里山人雑記

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雨、止まないですね…

2011年10月30日 13時58分48秒 | ふつうの日記

↑雨、止まないですね…うちの貯水バケツもいっぱいです。

↑こんなところに電柱(笑)

↑クモの巣の残骸が…雨で壊れてしまったのでしょうか。雨の日も、外に出てみると意外と面白いかもしれないですよ♪

でもやっぱり、土日は晴れてくれないかなぁ…
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日没が早くなってきました

2011年10月28日 22時51分38秒 | Field Note<観察>

↑最近、日没がずいぶん早くなってきましたね。しかも寒くなってきました…
さて、この時期の坪井川緑地はどんな感じになっているんでしょうか。
観察がおろそかになっていたので、通りがかりに見つけた生き物を写真に撮ってきました。

↑ススキがいっぱい、と思いきや…オギなんです。ススキじゃないらしいんですよー。
ススキは乾いたところに生え、より湿った所にはオギが生えるそうです。穂の雰囲気もちょっと違います。

↑こっちはヨシです。ぱっと見全部ススキ(ほんとはオギ)に見えてしまうのですが、よく見るとそうでもないんです!

↑こっちはセイバンモロコシです。まぁ、この写真のやつは最盛期の状態ではないので穂がちょっと寂しいですね…
そういえばこのセイバンモロコシ、外来種ですので、その類の話でときどきピックアップされていますよね。
坪井川緑地では、スズメのねぐらとして利用されています。もちろん、採餌場ともなっています。

↑そして、セイタカアワダチソウです。こいつは外来種としてもちょっと有名ですよね。根から周辺の植物の成長を阻害する物質を出す、他感作用を示します。アレロパシーと呼ばれる作用です。そのため、これが生育する場所の周辺では植物の成長が妨げられ、セイタカアワダチソウが優先的に、成長に必要な様々な要素を独占できるというわけです。

アカタテハです。開けたところで日光浴?をしている姿をよく見かけます。
キタテハなどと比べると飛ぶのはなかなか早く、トリッキーな動きをします。

アオビタイトンボがまだいました。寒くなってからトンボがずいぶん数を減らしましたが、アオビタイはまだちょっとだけ生き残っています。ちなみにアオモンイトトンボは、未だに未成熟個体が観察できます…

↑日没直後に見られる夕焼け、きれいですね。空の色って見ていて飽きません…

↑ちょっと暗くなってくると…

↑色がどんどん変わってきて…

↑もうすぐ夜です…

↑そしてすぐに真っ暗。
この時期に限らず、空の変化ってとてもおもしろいですよね。時間さえあれば、いつまでも見ていられるような気がします。
一日中ぼけーっと空を見ていられたら、きっと幸せだろううな~(笑)
そしてこの時期も大好きです♪

以上、ちょっとだけ坪井川緑地の報告でした。
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最優秀賞!!

2011年10月24日 23時33分48秒 | イベント<自然関連>
前回の投稿から、少し間が空きました。
たびたび見て下さっている方には申し訳なかったです…すみません

では本題です。以下の大会を見に行ってきました。

↑昨日(10/23)、"第62回 熊本高等学校生徒理科研究発表会-サイエンスコンテスト 2011-"が開催されました。
この大会は県内の高校の多くの理科系部活にとって、重要な大会の1つです。県内の高校の先生方をはじめとするたくさんの方々の努力で、今年でとうとう62回目の開催となりました。関係者の方々の努力には、本当に頭が下がります。これだけ続いているっていうことは、とてもすごいことですよね!!
部門は物理・化学・生物・地学の4部門にわかれており、自分たちが研究している分野の部門で他校と研究の成果を競います。
そして、1~3位になった部活には最優秀賞が贈られます。さらに、その1位には全国総文出場権・九州大会出場権・熊本総文出場権、2位には九州大会出場権・熊本総文出場権、3位には熊本総文出場権が与えられます。

済々黌生物部、もちろん生物の部門に参加しました。
テーマは"坪井川遊水地の自然V トンボ池のトンボ相"です。坪井川遊水地の研究を始めてからもう5年ということで、坪井川遊水地の自然になりました。僕たちが高校1年だった時は、この研究がこんな形で続いていくとは、あまり想像していませんでした。後輩たちが、ありがたいことにこの研究を引き継いでくれているんです…
データを蓄積するにつれて、新しい発見が少しずつ出てきて、この研究は形を変えながら続けられてきました。
継続して貯めたデータはばかにならないです!!

