728) 私的岩手通史の旅 第19回

　まだ５月31日が残っていますが、５月の天候を総じて言えば「すっきりしない」１ヶ月だったと思います。「暖かくなったら」と先延ばしにしていたプランターへの種撒きもしないまま６月に突入です。いい加減コタツも片したいのですが・・・。


第19回　東北38年戦争６　（奥州市　阿弖流為の郷）

　朝廷に抵抗したエミシの首長であったとされる阿弖流為（アテルイ）、私がその名を知ったのは岩手県民となってからですが、幼い頃からの県民にとっては知っているのが当然のようです。もっとも岩手県は日本一広い県ですので、県北や沿岸の人も同様かどうか定かではありません。

　それはさておき、奥州市水沢区には阿弖流為の名を冠した施設が点在しています。生協の名は「コープアテルイ」ですし、道沿いの病院にも「あてるい」の名が付いていました。それらをすべて載せるわけにもはいきませんので、その中から「阿弖流為の郷」をご覧下さい。

　「阿弖流為の郷」は水沢駅から東へ向かう東大通りの東端にある小さな公園です。訪れた時は雪に埋もれており、素の様子ははっきりしませんでしたが、「阿弖流為の郷」碑の後ろに建つ像が異彩を放っていました。傍らの説明板によると「阿弖流為を顕彰するため、時の権力に対抗し続けた阿弖流為の怒りを抽象表現した」像なのだそうです。


（・・・・・　－奥州市水沢区東大通 2010/01/19－）

　素人に芸術は分かりません。

　阿弖流為の郷の場所はコチラです


　１年前の一品・・・「512)道南半日10　青函トンネル（函館側）」
　２年前の一品・・・お休みでした

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