ただいま創業準備中!

お客さまのお役に立つ、真の金融サービス会社創業を志す某証券マンの日々

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

毎月分配型投信が悪いのか?

2017-07-17 09:13:01 | 日記

今日の日経新聞に、毎月分配型投資信託から資金が流出しているという記事が載っています。

2017年上期の購入額が前年同期比7%増の5兆3,445億円、売却・償還額は前年同期比25%増の5兆3,647億円で、差し引き202億円のマイナスでした。これはデータのある2010年以降で初めてのこととのことです。

そしてその要因としては、金融庁が「顧客本位ではない」として批判したこと、金融庁の意向を受けて販売会社が販売を自粛したこと、分配金を引き下げるファンドが相次いだことが挙げられています。

この記事の中で僕が一番注目したのが、購入額が「前年同期比7%増」の部分です。これだけ毎月分配型投資信託に逆風が吹いたのにまだ販売が増えている!正しい販売が行われているとは思えないのにです。

金融庁が顧客本位の業務運営=フィデューシャリーデューティーを唱えだし、その中で毎月分配型投資信託をやり玉にあげました。僕は基本的には金融庁の考えに賛成です。流行や販売しやすさだけを追った商品組成、顧客不在の商品政策、顧客ニーズに合わない注力商品の押し売り・・・

証券会社の現場では、毎月振り込んだ分配金がある程度まとまったら再度分配型投信を買っているケースがあります。また購入しないまでも、銀行口座に置きっぱなしだとか、そもそもどこの口座に振り込まれてるかわからない顧客も居ます。これは顧客本位の営業姿勢ではありませんし、手数料稼ぎと言われて仕方ありません。

しかし、毎月分配型投信すべてが悪いとも思ってません。分配余力を大幅に上回る分配金を出す商品を分配金を使うつもりのない顧客や資産を増やしたい顧客に販売することが間違っているのであって、本当に毎月キャッシュが必要でリスクをきちんと理解している人が資産の一部を分配型投信に投資する分には問題はないと思います。
僕は商品そのものが悪いというより、販売する側に問題があると思っています。

まずはその商品がどういった商品なのか、優良な商品なのか、どういった顧客にならお役に立てる商品なのかをしっかりと見極めることが大切です。その上で、販売しようとしている顧客のニーズやポートフォリオを分析し、どの程度の金額なら買ってもらっても良いのかをよく検討したうえで、正しくわかりやすく説明してご判断いただく。このプロセスをしっかりと踏めば、毎月分配型投信もお客さまのお役に立てる毎月分配型投信もあるはずです。

そんなことを改めて考えさせられた今朝の記事でした。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 他者にセールスする前に・・・ | トップ | 不動産価格 »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。