改装工事した時、大切にしたもの

お店の改装工事では、



少ない予算ながら、

建築士のゆかちゃんと我が家の家族で、

「予算を使わず体を使う」

というコンセプトの元、

理想通りのショップになりました。


といっても、まだ棚を２つ設置する作業が残っています。

もう少しなので楽しみです



バナナブレットを並べている机の足には、

「ミシンの脚」を使っています。




これは私が生まれる前から使っていた、

実家のミシンです。

実家は水戸市内の五軒町と泉町で、

洋服屋さんをやっていたので、

このミシンは大切な親の「カタミ」のようなものです。



笠間でスコーンドルフィンを始めた頃から使っていました。

アンティークショップに行けば、

数台は見かけるミシン台ですが、

このスコーンドルフィンに置いてあるミシン台には、

古い古い我が家の歴史が刻み込まれているのです。



父親は、丁寧な作業をする洋服の職人でした。

その職人気質なところがそっくり私に遺伝したのでしょうか。

手先の器用さというか、

「こんなふうに作り上げたい！」

という思いを、形にすることが出来るようになったのは、

父に感謝をする以外にありません。



商売が下手なところも似てしまったのか、

まだまだ満足のいく店にはなっていませんが、

大切なもの

大切な心

親やご先祖から受け継いだものは、



やはり大切に守ってゆきたいと

そんな風に思いました。



だから、まだまだこれから、

素敵な未来を、

大好きな両親に見てもらいたいな・・と

思うのです。


頑張るぞ！！



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