ということで、これが最後。
レビュー終わって、エージング開始した後に公式の情報を見たところ、割と公式が目指した音とおんなじような感覚で聞けてたことに若干安堵しつつ、エージング目安時間がはっきりしましたので、公式指定通りの時間を超えてのレビューとなります。
時間がない人向けに要約ver
Good
・カナルとは思えない音場の表現
・キラキラ系
・音の出方がかなりハッキリしている
・音楽のジャンルは問わない物の、やっぱり音場の表現力を生かしたクラシック系、女性Voの響き渡る曲等を推したい
Bad
・後から思えば、イヤホンの掃除が少し大変。(イヤホンのサランネットのような物を少し破損させた(涙)・・・)
結論
・広い音場の表現、キラキラとした音。この価格帯で安心してオススメできる。
以上
で、こっからはちょっとこまい話
-エージング後印象-
元々の弱ドンシャリ傾向と感じていたところから、エージングが進むにつれ、中~高音が出るようになってきた感じで、エージング後からするとドンシャリ感は薄れております。エージング前のHR/HM・男性Vo(Desperado等)を聞くと中音(というか男性Vo)が窮屈な感じに聞こえていましたが、それも今はほぼ窮屈さは解消されています。
公式的にはエージング後は丸みが出るとのことでしたが、この耳が悪いのか特に丸まった感覚はなく、キラキラ系でキビキビと出る感じの音がエージング前と同じように出ている感覚です。
-高音域-
シンバルとか、金属的な音がちょい刺さる印象。キラキラな音は変わらず。
-中音域-
高音域に近い女性Voの中でも、ハイトーンな女性Voの声はかなり通ってくる。エージング前は埋もれていた男性Voも、エージング後は埋もれることはなくなりました。
-低音域-
音が中音が出始めたことで、弱ドンシャリも解消。元々、強くはない、と言っていたのが中音が出ることにより、低音~中音がほぼフラットな感じになっております。
-音に対しての総評-
イヤピ比べしてみましたが、音をどんな感じでほしいかで変わりそうですが、製品としてついてるイヤピのウレタンフォームがやたら付けづらいことを前回のレビューで書いておりませんでした・・・。まあ、本当に付けづらい。オススメは、ポタフェスか何かでテストで出したときに、試聴した人の天の声、NobunagaLabsのイヤピが良い、と言われて決まった例のヤツがよさそうです。
元から書いたように、特筆すべきは音の広がり方。AKGのK702を左耳に、本レビュー対象を右耳につけ、比べてみましたが音場に関して全く引けを取っていません。
また、これも書いたように音の作りが音の広がり方で如実に現れます。例としては、BonJoviのHave a Nice Day。この曲は割と広い音場を想定して音が作られているのが良くわかります。音場が広い曲に関しては、細かい音まで色々と拾ってくれますので、今までのイヤホンで聞こえなかった音もよりハッキリ聞こえるようになっています。
とはいえ、狭いから悪いとか広いから良いってわけではなく、広いものは広く、狭いものはそれなりの広さで聞かせてくれるイヤホン、と考えていただくとよいかと。
-外音遮断・音漏れ-
これは前回のレビューと同等の意見です。
ガッチリと遮音するわけでもなく、かといってダダ漏れでもありません。
-総評-
今回購入するイヤホンの選定時、高音がキラキラと出るイヤホンで、ちょっと目新しい物ないかなぁ?ってのがありました。
なので、音場に関しては全くのノーマークでしたが、良い意味で期待を裏切ってくれています。
音自体は元々の目標通り。高音キラキラ。ただ、これに広い音場表現性能が組み合わさることで、キラキラの体感が割り増し、って感じです。
ケーブルについてはとても絡みづらい。ツイストケーブルですが、それが更に絡みづらくなっております。
イヤホンの固定については若干難あり。というよりはイヤピと耳の相性の問題かとは思いますが。
とまあこんな感じ。まずはお店で試聴を、というところですが、カナル・イヤホンタイプで広い音場表現が出来る機種はそうそうあるものではありませんので、そういった感じの音を表現できるイヤホンを求めるならばまず間違いなく候補に入るはずです。試聴時は周囲が静かである環境下か、音を若干大きめにして試聴すると、より音の広がり方がはっきりしやすいかと。
音自体の表現性能もエージング完了後はそこまでクセがあるわけではないと感じていますから、人を選ばず、ジャンルを選ばず勧められる感じが出ています。
が、やはり広い音場を表現出来るイヤホンだからこそ、クラシック系は抜群だと感じます。スッペの軽騎兵序曲やChairman Dancesを聴いてみましたが、イヤホンでそうそう出る音ではないですね。
ということで、今回のレビューを終了いたします。なんか起こった場合には、追記する予定でいます。
