~前回の続きです~
スマイレージが会場をヒートアップさせて、次はいよいよ本日のトリを務めるSKE48です。
SKE48
スクリーンに「SKE48」の文字が映し出され、それに合わせながらSKEヲタがコールを叫びます。なんか定型なコールがあるようです。そういう風にヲタが合いの手を入れられるという事は、これは日頃の公演でも使っている演出なのでしょう。
そして、本公演の選抜メンバー16人が現れました。
二曲目は「青空片思い」。イントロからAKB系現場では恒例のアレが発動。
「おお~っ、よっしゃ行くぞ!」 そうですMIXです。応援スタイルはそこの流儀に合わせるべきと考えて自分もやりましたMIX。人生初MIX(苦笑)。℃-uteの「都会っ子純情」で一部のヲタが繰り出すMIXを、多くのヲタが「オイ!オイ!」でかき消そうとしていた頃を思えば、自分がまさかMIXを叫ぶ側になるなんて当時は想像出来なかった。
でも、何を叫ぶのか正確にはわからず、適当に叫ぶのでした。
初めて生で観るSKE。ダンスが上手く、ステージパフォーマンスはAKBより上と聞いていたので楽しみでした。しかし、あまりに期待が大きすぎたか、自分がイメージを膨らませ過ぎたか、ステージ上のSKEはちょっと違う。何が? ダンスが思ったほど揃っていない。手を上げる時は揃うのだけれど、下げる時に微妙にバラバラになる。立ち位置も微妙にずれている感じ。リズム感に難があるメンバーが何名かいるのか、それともそこまで意識しないで踊っているのか?そんな事をぼんやり思いつつ、でも、曲は良いなと思うのでした。
メンバーの自己紹介は全員分をフルに行いました。初めて見るのでお約束はわからず、合いの手を入れるSKEヲタの声が後ろからこだまするのを聞きながらステージを見つめます。
ここから衣装チェンジを兼ねて少人数ユニットの登場。人数が少なくなるとダンスも揃いやすいし、観ている側もわかりやすい。特に松井珠理奈さんのダンスはしなやかでカッコイイ。少人数ユニットを今回のステージでやった演出には賛否両論あるようですが、自分は各メンバーの力量を見せるには良い場であったと思いました。また、全員曲がひたすらアップテンポばかりなだけに、少し落ち着いた曲調な少人数ユニット曲は良いアクセントになったと思います。
今回のコンサートはカバーを歌うグループが多いのですが、SKEもカバー来ました。と言っても松井珠理奈さんは原曲にメインで参加しているのでカバーというのはちょっと違いますが、「大声ダイヤモンド」。
ここぞとばかりに、ここでもMIXを叫ぶ(苦笑)。会場も多くの人が叫んでいた。何を叫べばいいのかわからないまま叫んでいる自分ではありますが。
SKE版大声ダイヤモンドは歌が割と安定した、なかなかいい感じな仕上がり。歌い方がアイドルテイストでやや高音重視な歌声のSKEの方がアイドルポップスとしては正しいと感じます。あくまで主観。
そして、「ごめんねSummer」。この曲、繰り返し聴いているうちに好きになった一曲。それをこうして生で観ていると、AKBでは見られなくなりつつある何かを感じ、まだこの子達は発展途中なのだと強く感じるのでした。ダンスが揃っていなくても、速い振り付けで踊る姿は荒削りな未完成形の美学もほのかに感じるのでした。
とはいうものの、やはりまだ決められた事を忠実に再現する事に手一杯で、ステージから客席に何かを投げかけるような事までは難しいようです。その辺りはスマイレージのステージがヒントになるのではないかと思います。
最後はももクロちゃんが楽しみにしていた「強き者よ」。力強く踊るメンバー。昔、「少女達は踊らされている」というキャッチコピーを付けていたアイドルグループがいたけれど、まさに今彼女達は踊り、踊らされ、自らの役割を全うしていくのでした。
本当のラストナンバーは全員集まっての「年下の男の子」。前日は「学園天国」だったそうで、曲が古すぎて会場のノリは今ひとつ。かといって今世紀のアイドルポップスをセレクトしようとすれば、ハロプロやAKBになってしまい、揉め事の一因になりそうだから仕方がないのでしょうね。
