思いつくまま

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「ブラックノート詐欺」は事件なのか?

2010-01-25 20:51:28 | Weblog
取材過程で郵便物を無断開封 TBS系番組の特集(共同通信) - goo ニュース

この後に「車に発信機を取り付けた」という取材方法もメディアに登場している。

しかし、開封にしろ発信機取り付けにしろ、当事者が自供しなければわからなかった問題ではないか。
ということは、当事者の記者が告白しているのである。

なぜ?黙っていればわからないことをなぜに告白する?
人間、己に不利な事は秘匿するもの。
わざわざマイナスポイントになるであろう「事実」を告白する理由。
当事者が正直な人間であるなどと馬鹿げた話をする気はない。

最初この事件が話題を呼んだのは「犯人に逃げる理由と機会を与えている。なぜ警察に知らせなかった?得をしたのは犯人のみ。被害回復もできなかった」という点について。

制作側は「広くこの詐欺の手口を知らせたかった」と詭弁。
ブラックノートのトリックやヒントにした詐欺の存在を知らせたいのであれば、
トリックはトリックとして紹介、犯人への接触は自然に接触すれば良いだけ。
犯人の目前で「見破ったりぃ~」と誇示する必要がどこにある?

犯人が逃げた後も放置して数日後に住居を訪ねたら既にいなかった?
当たり前のことだ。
追っていって見張りもしなかったのか?
何よりもその時点で、犯人は取材相手としては用済み。
最悪でもその時点でサツに売り飛ばすのが当然である。

話を元に戻そう。
なぜに記者は「信書開封して本名や国籍を調べた。車に発信機をつけて住居を調べた」と、
姑息な取材方法を告白したか?
この告白は「当事件は実在した事件である」という要素にはなる。

仮に当事件が存在しない事件であるならば、犯人役の本名や国籍・住居はシナリオで決まっている。
通報などするわけがない。いや、通報したら誣告罪が成立してしまう(笑)
しかし、当事件の取材のあり方(犯人をみすみす逃がしてしまう)が話題となり、BPOまでも乗り出してきて事が大きくなり鎮圧しなけらばならないとしたら?
“大難を小難で抑える”というわけで、信書開封だの発信機取り付けだのに話を摩り替えてしまったのでは?

メディアも最初の論題は棚に上げ、「こんな手段で取材をしていた」の連発。
世論も乗せられ「そんな方法で相手を探るなんて!」に変わってしまっている。
見事にメディアコントロールに嵌められたのを気がついた人はどのくらいいるだろう?

・・・あれから報道ではピタッと当事件について流さなくなった。
臭いものに蓋で風化させてしまう気配である。



・・・はたして「ブラックノート詐欺事件」は実在した事件なのか?

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