え〜本日、沖縄地方朝から雨であります。
ゴーゴーな大雨じゃないが、雨は止まらず降り続いていて、
こういう雨は好きだな。映画や読書なんかに最適で。
さて今日のロリ音はフランソワーズ・アルディ。
きっとこの雨が、アルディを選曲させてくれたんだろうな♪
アルディは初期のユーミンと共に僕の雨の愛聴盤だ。
子供心にはよくわからなかったが、
その声や風貌から醸し出すアンニュイなムードは、
(確かレコードの帯にそう記載されてた)
フランス語独特の響きと相まって、他の音楽とは明らかに違うものでした。
当時はアルディを始め、シルヴィ・バルタンやミッシェル・ポルナレフなどの
フレンチ・ポップ(確かそう呼ばれてた)が日本でも人気で、
ラジオやテレビでもよく流れてました。
さて、日本でもその影響は、
ユーミンや五輪真弓さんなどに及んだわけですが、
ユーミンなんかは「私のフランソワーズ」なんて曲を書いたほどで、
そのアンニュイなムードを見事に表してました。
そんなアルディも現在は74歳のバリバリのおばぁちゃんなのですが、
最近の写真を見るとですね、
もう未だにフランソワーズ・アルディでありまして、
いやはやなんとも妖艶なのですなぁ。。
何だろね?この感じは。。
子供の頃感じたままのアルディがそこにはいたとです。
最近は特に女性アーティストの静かな声がいい。
特にこんな雨の日は、、、
静かな声が断然胸の奥にまで届く感じなのだ。
では、そんなアルディのヒット曲を2曲どうぞ。
Françoise Hardy - Comment te dire adieu?
FRANCOISE HARDY(フランソワーズ・アルディ) もう森へなんか行かない
「もう森へなんか行かない」なんて聴くと、
森田童子さんなんか思い出しますね。
しかし「もう森へなんか行かない」って、なんて良いタイトルなんでしょう。
やっぱり映画もそうですが、
ヨーロッパは若い人でも死生観が身近にあるように感じます。
日本ではなかなかそうならないけど、実に奥深い詩世界です。
アルディの声を聴くと、同じウィスパーボイスでも、
ダスティ・スプリングフィールドやアストラッド・ジルベルトは違い、
強力に独り感が強いのです。
当時僕がもしも有名プロデューサーなら、
コリン・ブランストーン、もしくはニック・ドレイク辺りと
デュエットアルバム作ってみたかった。
間違いなく僕の愛聴盤になったに違いない。
では、雨の日も素敵な音楽を♪