レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

もとこもとめ伝説「もとこもとめ復活」 

2013-10-31 22:49:35 | 小説

もとこもとめ伝説「もとこもとめ復活」 
 

 直哉が叫んだせいで、
 眠りから覚めたのか、
 もとめの顔色が少しづつ良くなっていくのが、
 直哉にもわかった。
 直哉が、
 また、
 「助けてくれえー!」
と言うと、
 もとめの入っている棺のようなカプセルが開いたか
と思うと、
 もとめが急に上半身だけ起き上がると、
 「今何言ったの?」
と、
 直哉に聞いたので、 
 「助けてくれえー!です」
と、
 直哉は答えた。 
 「そう」
 「あなた様はどなた様ですか?」
 直哉が一応聞くと、
 「もとこよ、
 もとこ、
 でも、身体は嫌いなもとめ、
 でも、
 あたしはもとこ」
と、
 もとこだか、
 もとめだかわからない女はそう言うと、
 いきなり
 「あなたの言うとおりにしてあげるわ。
  だから、あたしと一緒にならない」
と言って、
 そばにいた直哉に抱きつこうとしたが、 
 直哉はなんだか怖くなり、
 「今は遠慮しておきます」
とだけ答えたのだった。

(続く)


エレベータ「読まれている配置?」

2013-10-31 22:34:38 | 小説

エレベータ「読まれている配置?」


 「エレベータの表示が点滅しました!」
 「来るか?」
 「ちょうどいい!
 今ならこっちは3人だ!」
 「あー...」
 「また、5階に逃げました」
 「くそー」
 「あのー」
 「何だ?」
 「敵がこちらの動きを読んでいるのでは?」
 「読む?」
 「というより、
 配置がわかっているのでは?」
 「どうやって?」
 「そこまでは?」
 「うーん?」
 「だとしたら、
 多数の警察官を一気に呼ぶしかないか」
 「その方がよろしいかと」
 「よし、じゃあ、応援を呼びに行く」
 「あのー、でも、何故、5階に?」
 「4階に俺たちの仲間がいて、
 5階にはもう誰もいないからだろ!」 「うーん?」
 「どうした?
 相手は本当に配置がわかっているんでしょうか?」
 「そうとしか考えられないだろう」
 「うーん?」
 「とにかく、
 応援を呼びに行くからな!」
 「ここが要だから死守しろよ」
 「はい」
 「...」


(続く)


「そして3人しかいなくなった?」387

2013-10-31 07:39:53 | 小説

「そして3人しかいなくなった?」387


 リカはタケと似たように、
しばらく時計と走り回る熊の親子を交互に見ていた後、
 外にいるエミに向かって何か言うと、
 エミも同じようにポンに何か話したのだった。
 すると、
 それまで外を走り回っていた熊の親子は
走るのをやめると、エミと一緒にビルの中に戻ってきたのだった。
 このとき、
 しばらくの間、
 リカは時計だけをじっと見ていたのだった。
 同様に、タケだけでなく信長少年も虎之助少年も
ゲーム機をじっと見ていたのだった。
 そんなリカたちの様子を見ていた、
 みつるがまっ先に、
 「そうか、そういうことだったのか」と声を上げると、
 まだ、何がなんだか理解していない、
たけるとマルナを残してリカのそばに駆け寄っていったのだった。

(続く)


サクラナ外伝フォー「間違った御守り?」

2013-10-31 06:51:20 | 小説

サクラナ外伝フォー「間違った御守り?」


 サクラナは何度もタマキの電話に連絡したが連絡はつかなかった。
 「病院にいるから電源切ってるんだすよ」
 あおむはサクラナと違い売っている御守りより涙石の方が効果があり、
間違った御守りを渡してもたいしたことない
と考えているのか呑気そうに言った。
 だが、
 サクラナは違った。
 実は、
 サクラナには過去に御守りのことで苦い過去があったので、
 タマキには同じ間違いはして欲しくないと考えていたのだった。
 そこで、
 サクラナは、
 「あおくんはお風呂にでも入って寝ていて。
 あたし、ちょっと病院に行ってくるから」
と言うと、
 そのまま、外へ飛びだして行ったのだった。

 「そなことせず、病院に直接電話して呼び出してもらえばいいだすのになあ。
 サクラナさんは相変わらずそそっかしいだすなあ」
 あおむは自分がアドバイスしようとする前に
サクラナが出ていってしまったので、
そんな愚痴のようなことをぼそっと呟いたのだった。

(続く)


倍返し圧勝!レイジー編「流行語大賞も貰った!年末までまだまだ!最後にあたしが嗤う!BY米倉」

2013-10-31 02:41:02 | 小説

倍返し圧勝!レイジー編「流行語大賞も貰った!年末までまだまだ!最後にあたしが嗤う!BY米倉」

某キムタコ「俺はもう化石?」
某米倉「整形も請け負ってあげるわよ!
5位はタコじゃなくアレ」

易問! 10月最後の大サービス!

