℃-uteの新曲「涙の色」がオリコンチャート4位初登場。売上枚数30,008枚でした。順位より枚数こそが前作より売れたかを計る物差しになるんですが、℃-uteのそれは「イベント効果」というのがあるので、購入者数が定かではなくて比較が難しいのはいつもの事です。
このイベント効果というものについて今回は考えてみましょう。
ハロプロは女性アイドルの代名詞的存在のひとつで、そのため割と広いファン層に支持されています。濃いヲタから小さい女の子まで…という感じです。
ある程度の人気があるため、タレントとファンとの間に適度な距離感があり、それが適度なメジャー感にもなっています。いわゆる「地下アイドル」と呼ばれる方達は、ファンとの距離感の近さを一つの売りにしている事が多く、メジャー度の高さとこの距離感の遠さというのは比例しているように思えます。
しかし、℃-uteの場合はその辺りが曖昧で、それは℃-uteがインディーズレーベルからCDデビューして、活動も小規模イベントを中心に行なって来た事と無関係ではないように思われます。
ファンに対しての姿勢としての親しみやすさという距離感は、前に絶賛したとおり℃-uteは良い感じなので、これからもそれは大事にしてほしいのですが、℃-uteの距離感の曖昧さと言うのは、メンバーがヲタと馴れ合っているという訳ではなく、ヲタ側が距離感を近いと妄想しやすい土壌があり、それが小規模イベントを続けてきた結果によるものかもしれないという意味です。
℃-ute現場における(ごく一部の)ヲタによる地下的なノリ、例えばMIXとかは、℃-uteが長年に渡り地下に近い活動をしてきた事による弊害だとしたら、それは残念な事です。私は別に地下アイドルと、そのファンを否定はしませんが、℃-uteの場合は今まさにファン層拡大を図っているところ。そういう時期に、新規ライトファンが会場に足を運び、たまたまそういったノリのヲタの近くになってしまい、℃-uteに愛想を尽かす結果になったとしたら…。
そんな妄想は取り越し苦労であってほしいのですが。 ライトファン増加に伴い、もうひとつ心配なのはイベント。いわゆる「選民イベント」と言われている今の抽選式のイベントなのです。「イベント効果」をネガティブに捉えたくなるのは、このイベント参加方法にあります。
事務所的には儲かるから止めたくはないでしょうが、あれはそろそろ止めた方が良いと思います。このまま続けても止め時が難しくなるだけです。
今のやり方だと、イベント参加したければCDをたくさん買うしかない。しかし、本来CDなんてものは同じ物を何枚も買うような類いの物ではありません。新規ファンがいきなり大人買いするとは思えず、自ずとイベント参加への道は遠のきます。
それにしても、イベント参加のためにCDを何十枚も買っている人は、その後CDをどうしているんでしょうか?ちょっと気になります。
そんな訳で、新規ファンが疎外感を感じるような選民イベントは止め、抽選にするなら「一人一件」しか応募出来ないようにしてみたらどうでしょうか? いや、一人という条件だと家族を使うとか色々やり方があるから、「一つの住所につき一件」しか応募出来ないようにするのが良いかと。
申し込み用紙を初回盤CDに同梱して、それを使って応募してもらう流れで、運営は今の抽選IDを管理している業者が行えば良いと思います。原則、一人につき席はひとつですが、小学生以下の子供については、ファミリー枠として一人につき保護者同伴一人までOKとかにするのが良いかと思います。
勿論これでも、友人の住所などを借りて多数申し込む人も出てくるでしょうが、今みたくCDを50枚も100枚も買うような事はまずなくなり、イベントにも多くの方が参加しやすくなる筈です。たくさんの人にイベントを見てもらうのは良いこと。新規ファンも大切にすべきです。
こんな感じで、少し真面目にイベントへの要望を書いてみました。こんな風に新規ファン開拓にウルサク書きたくなるのも、涙の色のプロモーション不足が残念に思えるからなのです。
先日、NHKの「MUSIC JAPAN」に出演した姿を見た限りでは、この曲こそ歌番組に色々出してほしいとの感を強くしました。 「衣装」、「曲調」、「ステージパフォーマンス」いずれも、従来のヲタよりは、最近少しずつ増えていそうな メンバーと同年代のファンに向けて発信しているように思えますが、実際どうなんですか?
予算がなくて宣伝出来ないという事も考えられなくもないですが、或いは夏あたりに盛大に宣伝するため今は控えめにしているとかも考えられますが、ここまでお膳立てしたのに勿体なくないですか?