レビュー終わって、エージング開始した後に公式の情報を見たところ、割と公式が目指した音とおんなじような感覚で聞けてたことに若干安堵しつつ、エージング目安時間がはっきりしましたので、公式指定通りの時間を超えてのレビューとなります。
時間がない人向けに要約ver
Good
・カナルとは思えない音場の表現
・キラキラ系
・音の出方がかなりハッキリしている
・音楽のジャンルは問わない物の、やっぱり音場の表現力を生かしたクラシック系、女性Voの響き渡る曲等を推したい
Bad
・後から思えば、イヤホンの掃除が少し大変。(イヤホンのサランネットのような物を少し破損させた(涙)・・・)
結論
・広い音場の表現、キラキラとした音。この価格帯で安心してオススメできる。
以上
で、こっからはちょっとこまい話
-エージング後印象-
元々の弱ドンシャリ傾向と感じていたところから、エージングが進むにつれ、中~高音が出るようになってきた感じで、エージング後からするとドンシャリ感は薄れております。エージング前のHR/HM・男性Vo(Desperado等)を聞くと中音(というか男性Vo)が窮屈な感じに聞こえていましたが、それも今はほぼ窮屈さは解消されています。
公式的にはエージング後は丸みが出るとのことでしたが、この耳が悪いのか特に丸まった感覚はなく、キラキラ系でキビキビと出る感じの音がエージング前と同じように出ている感覚です。
-高音域-
シンバルとか、金属的な音がちょい刺さる印象。キラキラな音は変わらず。
-中音域-
高音域に近い女性Voの中でも、ハイトーンな女性Voの声はかなり通ってくる。エージング前は埋もれていた男性Voも、エージング後は埋もれることはなくなりました。
-低音域-
音が中音が出始めたことで、弱ドンシャリも解消。元々、強くはない、と言っていたのが中音が出ることにより、低音~中音がほぼフラットな感じになっております。
-音に対しての総評-
イヤピ比べしてみましたが、音をどんな感じでほしいかで変わりそうですが、製品としてついてるイヤピのウレタンフォームがやたら付けづらいことを前回のレビューで書いておりませんでした・・・。まあ、本当に付けづらい。オススメは、ポタフェスか何かでテストで出したときに、試聴した人の天の声、NobunagaLabsのイヤピが良い、と言われて決まった例のヤツがよさそうです。
元から書いたように、特筆すべきは音の広がり方。AKGのK702を左耳に、本レビュー対象を右耳につけ、比べてみましたが音場に関して全く引けを取っていません。
また、これも書いたように音の作りが音の広がり方で如実に現れます。例としては、BonJoviのHave a Nice Day。この曲は割と広い音場を想定して音が作られているのが良くわかります。音場が広い曲に関しては、細かい音まで色々と拾ってくれますので、今までのイヤホンで聞こえなかった音もよりハッキリ聞こえるようになっています。
とはいえ、狭いから悪いとか広いから良いってわけではなく、広いものは広く、狭いものはそれなりの広さで聞かせてくれるイヤホン、と考えていただくとよいかと。
-外音遮断・音漏れ-
これは前回のレビューと同等の意見です。
ガッチリと遮音するわけでもなく、かといってダダ漏れでもありません。
-総評-
今回購入するイヤホンの選定時、高音がキラキラと出るイヤホンで、ちょっと目新しい物ないかなぁ?ってのがありました。
なので、音場に関しては全くのノーマークでしたが、良い意味で期待を裏切ってくれています。
音自体は元々の目標通り。高音キラキラ。ただ、これに広い音場表現性能が組み合わさることで、キラキラの体感が割り増し、って感じです。
ケーブルについてはとても絡みづらい。ツイストケーブルですが、それが更に絡みづらくなっております。
イヤホンの固定については若干難あり。というよりはイヤピと耳の相性の問題かとは思いますが。
とまあこんな感じ。まずはお店で試聴を、というところですが、カナル・イヤホンタイプで広い音場表現が出来る機種はそうそうあるものではありませんので、そういった感じの音を表現できるイヤホンを求めるならばまず間違いなく候補に入るはずです。試聴時は周囲が静かである環境下か、音を若干大きめにして試聴すると、より音の広がり方がはっきりしやすいかと。
音自体の表現性能もエージング完了後はそこまでクセがあるわけではないと感じていますから、人を選ばず、ジャンルを選ばず勧められる感じが出ています。
が、やはり広い音場を表現出来るイヤホンだからこそ、クラシック系は抜群だと感じます。スッペの軽騎兵序曲やChairman Dancesを聴いてみましたが、イヤホンでそうそう出る音ではないですね。
ということで、今回のレビューを終了いたします。なんか起こった場合には、追記する予定でいます。