5735票
半沢直樹
3553票
あまちゃん
5位
1767票
家族ゲーム
7位
942票
とんび
8位
927票
ガリレオ2
9位
766票
最高の離婚
10位
682票
泣くな、はらちゃん
11位
600票
35歳の高校生
12位
509票
信長のシェフ
13位
417票
救命病棟24時
14位
328票
八重の桜
15位
224票
ショムニ2013
17位
154票
THE LAST HOPE
18位
971票
その他


集計期間:2013年10月23日~2013年10月30日  情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(10月調査)







偽とも終焉?レイジー編「こんな時間に見てたらあかん!戦犯は誰?」

2013-10-31 02:34:16 | 小説

偽とも終焉?レイジー編「こんな時間に見てたらあかん!戦犯は誰?」

これだけ続いたのこそ、
世にも奇妙な物語!

某魚「そのヅラが!」
某ヅラ「その歯が!」
ラッキョぽろり「どうでもいいやろ!」
某森田「もんたも道連れに!」

 

5076票
明石家さんま
2416票
中居正広
1343票
笑福亭鶴瓶
4位
1143票
関根勤
5位
749票
久本雅美
6位
479票
おすぎとピーコ
8位
289票
片岡鶴太郎
10位
274票
山口智充
11位
250票
所ジョージ
12位
209票
ルー大柴
13位
79票
ガレッジセール
15位
61票
石原良純
16位
45票
柴田理恵
17位
41票
青木さやか
18位
22票
ココリコ
19位
19票
東野幸治
20位
734票
その他

集計期間:2013年10月23日~2013年10月30日  情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(10月調査)

 


バカップル!レイジー編「のろけられるのも今のうち、そんな頭じゃいずれは借金地獄がDV地獄?」

2013-10-31 02:25:56 | 小説

バカップル!レイジー編「のろけられるのも今のうち、そんな頭じゃいずれは借金地獄がDV地獄?」


嫉妬男「今日、バカップル見たから、
鼻くそ投げてやったわ」
嫉妬女「バカね!
ぶつかったフリして、
ハイヒールで女の足踏むのよ!」

そういうあんたらもバカップル!

5882票
花火より君の方がきれいだよ
10位
751票
まだ帰りたくない!
11位
422票
しばらく会えなくて寂しい~
14位
1568票
その他

集計期間:2013年10月17日~2013年10月30日  情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(10月調査)

 

 

 


第3弾リメイク「どんぐり頭のゴリラ顔の男子生徒」

2013-10-31 02:14:00 | 小説

第3弾リメイク「どんぐり頭のゴリラ顔の男子生徒」


 「あおー」
 「たしか...
 山手線編のドバイバージョン...」
 「ケンタにカミサンがのりうつっただすかな?
 どんぐり頭のゴリラ顔だから」
 「なに?
 ゴリラ!
 クソー!」
 ゴリラ顔に変身したケンタらしき男はまた自分で自分の顔を触り、
怒鳴った。
 「落ちつくだすよ。
 ケンタだすよなあ」
 「たまお、ケンタじゃないって」
 「だば、誰なんだす?」
 「他はみな無事でまだ寝てるだすよ」
 「クソー!
 あいつら!」
 たまおやふうたの言葉にかかわらず、
 ゴリラ顔の男だけはたまおとふうたを怒鳴りつける
というより、他のものを怒鳴りつけるように怒り狂っていたのだった。


(続く)


 


新作ディープ(?改)「元デブス姉妹の過去を知る黒幕と皆殺し計画の関係?」

2013-10-31 02:06:35 | 小説

新作ディープ(?改)「元デブス姉妹の過去を知る黒幕と皆殺し計画の関係?」


 「終わったことはしょうがない?
 今見たデータを見る限り、
 もとこともとめを脅迫していたのは、
 母親が凄い美人だった彼女なのか?
 で、彼女が黒幕なのか?
 二人はそれを知られたくないために、
皆殺し計画に見せかけて、
彼女だけは殺そうとしたのが最初の計画だったのか?
ただのサプライズじゃなかったわけか?」
 「多分、最初はな。
 だけど、他のデータも見てくれ」
 オチタはまだ確認するものがあるような言い方をしたので、
 くそたはまたパソコンに見入った。
 その間、
 「じゃあ、黒幕は整形していなかったのか?」
と、
 ぼそっと呟いた。

