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真野恵里菜デビューコンサート「プロローグ~乙女の祈り~」レポート

2009-06-08 20:57:55 | ライブ!2009
 土曜日、中野サンプラザで行われた真野恵里菜デビューコンサート「プロローグ~乙女の祈り~」に行ってきました。

 客席に着くと、ピアノ曲が流れています。入口でもらったチラシの中に、「教えて まのえり!」というスタッフが作った、真野ちゃんへのアンケート形式のクイズが書かれたチラシが入っていました。これは開演前の時間つぶしに良いアイデアです。他のコンサートでもやってみると良いかもですね。

 開場が押した関係で15分ほど遅れて、コンサートは14時にスタート。真野ちゃんは肩を出した白いドレスで現れ、客席に一礼すると、ステージ中央に置かれた黒いピアノに向かい「乙女の祈り」を弾き始めました。
 少しぎこちない動きで踊る真野ちゃんもいいけれど、ピアノで弾き語りする真野ちゃんが一番凛々しくて好きです。
 ピアノに座った真野ちゃんは、客席に向かって右側に向いて座って歌ったのですが、その角度が右端の席だった自分と向き合うような感じで、まるで自分に向かって歌ってくれているような錯覚に陥る角度(笑)。早くもテンションMAX(苦笑)。

 真野ちゃんの曲は旋律が綺麗な曲が多いなと私は思っているのですが、その中で特に好きなのが「ラララ ソソソ」のイントロ。二曲目に、そのイントロが流れてきました。この曲は発売時期のイメージからか冬の曲なイメージですが、真野ちゃんの声が暖かく場内に響きます。一曲目でもそうでしたが、一番が終わると客席から拍手が起こりました。ちょっと普段のハロプロのコンサートの雰囲気とは違うノリ。ちなみに客層は、やや年齢高め。

 二曲歌ってから挨拶。そして、ゲストの加藤紀子さん登場。大きな拍手。
 カトノリの紹介の後は新曲「世界はサマー・パーティー」を披露。バックにエッグメンバーが現れます。沸く観客。予想通り客席はDD率かなり高め。
 曲は、いわゆるモータウン系サウンドで、ハロプロ曲だとミキティの「駅前の大ハプニング」に近い作り。非ハロプロ曲だとヒロスエさんのデビュー曲に似てます。

 三曲歌った真野ちゃん。ここで一旦歌は小休止で、カトノリと一緒にステージに置かれたソファーに座りながら、まのえりヒストリーと題したスライド上映会鑑賞が始まりました。ヲタも着席。
 まのえりヒストリーは三部構成になっていて、まずは幼少期の真野ちゃんが映し出されました。花畑みたいな場所に佇む真野ちゃん。本人曰く、2歳か3歳くらいの時の写真だとか。この頃から可愛いのは、さすがアイドル。
 そして、写真は一気に時代が飛んでエッグ加入当時のレッスン写真へ。エッグへの合格発表の電話を待っていたら部活(バスケットボール)に遅刻した。友達には合格した事は内緒にしていた。などのエピソードが語られました。

 そして、映像はエッグや音楽ガッタスでの活動、インディーズデビュー~メジャーデビューの写真へと展開します。
 デビュー時の緊張などの話題で、カトノリの「今度私どこか連れていって下さいよ」(作詞は森高千里)のPVがスクリーンに流れ、客層は大喜び、カトノリは苦笑い。アイドルのデビュー当時の映像ってのは、やはり初々しいものですね。

 まのえりヒストリーに続いては、本邦初公開となる「世界はサマー・パーティー」のPV公開。このあと、公式サイトでも公開が始まりましたので、観てみてください。
http://www.dohhhup.com/movie/PDLIYFbsvvxANnrhfZhtp5YyqJXI1sgk/view.php

 PVに続いては、デビュー曲のC/W曲「水色想い」。ミディアムテンポのこの曲、結構、いやかなり好きです。
 しかし、先ほどまでの黒いピアノは既に片付けられてしまって、ステージは白のマノピアノに変わっていました。それに合わせて歌う向きも変わってしまい、二曲目までのおいしかった状況は過去のものに。残念無念。