↑「きおつけ、礼」で発表開始です(写真はS藤先生撮影)。スライドのクオリティもなかなかで、見ていて結構楽しかったです。
済々黌生物部特有の良さが、いい感じに出ていました。みんなよく頑張りました。
発表はちょっと早口でしたが、それも一つの作戦だったようです。発表時間は13分で、2分オーバーすると発表点が0点になってしまうんです…
短すぎても良くないし、長すぎてももちろん良くないということです。なかなかシビアなんですよー。
内容を削りに削ったため、S木部長が言いたかったことも全部は言えなかったようです。ここが研究発表の難しさでもありますね…
内容については、後日、要点をちょっとだけ紹介しますね。それまでお待ちください…

書きたいことは他にも山ほどあるのですが、文章力がないのでこの辺にしておきます。
簡約化して伝えることになるため、誤解が生じそうで怖いですし…
もっと文章力をつけなければいけませんね。あ、話がそれました…

では結果です。
済々黌生物部は、2位で最優秀賞を獲得!!
九州大会の出場権も得て、嬉しい結果となりました。
ちなみに1位は東稜高校"落下する昆虫の飛翔する条件"で、3位は氷川高校"直翅目昆虫と食草の紫外部における色調と色素の定性"です。
1位の東稜高校の研究発表は、確かに面白かったです。うまくいかなかった結果についても説明の仕方を工夫していて、その勢いがなかなか楽しかったです。研究の内容自体もおもしろく、自分の中でも「最優秀賞には乗って来るだろうな…」と思えました。結果、やっぱり最優秀賞でしたね…

順位的には一歩及ばずとなってしまいましたが、済々黌生物部も十分健闘しました!!素晴らしかったです。
1年生部員たちをしっかりまとめたS木部長、そして、フィールドでの調査を積極的に頑張った部員たち、本当によく頑張りました。みんなが協力して頑張ったからこそ、これだけの結果を残せたのだと思います。おめでとう♪そしてお疲れ様。
これからもしっかり研究を続け、自分たちが興味のあるテーマについて、アグレッシブに取り組んでいってください。応援しています。
あと、わからないことがあったらいつでも聞いてね。

それから、忘れてはいけないのが顧問のT松先生です!!
こういった形で5年も研究が続けられ、大会で評価されるだけのものになったのは、先生のご指導なくして考えられません。
"・・・・・・・・・・・・・・・企業秘密(笑)"という素晴らしい方針で、僕が部員だった時も研究するのが楽しかったです。
ありがとうございました。今後もよろしくお願いします。


あ、それからS藤先生、行きと帰り、また大会中もいろいろとお世話になりました。ありがとうございました♪
…いろいろ面白かったです(笑)

以上、生徒理研の報告でした。
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肌寒くなってきました

2011年10月17日 22時35分32秒 | Field Note<観察>
ここ数日、急に冷え込んできました。
体調管理には、くれぐれもお気を付けください!
昨日(10/16)、また観察に行ってきました。

ハイタカが飛んで行きました。これからの時期、猛禽類の観察がとても楽しみです♪
昨日は早速、ハイタカ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、ミサゴ、トビ、…などの猛禽類を観察できました。
今年は植物や虫中心で観察を行ってきましたが、これからのシーズンは…

ノビタキもたくさんいました。黄金色に色づいた稲の周りで、飛んでいる虫をフライングキャッチしていました。
このノビタキ、熊本では旅鳥なので春・秋に多く観察されます。近所に広けた環境がある方は、探してみると見つかるかもしれませんよ!
もうすぐ渡ってしまいますけど…

キジバトです。首に青と黒の縞模様があるのが特徴です。他に、羽のふちどり(羽縁)の色などでも簡単に識別できます。観察を始めたばっかりのころは、カワラバト(ドバト)との違いがわからないということもあるかと思いますが、何度か観察するうちにわかるようになります!観察回数を増やして、識別眼を養っていきましょう!!

↑夕焼けバックのアオサギです。昨日は、アオサギがたくさんいました。

↑こんな感じです。この写真だけでも8個体いるのがわかりますよね。

アオアシシギ(下)とイソシギ(上)のツーショット写真です。近くで観察できたのは久しぶりでした。あんまりシギチの観察には行かないもので…

冬が近づく今日この頃、これからの観察が楽しみですね♪
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11.10.15.Sat. -バードウォッチングin野草園-

2011年10月15日 22時55分03秒 | 観察会報告
今日(10/15)は、毎月第3土曜日に南阿蘇ビジターセンターの野草園で開催されている"バードウォッチングin野草園"に参加してきました。
天気がイマイチだったので、鳥は観察しづらかったです…
というわけで、今回もまた植物中心で書きます。ちなみにS藤先生は、今日、ここの観察会に初めて参加されました♪

ナルコユリの実です。雫がきれいですね。
茎が丸くなっていることから、よく似たアマドコロと区別できるそうです。アマドコロは、茎が角々になってるそうです。

サラシナショウマです。以前紹介したオオバショウマ(記事"野草園withS藤先生"参照)に形がそっくりですが、大きさが全然違います。
サラシナショウマの方が断然大きいです。きれいな花ですねー♪

↑こんなにたくさん咲いていました。奥に見える白いのは、全部サラシナショウマなんですよ!