歌が終わり客席に手を振るメンバー達。小学生なので時間的にステージに上がれなかったbump.yの祭ちゃんが、上手側の壁にある関係者スペースから顔を出して客席に手を振ります。それに応える大勢の観客。なんと微笑ましい光景。祭ちゃんは大喜びで手を振り続けます。bump.yのメンバーにとって、こういうヲタがたくさんいて、ヲタがたくさん声援を送ってくれる事は見慣れない光景で面白いのかもしれない。こういう非日常をアイドル達にも味わってもらった事も、まさにフェスならではなのかもしれません。
SKE48 セットリスト(8/31分)
恋を語る
青空片思い
制服の芽
第六感 (ユニット 桑原と他4人)
思い出以上 (ユニット 松井珠平松木下)
チャイムはlove song
ごめんねsummer
大声ダイヤモンド
強き者よ
※ 昨日発売の週刊ヤングジャンプが巻頭&グラビアでアイドルグループ特集をしています。スマイレージ、アイドリング!!!、ももいろクローバー、腐男塾、東京女子流、bump.y、SUPER☆GIRLSのグラビアが載っています。TIFや今回のコンサートの余韻に浸りたい人、色んなグループを知りたい人にお勧めです。
スマイレージが会場をヒートアップさせて、次はいよいよ本日のトリを務めるSKE48です。
SKE48
スクリーンに「SKE48」の文字が映し出され、それに合わせながらSKEヲタがコールを叫びます。なんか定型なコールがあるようです。そういう風にヲタが合いの手を入れられるという事は、これは日頃の公演でも使っている演出なのでしょう。
そして、本公演の選抜メンバー16人が現れました。
二曲目は「青空片思い」。イントロからAKB系現場では恒例のアレが発動。
「おお~っ、よっしゃ行くぞ!」 そうですMIXです。応援スタイルはそこの流儀に合わせるべきと考えて自分もやりましたMIX。人生初MIX(苦笑)。℃-uteの「都会っ子純情」で一部のヲタが繰り出すMIXを、多くのヲタが「オイ!オイ!」でかき消そうとしていた頃を思えば、自分がまさかMIXを叫ぶ側になるなんて当時は想像出来なかった。
でも、何を叫ぶのか正確にはわからず、適当に叫ぶのでした。
初めて生で観るSKE。ダンスが上手く、ステージパフォーマンスはAKBより上と聞いていたので楽しみでした。しかし、あまりに期待が大きすぎたか、自分がイメージを膨らませ過ぎたか、ステージ上のSKEはちょっと違う。何が? ダンスが思ったほど揃っていない。手を上げる時は揃うのだけれど、下げる時に微妙にバラバラになる。立ち位置も微妙にずれている感じ。リズム感に難があるメンバーが何名かいるのか、それともそこまで意識しないで踊っているのか?そんな事をぼんやり思いつつ、でも、曲は良いなと思うのでした。
メンバーの自己紹介は全員分をフルに行いました。初めて見るのでお約束はわからず、合いの手を入れるSKEヲタの声が後ろからこだまするのを聞きながらステージを見つめます。
ここから衣装チェンジを兼ねて少人数ユニットの登場。人数が少なくなるとダンスも揃いやすいし、観ている側もわかりやすい。特に松井珠理奈さんのダンスはしなやかでカッコイイ。少人数ユニットを今回のステージでやった演出には賛否両論あるようですが、自分は各メンバーの力量を見せるには良い場であったと思いました。また、全員曲がひたすらアップテンポばかりなだけに、少し落ち着いた曲調な少人数ユニット曲は良いアクセントになったと思います。
今回のコンサートはカバーを歌うグループが多いのですが、SKEもカバー来ました。と言っても松井珠理奈さんは原曲にメインで参加しているのでカバーというのはちょっと違いますが、「大声ダイヤモンド」。
ここぞとばかりに、ここでもMIXを叫ぶ(苦笑)。会場も多くの人が叫んでいた。何を叫べばいいのかわからないまま叫んでいる自分ではありますが。
SKE版大声ダイヤモンドは歌が割と安定した、なかなかいい感じな仕上がり。歌い方がアイドルテイストでやや高音重視な歌声のSKEの方がアイドルポップスとしては正しいと感じます。あくまで主観。
そして、「ごめんねSummer」。この曲、繰り返し聴いているうちに好きになった一曲。それをこうして生で観ていると、AKBでは見られなくなりつつある何かを感じ、まだこの子達は発展途中なのだと強く感じるのでした。ダンスが揃っていなくても、速い振り付けで踊る姿は荒削りな未完成形の美学もほのかに感じるのでした。
とはいうものの、やはりまだ決められた事を忠実に再現する事に手一杯で、ステージから客席に何かを投げかけるような事までは難しいようです。その辺りはスマイレージのステージがヒントになるのではないかと思います。