 続いては、エッグメンバーの自己紹介コーナー。メンバーは「「はじめての経験」の6人です。ステージに呼ばれたエッグ達が一人ずつ挨拶。花音が一番声援大きかった印象。

 ここからはエッグ6人をバックに付けて歌います。まずは、以前に新人公演で歌ったのが選曲理由だという「スクランブル」!゛こうして卒業生の名曲が後輩に受け継がれていく。ハロプロの歴史ここにあり。
、ヲタのノリ方も、原曲でゴマヲタがやっていた合いの手を再現している人が多数。ヲタノリも受け継がれています。、というか、合いの手を叫んでいるヲタは、原曲も生で観ていた人達が多いと思われます(苦笑)。←自分も(笑)

 スクランブルで勢いついた会場は、続く「ラッキーオーラ」で更に熱気を帯びてきます。先ほどまで物静かにピアノを弾いていた真野ちゃんが少しアクティブに踊ります。バックのエッグ達も弾けます。真野ちゃんの歌が何となく去年より上手くなったような気がしたのは決して錯覚ではなく、メジャーデビューした自信からでしょうか。以前より声が伸びるマノボーカル。

 続く「ナキムシ・ヨワムシ」は2ndシングルのC/W曲。そして、ラストは2ndシングル「はじめての経験」。開演前は地味めかと思われた真野ちゃんのコンサート。始まってみたら、いい盛り上がりになっています。激しすぎずなところが、また良い感じ。
 こうして、ノリながら聴いていると改めて良いなと再評価な2ndシングル。「まのえりソングに外れなし」そんな気分になりながらアンコールへ。

 アンコールは「えりな」コール。最初の公演で既にこういう形が出来上がったのを目の当たりに出来て、これは大げさに言えば「歴史的瞬間」に立ち会ったという感じ?そんな歴史的瞬間は、何よりも真野ちゃん自身にとっても同じ。記念すべきデビューコンサート。
 アンコール明けの挨拶で真野ちゃんは「こうしてデビューコンサートが出来たのは、いつも応援してくれる皆さんのおかげです」と涙混じりに挨拶しました。その涙には、エッグ時代からの積み重ねてきた時間と経験が詰まった涙なのであろうと、熱い気持ちで会場は拍手に包まれるのでした。
 そして、インディーズデビュー曲「マノピアノ」でデビューコンサートは締めくくられました。改めて、以前よりボーカルが安定してきた事を感じ、綺麗な旋律に聞き入るのでした。

 真野ちゃんの涙とマノピアノの音色に、すっかりマジヲタモードな自分。余韻に浸る暇はなく、コンサートはまだ終わりではありません。通常のコンサートに比べてチケット代が安いこの公演。終演後に握手会があるのです。

 握手は客席左サイドから始まりました。ステージ上のスクリーンではPVが流れたりしています。握手はステージ上ではなく、ロビーにて行われました。30分ほど待たされて、自分の順番が来ました。
 中野サンプラザは二千人クラスの規模のホール。当然握手は高速。真野ちゃんも大変だろうと、私は手短に「楽しかったです」と声を掛けて二秒ほどで握手終了。短い時間でしたが、真野ちゃんはキリっとした瞳でこちらの目を見て笑顔を作り、少し握力強めな握手をしてきました。これだけの人数なのに、流すような握手ではない事に好感度アップ。真野ちゃん、お疲れさまでした。

 そして、出口へ向かって階段を上がっていくと、何やら係員が騒々しい。
 「立ち止まらないでください」「握手は出来ません」
 なんだ?と周りを見回すと、階段を上りきった所に机が置かれていて、エッグメンバーがお見送りに立っていました。
 足早に歩いていたので、エッグの存在に気づいた時には二人ほど通過してしまった後です(苦笑)。手を振るメンバー、頭を下げるメンバー、私も釣られて頭を下げながら通過。頭を下げながら、きりっとした表情を浮かべる花音が特に印象的でした。その姿は充実感だけではなく、自分達(S/mileage)も、いつか単独コンサートをやるぞ!という野心が見えるような、とても凛々しい表情でした。エッグメンバーも、お疲れさまでした。真野ちゃんに続く流れに乗って頑張れ。