(続く)


「ミケーレの蒼き仮面」第五章471

2013-10-31 01:55:27 | 小説

「ミケーレの蒼き仮面」第五章471


 「ウトーが戻って来ないところを見ると、
あのオムツ姿の男、見かけによらずうまくやっているのよねえ」
 柿女が言うと、
 「あのー、
 その仮面の完成のために、こうして引き延ばしをはかっているんですか?」
と、
 現皇太子が跪きながら聞くと、
 「それもあるけどねえ?
 あたしはあのケイシーという人間が気になって、もう少し様子を見たいのよ」と、
 柿女は言う。
 すると、
 偽の皇后の遺体が灰になったのを確認したパティが
ケイシーに命じられたとおり、邸宅に手ぶらで戻ってきた。
 「あら?
 生首に化けた小判女は?」
 「置いたまま。
 小判女なら1体でも楽勝だし、
 上空にはもうカマキリ鳥と亀男が戻ってきている
って小判女が僕にそっと教えてくれたんだ。
 で、ケイシーが中にいる虫の様子が気になるから見て来いってさ。
 でも、あのケイシー、ずるいところはあるけど、凄い悪人じゃないね」
と柿女の言葉に戻ってきたばかりのパティが言うと、
 寝ている皇后がベッドの上で起き上がると、
 「この国には珍しく、
 総督も軍の大将ケイシーもどちらも優秀なのです。
 ですが、
 性格も長所も違うので凄く仲が悪いのです。
 私は正直総督の方が義に熱いので、彼を選んだんです。
 で、
 あの女はケイシーを。
 で、
 12世には何の力も知恵もなく、
 私がこんな状況になったんで策略に富むケイシー
を取り込んだあの女の方が優位になり、
今は私どもはここまで追い込まれてしまったんです」
と、
 一時的だがだいぶ体調がよくなったのか、そうはっきりと言った。
 「惜しいねえ。
 二人仲良くすれば、うまくこの国を運営できるんじゃないのかなあ?
 あー?」
 パティはそこまで話して何かに気づいたようだった。

(続く)
  


カミサン伝説20「ハッピー編」597

2013-10-31 01:39:09 | 小説

カミサン伝説20「ハッピー編」597



 「いいかな。
 まず、木太郎教授は
今日電車が例の脱線事故で列車が遅れていることを店に知らせようとしたんだが、
肝心のスマホのバッテリーが切れていた。
 エイタ教授の方は、
ガラケーを財布と一緒にすられたか、
家に置き忘れていた。
 ここが肝心なんだが、
仮に二人に電話しても電話は通じない状態だったんだ。
 それから、
 盗み聞きして悪かったが、
 西園寺さんが春美ちゃんにまだ未練があり、
今日ここに来たことはまったく知らない。
 それから、
 西園寺さんも知っているだろうが、
 春美ちゃんと木太郎先生の仲は恋人という程ではないが、
進展している。 
 今も仲良く話している。
 エイタ先生は春美ちゃんの友人とやはり同じような関係になりつつあり、
同じく仲良く話している。
 ここまで話せば、
 チンタには無理だが、
 頭のいい、西園寺さんなら、
この後どうすればいいかわかるよねえ。
 嘘も方便さ」
と、
 ケンタは名案があると言いながら、
肝心の名案は話さず、ヒントだけ話してから西園寺の顔を見たのだった。


(続く)
 
 


ドア女「ドア女Ⅹ」?h2

2013-10-31 01:16:55 | 小説

ドア女「ドア女Ⅹ」?h2


  「たまおか?
 ようやく、真実に辿りつきかけたよ。
 鍵はもとめ先生の死因より、
 最初のキミカちゃん殺しにあったんだよなあ。
 最初のキミカちゃん殺しは、
 もとめ先生の死因を知らないから出来たんだ。
 もう気づいているんだろ。
 それから、
 キミカちゃん殺しの際、ドア女に扮した人物も」
 「うーん...
 刑事さんが聞いてるだすから切るだすよ」