コアなヲタは確かにグッズやらCD大人買いやらで多額なお金を落とす存在ですが、℃-uteに今芽吹いている新規ファン増加の流れをもっと伸ばしてほしい。間口を広くして、微かに残る地下っぽさを払拭してほしい。そんな気にさせる曲、それが「涙の色」です。衣装が特に良い。駅貼りポスターやTVCMは今回は無理なら、せめて雑誌に積極登場をしてほしい。まだ間に合う。目指せロングヒット。
このシングルのオススメ度 90% (カッコ良くてスタイリッシュなハロプロが見たい方には是非)
このイベント効果というものについて今回は考えてみましょう。
ハロプロは女性アイドルの代名詞的存在のひとつで、そのため割と広いファン層に支持されています。濃いヲタから小さい女の子まで…という感じです。
ある程度の人気があるため、タレントとファンとの間に適度な距離感があり、それが適度なメジャー感にもなっています。いわゆる「地下アイドル」と呼ばれる方達は、ファンとの距離感の近さを一つの売りにしている事が多く、メジャー度の高さとこの距離感の遠さというのは比例しているように思えます。
しかし、℃-uteの場合はその辺りが曖昧で、それは℃-uteがインディーズレーベルからCDデビューして、活動も小規模イベントを中心に行なって来た事と無関係ではないように思われます。
ファンに対しての姿勢としての親しみやすさという距離感は、前に絶賛したとおり℃-uteは良い感じなので、これからもそれは大事にしてほしいのですが、℃-uteの距離感の曖昧さと言うのは、メンバーがヲタと馴れ合っているという訳ではなく、ヲタ側が距離感を近いと妄想しやすい土壌があり、それが小規模イベントを続けてきた結果によるものかもしれないという意味です。
℃-ute現場における(ごく一部の)ヲタによる地下的なノリ、例えばMIXとかは、℃-uteが長年に渡り地下に近い活動をしてきた事による弊害だとしたら、それは残念な事です。私は別に地下アイドルと、そのファンを否定はしませんが、℃-uteの場合は今まさにファン層拡大を図っているところ。そういう時期に、新規ライトファンが会場に足を運び、たまたまそういったノリのヲタの近くになってしまい、℃-uteに愛想を尽かす結果になったとしたら…。
そんな妄想は取り越し苦労であってほしいのですが。 ライトファン増加に伴い、もうひとつ心配なのはイベント。いわゆる「選民イベント」と言われている今の抽選式のイベントなのです。「イベント効果」をネガティブに捉えたくなるのは、このイベント参加方法にあります。
事務所的には儲かるから止めたくはないでしょうが、あれはそろそろ止めた方が良いと思います。このまま続けても止め時が難しくなるだけです。
今のやり方だと、イベント参加したければCDをたくさん買うしかない。しかし、本来CDなんてものは同じ物を何枚も買うような類いの物ではありません。新規ファンがいきなり大人買いするとは思えず、自ずとイベント参加への道は遠のきます。
それにしても、イベント参加のためにCDを何十枚も買っている人は、その後CDをどうしているんでしょうか?ちょっと気になります。
そんな訳で、新規ファンが疎外感を感じるような選民イベントは止め、抽選にするなら「一人一件」しか応募出来ないようにしてみたらどうでしょうか? いや、一人という条件だと家族を使うとか色々やり方があるから、「一つの住所につき一件」しか応募出来ないようにするのが良いかと。
申し込み用紙を初回盤CDに同梱して、それを使って応募してもらう流れで、運営は今の抽選IDを管理している業者が行えば良いと思います。原則、一人につき席はひとつですが、小学生以下の子供については、ファミリー枠として一人につき保護者同伴一人までOKとかにするのが良いかと思います。
勿論これでも、友人の住所などを借りて多数申し込む人も出てくるでしょうが、今みたくCDを50枚も100枚も買うような事はまずなくなり、イベントにも多くの方が参加しやすくなる筈です。たくさんの人にイベントを見てもらうのは良いこと。新規ファンも大切にすべきです。
こんな感じで、少し真面目にイベントへの要望を書いてみました。こんな風に新規ファン開拓にウルサク書きたくなるのも、涙の色のプロモーション不足が残念に思えるからなのです。
先日、NHKの「MUSIC JAPAN」に出演した姿を見た限りでは、この曲こそ歌番組に色々出してほしいとの感を強くしました。 「衣装」、「曲調」、「ステージパフォーマンス」いずれも、従来のヲタよりは、最近少しずつ増えていそうな メンバーと同年代のファンに向けて発信しているように思えますが、実際どうなんですか?
予算がなくて宣伝出来ないという事も考えられなくもないですが、或いは夏あたりに盛大に宣伝するため今は控えめにしているとかも考えられますが、ここまでお膳立てしたのに勿体なくないですか?
コアなヲタは確かにグッズやらCD大人買いやらで多額なお金を落とす存在ですが、℃-uteに今芽吹いている新規ファン増加の流れをもっと伸ばしてほしい。間口を広くして、微かに残る地下っぽさを払拭してほしい。そんな気にさせる曲、それが「涙の色」です。衣装が特に良い。駅貼りポスターやTVCMは今回は無理なら、せめて雑誌に積極登場をしてほしい。まだ間に合う。目指せロングヒット。
このシングルのオススメ度 90% (カッコ良くてスタイリッシュなハロプロが見たい方には是非)
新品なので、半額で買い取ってもらえるようですが、発売から数日で大量に中古屋に並んでいる状況をメンバーが見たらどう思うのかと考えてしまいます。
こんなやり方してがっぽり稼いでいながら予算を理由に宣伝していないのなら殴るしかないですね。
リストラ以外に見直すところはたくさんあると思います。
実際にその光景を見た事ありますが、メンバーが笑顔で写っているジャケットが並ぶのを見ていたら、胸が痛みました。メンバーには見せたくない光景でした。
CDって、もっと大事にするべき物ではないかと、音楽好きとしてこの状況に、いたたまれない気持ちです。私は初めてBerryz工房の新品CD(1stアルバム)を買った時は、帰り道は早く聴いてみたくてドキドキしたものですが。
CDが軽い存在になってしまっている現状は、なんとかしてもらいたいものです。