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プロローグ (GABU)
2009-06-09 00:10:46
デビューコンサート参戦お疲れ様でした!
本当に、真野ちゃんは、成長しましたね、特に唄が、上手くなった、ライブで安心して聞ける様になりました、先週の横浜BLITZも一週間前という事で、気合いが感じられるイベントでした。サマーパーティー、いい曲ですね。また好きな歌が一曲増えそうです。ちょっと心配なのは、疲れが溜まってるみたいで中野サンプラザの握手会の時、真野ちゃんの肌がかなり荒れていて、えっと思いました。本当お疲れ様でした真野ちゃん、エッグの観んなには、明日頑張ってと二回言えました。エッグの観んなとは、横浜で握手してたので残念感はなかったです。やっぱり、かにょんは、可愛いですね。真野ちゃんは、今日家族と遠出をしているみたいですね。溜まった疲れを癒せるといいですね。では、失礼いたしました。
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十分過ぎるサービス (Jasmine029)
2009-06-09 20:13:21
お疲れ様でした。
真野ちゃんの新曲イベがあまりにも静かでしたのでコンサートなんて大丈夫かな?と心配していましたが逆に盛り上がったようですね。
"盛り上がりすぎない"というポイントがかなり好印象です。
通常よりも安いチケットに満足過ぎるサービス。
きっとDDの方は今回コンサートで本格的に推す人が増えたのではないでしょうか。
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真野ちゃんまた観たいです (管理人)
2009-06-11 22:21:47
コメントありがとうございます。

>GABUさん
真野ちゃんを観に行かれていたのですね。楽しかったですね。真野ちゃんの曲は今のところ全部好きなので、コンサートも入り込めたのですが、確かにちょっと疲れ気味なのかもしれません。ブログに家族と遠出と書いてありましたね。オフでまたパワー復活といきたいですね。
エッグの子達もとても可愛かったと思います。

>Jasmine029さん
まさに、盛り上がり過ぎないというのが心地よいコンサートでした。こういうコンサートもいいなと素直に思えました。
この公演を観て今後行くかどうか検討するという人は割といたみたいですね。
ちなみに、また真野コン行こうと私は決心しました。
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未来のあやや?! (ko)
2009-06-12 13:34:16
まのえりファースト紺参戦レポお疲れ様でした。
このレポとマノブログを読みながら参戦した気持ちになり嬉しく涙する僕です。
これから彼女が大好きなあややを是非越えてもらいたいと思います。あややにあってまのえりにないものは沢山あり歌唱力してもダンスにしてもまだまだ追い付きそうにありません。しかし彼女にしか無いものもいっぱいありますよね。
泣かないと誓ったファースト紺だが無理なのは当たり前だし感動して泣かない人はもうハロプロにはいませんよ(まいまい遂に泣きましたもんね) その涙を忘れずにまだスタートラインに立ち"ヨーイ ドン!"で一歩を踏み出したばかり。その道は険しい道かもしれません。しかし険しい道だからこそヲタという応援部隊がついてるから何も心配ないよ真野ちゃん!!

生まのえりはキャワイィでしょうね。そしてS/mileageや他のエッグ達も。彼女達がハロプロの底上げをするんだぜぇ~!
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Unknown (管理人)
2009-06-14 11:29:05
>koさん コメントありがとうございます。

以前のハロプロと比べるとソロで売り出すのは難しい状況なのかもしれませんが、それをうまく利用してハロプロ色を弱めて売っている真野ちゃん。これが成功に結びつくか大いに注目しています。
近くで見ると、美人ではないけど不思議な存在感があります。それは新人公演の時もそうでした。目立つ子なのですね。
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