 「たまおくんが関係あるのか?
 今の電話の切り方?」
 「たまおが関係するのは、
 ネネちゃん殺しです」
 「うん?
 まったく、理解できないな」
 「刑事さん、もう一回、キミカちゃん殺しから整理してみませんか?
 キミカちゃん殺しとネネちゃん殺し、
 その他の事件は性質が違うんです。
 そのことを説明します。
 その後で、
 もとめ先生の死因との関係を説明します」
 「君はようやく真相に辿りついたんだな」
 「...
 実はまだ自信のないところが、
 それで...」
 「わかった。
 おかしなところや矛盾点などは私が指摘するよ」
 「お願いします」


(続く)



続エスカレーター改「チョンマゲ対決開始!怨霊?タマガキの失言に気づいた?」 

2013-10-31 00:57:05 | 小説

続エスカレーター改「チョンマゲ対決開始!怨霊?タマガキの失言に気づいた?」 
  

 「ワン・ツー・スリー!」
 
 始まらない?
 そうか!
 オッサンが多いから、

 ダー!

 を待っているのか?
 よし!
 「俺がかけ声をもう一度!
 
 ワン・ツー・スリー・ダー!

 アレッ?
 うん? 
 記者たち何かのメモを回し読み。
 そして、
 こっそりスマホを見ている?

 「君、本当に君かね?」

 何だ、この記者?

 「質問が意味不明だねえ」

 「失礼、
 君の名はサギチョクトくんかね?」
 
 偉そうに!
 射殺されるぞ。

 「それから、
 その銃に弾は入ってないね」
 「なことないよ?」
 「なこと?
 さっき、君は
 
 さあ、サポーター、腕の見せどころだすよ

とはっきり言った。
 このスマホでも全国放送を録画してあり、今、確認した!
 君は怨霊?タマガキが...
 うん、タ.....
 もうひとりの子の霊がのりうつって行動しているだけだろ!」
 
 こいつに悪魔ガキ、のりうつったのか?
 怨霊タマガキも失言。
 悪魔ガキも最後に失言。
 ここは!

 「おまえら、
 こんなの無視して、
 チョンマゲ対決!
 早くしないと!
 ほれ!」
 
 ...
 いつのまに銃を...
 何故に、俺が?

 
 
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もとこもとめ伝説「必死の直哉と大笑いするもとえ」 

2013-10-30 23:35:33 | 小説

もとこもとめ伝説「必死の直哉と大笑いするもとえ」 
 
 
 直哉は、
 もとめの寝ている部屋に、
 ソフォーと予備に置いてあった毛布を持ち込み寝っ転がると、
 数分置きに
 「助けてくれえ」
と叫んでいた。
 「大丈夫よ。
 そんなにいちいち叫ばなくても」
 サヤは何故か余裕だった。
 「どうして?」
 「だって、
 5人もいなくなれば警察が捜しに来るわよ。
 4人だって、
 私が地下にいること知ってるわけだし、あんたはここまで来たんでしょう。
 だったら、
 もとえ先生たちだって見つけだせるわよ」
 「だといいけど、
 助けてくれえー!」
と、
 直哉はやはり不安だった。
 「あんたも勉強した方がいいわよ、
 ほら、これ、あたしが終わった分」
 サヤは、
 自分が終わった分の教材を直哉に渡す。
 「助けてくれえー!」
 直哉はまた叫んだので、
 サヤは呆れて地下室のリビングに戻った。


 もとえが、
 風呂から出て部屋に戻るなり、
 「助けてくれえー!」
との直哉の声が聞こえたので、

 いいきみだ

と思って、
 もとえは大笑いした。
  直哉が持ち出したスピーカー付きの仮面は
もとえの部屋のものでなかったのが幸いして、
 数分毎に誰となく助けを求める直哉のの必死の声が、
 もとえには、おかしくてしょうがなかったのだった。 

(続く) 




エレベータ「3階で?」

2013-10-30 22:55:22 | 小説

エレベータ「3階で?」



 「おい、油断するな。
 敵は二人で、
 銃とボーガンを持っている。
 今、ひとりやられた。
 俺は応援を呼ぶから、
 ここはしっかりとな。
 相手が手を挙げても、
 腕を撃て!
 いいな。
 ひとりはその作戦でやられたからな」
 「はあ」
 「はい」
 「それから、
 今の状況は、
 敵は4階のエレベータの中。
 4階の階段に2名。
 5階ゼロ、
 6階に二人と高校生だ。
 そして、ここだ。
 わかるな。
 ここが要だからな」
 「あっ!」
 「どうした?」


(続く)