最後はももクロちゃんが楽しみにしていた「強き者よ」。力強く踊るメンバー。昔、「少女達は踊らされている」というキャッチコピーを付けていたアイドルグループがいたけれど、まさに今彼女達は踊り、踊らされ、自らの役割を全うしていくのでした。
本当のラストナンバーは全員集まっての「年下の男の子」。前日は「学園天国」だったそうで、曲が古すぎて会場のノリは今ひとつ。かといって今世紀のアイドルポップスをセレクトしようとすれば、ハロプロやAKBになってしまい、揉め事の一因になりそうだから仕方がないのでしょうね。
歌が終わり客席に手を振るメンバー達。小学生なので時間的にステージに上がれなかったbump.yの祭ちゃんが、上手側の壁にある関係者スペースから顔を出して客席に手を振ります。それに応える大勢の観客。なんと微笑ましい光景。祭ちゃんは大喜びで手を振り続けます。bump.yのメンバーにとって、こういうヲタがたくさんいて、ヲタがたくさん声援を送ってくれる事は見慣れない光景で面白いのかもしれない。こういう非日常をアイドル達にも味わってもらった事も、まさにフェスならではなのかもしれません。
SKE48 セットリスト(8/31分)
恋を語る
青空片思い
制服の芽
第六感 (ユニット 桑原と他4人)
思い出以上 (ユニット 松井珠平松木下)
チャイムはlove song
ごめんねsummer
大声ダイヤモンド
強き者よ
※ 昨日発売の週刊ヤングジャンプが巻頭&グラビアでアイドルグループ特集をしています。スマイレージ、アイドリング!!!、ももいろクローバー、腐男塾、東京女子流、bump.y、SUPER☆GIRLSのグラビアが載っています。TIFや今回のコンサートの余韻に浸りたい人、色んなグループを知りたい人にお勧めです。
やっぱり、こういう手探りのイベントの最初は「ももクロ」で正解でしょう。ステージの進行も慣れた感じで自分たちで進めながら、「見てくれるお客さんを絶対に楽しませる」という意思が伝わります。
曲構成を変えた2日目の方が個人的には好みでした。
また、2日目のMC中に突如として出たメンバーの「花音押し」や「DAWA押し」にビックリ!!
SKE48は、ちょっと間延びした感のあった初日に比べ、曲構成を変えた2日目はMCも含めて盛り上がりを見せたステージだったと思います。また、ラストで出演者全員で会場に向けて手を振っている際後列にいたSKEメンバーが左右のステージの空いた場所に移動して積極的に会場に向かって手を振っている姿は見ていて応援したくなりました。
あと、心に残ったのは「ももクロ」と「SKE48」がそれぞれのステージ最後にした「お辞儀」。深々と頭を下げている姿は、好感がもてました。
SKE48の判断はもう少し様子見をした方が良いのでは?
(AKB48に比べては?ってレベルかも知れないし、たまたま調子が悪かっただけなのかも知れないし…)
多様化するアイドル、打倒AKB一番手はどのアイドルか?
>森のクマさんさん
楽しかったですよね。四組それぞれ味がありましたので飽きなかったです。
トップをももクロちゃんが飾ったのは自分も正解だと思います。観客がどういうリアクションをするかわからないのが各グループの不安の種だったと思いますが、ももクロちゃんは家電店でのイベントツアーの経験があるから度胸も据わっているし適役でしたね。
SKEはプレッシャーもあったんだと思います。この中で一番セールスいいですからね。そのプレッシャーを考えれば、とりあえず自分達の色は出せたのではないかと思われました。メンバー的には好感を持ちました。
お辞儀は確かにそうですね。自分が初めてももクロちゃんイベントを観た時、お辞儀の深さに驚いた事を思い出します。
>きんやさん
全体的には楽しいコンサートでした。またあれば観たいと思った人が多いのではないかと思います。
SKEには敢えて厳しめの評価を付けさせていただきましたが、ダメだった訳ではなく、これから伸びていきそうな可能性を感じるからこそ、甘めに書くのはやめた次第です。個人的には(楽曲も含めて)AKBより好みです。ハロプロヲタのAKB系入口としてSKE48は良いかもしれません。松井珠理奈さんを始め、なかなか良い素材揃いでした。
ただし、アイドル性となるとAKBの方が上に思われたのも確かです。でも、個人的にはSKEを持ち上げたいです。