード先進国株式」、第3位は「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」といずれも外国株式のインデックスファンドでした。上位にランクインした中で純粋なアクティブファンドは「ひふみ投信」だけでした。

個人投資家にとって、低コストで分散投資がしやすく、ポートフォリオを組みやすいのは、やはりインデックスファンドだと思います。僕も外国株式はインデクスファンドで、日本株は投資哲学に共感するアクティブファンドでポートフォリオを組んでいます。

起業後は、低コストかつ良質な投資信託やETFでお客さま一人一人に合ったポートフォリオをアドバイスしていこうと思っています。

相場見通しは大切か

2017-01-08 15:17:53 | 日記
エコノミストや各証券会社等、今年の相場見通しがだいたい出そろってきましたね。概ね日本株や米株には強気、為替は円安ドル高見通しが多いようです。

僕も、日米株式市場は年間を通じてみれば上昇してると思いますが、途中大きく下振れする局面もあるだろうと考えています。リスク要因はトランプ大統領と政治・地政学リスク。フィリピンのドゥテルテ大統領とまでは言わないまでも、トランプ氏のTwitterでの発言は認識違いやおよそ大統領らしからぬ発言もあり、要注意でしょう。欧州各国の選挙や中東情勢、韓国や北朝鮮も要注意です。心配しだしたらキリがないですね。

僕は、起業しお客さまにアドバイスするに当たって、(短期的な)相場見通しを重視するつもりはありません。理由は「わからない」から。昨年のBrexitや米大統領選挙など、重要なイベントは大方の予想はことごとく外れ、その結果を受けたマーケットも意外な反応だった事が多かったように思います。

重視すべきは、アセットロケーションとアセットアロケーション、それに低コストで良質な商品選定にあると考えています。それに加えて、市場混乱時の冷静な対応も大事なポイントです。株式市場が大きく下がった時こそ、冷静に、必要とあらばリバランスや買い増しを粛々と実行する。これが、長期的に資産を増やしていける要諦だと思っています。

昨年暮れから本格的に起業準備を始めています。当面は「人的構成」を整える、つまりコンプライアンスや内部監査担当をしっかりと確保することと、事業計画をブラッシュアップすることに注力していきます。

2017年、新しい年の幕開けです!

2017-01-01 14:37:09 | 日記
明けましておめでとうございます。昨年中は拙いブログを読んでいただき、ありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いします。

新年最初ですので、今年の抱負を書きます。

「起業する!」

これが今年の達成すべき目標です。

「自分で事業をしたい」と思い始めたのが3年前。
それから、何をしたいか、何ならできるかをぽつりぽつりと考えていた時期が約1年。
今の証券界で起業したい、業界を変えたいと思うようになったのが2年前。
腹を固めて本格的に準備に取りかかってから約半年。

2017年、いよいよ起業します!!

高コスト体質の証券会社や銀行は、金融商品の販売手数料や売買手数料が収益源であるかぎり、高い手数料や頻繁な売買による手数料を求めるインセンティブは変わりません。

金融商品仲介業であれば、コストが安いが故に高い手数料を求めるインセンティブはかなり減らせるはずですが、十分な預かり資産がない金融商品仲介業者は手数料重視が実態のようです。高い販売手数料や売買を繰り返して稼ぐしかない・・・


僕は、投資助言により顧客から報酬をいただくビジネスモデルでやっていきます。

徹底的な顧客志向でお客さまのお役に立ち、社会の発展にも貢献し、社員が自分の仕事に誇りをもって活き活きと働く会社を創っていこうと思います。

今年一年、ご指導、ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。