「棺のある部屋へ2」
「エイタ、やっぱりって、どういうことさ?」
いつきが訊くと、
「いや、こんなところで、
点滴だけで生きているとは思えなかったんだ、
それだけだよ」エイタは率直に答える。
「それより、怖いのは2つ目と3つ目だよ。
いつき、永久を見たっていってたじゃないか」
エイタは言う。
「いや、でも、これが人形だから、
永久だと思ったのも間違いかもしれないよ。
俺、そんなに目はよくないんだ。
眼鏡が似合わないし、
コンタクトはめんどくさいから、
裸眼のままなんだ」
いつきはぎょろっとした目をぱちくりさせて、
真顔で言う。
「オタク、それを早く言えよ。
だから、生米を生きたまま
埋めたんじゃないのか」
エイタがそういうと、
「そうかもしれし、
そうじゃないかもしれない。」
と訳のわからないことを言う。
「さあ、こうなったら、確認しよう」
エイタの言葉にいつきも
「わかった。」
と頷く。
(続く)
「エイタ、やっぱりって、どういうことさ?」
いつきが訊くと、
「いや、こんなところで、
点滴だけで生きているとは思えなかったんだ、
それだけだよ」エイタは率直に答える。
「それより、怖いのは2つ目と3つ目だよ。
いつき、永久を見たっていってたじゃないか」
エイタは言う。
「いや、でも、これが人形だから、
永久だと思ったのも間違いかもしれないよ。
俺、そんなに目はよくないんだ。
眼鏡が似合わないし、
コンタクトはめんどくさいから、
裸眼のままなんだ」
いつきはぎょろっとした目をぱちくりさせて、
真顔で言う。
「オタク、それを早く言えよ。
だから、生米を生きたまま
埋めたんじゃないのか」
エイタがそういうと、
「そうかもしれし、
そうじゃないかもしれない。」
と訳のわからないことを言う。
「さあ、こうなったら、確認しよう」
エイタの言葉にいつきも
「わかった。」
と頷く。
(続く)