シラネセンキュウの上でキイロスズメバチが吸蜜(?)していました。一般的に、この時期のスズメバチの仲間は攻撃的になると言われたりしますが、この個体はそんな雰囲気ではありませんでした。今秋は、攻撃的なスズメバチの仲間にほとんど遭遇していませんよー。

ヒオウギの実です。この実が"ぬばたま"と呼ばれたりするやつです。主に黒い色などを連想させる枕詞として、"ぬばたまの"って言うのがありますよね。

スジグロシロチョウイヌゴマにとまって休んでいました。普段は翅を閉じて休むことが多いのですが、この個体は翅を開いて休んでいました。

エサキモンツキツノカメムシです。背中の模様がハートマークになっているのが大きな特徴です。それから、体の両側にとげのようなものが突き出しているのも特徴ですよ。

以上、"バードウォッチングin野草園"の報告でした。

↑観察会終了後、阿蘇方面をちょっとだけ探索しました。雲が低いところに降りてきていて、雲の中にいるような状態が続きました…
あ、目的地は、K村さんに教えて頂いた"とある池"です。写真がものすごくへぼいので、証拠写真として見て下さいね(笑)

↑池に着きました。カルガモ(1番でかいやつ)と、コガモ(周りの小さいやつ)です。

↑そして、マガモ(でかいやつ3個体)と、コガモ(マガモ3個体の中央にいるやや小さいやつ)です。この池にいたカモ類の大半が、カルガモ、マガモ、コガモでした。ただしこの時期ですから、オス個体のほとんどがエクリプス個体であるため、メス個体なのかオス個体なのか、また、何という種類のカモなのか等々、わかりづらいですね。慣れないと識別がけっこう難しいかもしれません…
あ、エクリプス個体ってのは"繁殖期ではない時期の羽の色・模様を呈している個体"のことを言います。つまり、オス個体なのにメス個体とほとんど同じような地味な羽の色をしている個体のことを指します。
ま、これから羽が抜け変わって冬にはエクリプス状態を脱し、しっかりとオス個体特有の羽の色に変わっているはずです。それからは観察しやすいですね♪

トモエガモが混ざっていました。嘴の基部(付け根)にある、白くて丸い模様が識別ポイントです。ぱっと見2個体くらいしかわかりませんでしたが、もっといるのかもしれません。トモエガモのオス個体は顔の模様がおもしろいので、冬にまた観察できるといいですね。
他には、オカヨシガモのエクリプスもいました。

↑観察終了間際にトラックが近くを通って、カモたちが飛んでしまいました。この写真からは、コガモとカルガモ(またはマガモ)の大きさの違いがわかると思います。コガモを探してみて下さい。5個体(もっといますか??)のコガモがいるのがわかりますよね。(このとき、はっきり写ってない1番下の2個体は除外して考えてみて下さい)
そういえば、ビジターセンターからここへ来る途中に、ハヤブサとノスリを観察できました。これからの時期、猛禽類も見頃です。
なんか楽しみですね(笑)
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そろそろ…

2011年10月10日 21時07分55秒 | Field Note<観察>
昨日(10/9)は久々に、"とある観察地"に行ってきました。
冬のもう1つのフィールドです♪
実際のところ、ここで生き物を観察するには時期焦燥な感じもしますが、今日はまぁまぁ観察できました!
最近、虫・植物の観察が多かったのですが、今回は鳥三昧です(笑)

ノビタキがいっぱいいました。いずれも夏羽から冬羽に移行した個体ばかりでした。間近で観察できたので、飛んでいる小さな虫を捕まえるところなども見ることができました。

コサギです。写真では足の先が黒く見えますが、実際のところくすんだ黄色です。足の先が黄色いのは、コサギ特有の特徴です。稲穂が黄色く色づき、秋の風景ですね~。…この写真、コサギの顔が隠れててしょうもないですけど、風景を出したかったので貼りました…

ミサゴがいました。ミサゴは、魚を主食とするワシタカ類の鳥で、通年、熊本でも観察できます。空中で停止(ホバリングと言います)して狙いを定め、一気に急降下して水に飛び込み、水中を泳いでいた魚を捕らえます。その狩りのシーンは、けっこう豪快です。

アマサギもたくさんいました。稲刈りが終わった田んぼの泥の中から、食べ物を探していました。カエルや魚、虫までいろいろ食べるんです。そういえばこの個体、頭の形がなんとなくアマサギに見えませんが、アマサギです。飛び立つ前の観察から、アマサギと識別しました。

ダイサギです。サギ類多いですね…ちなみに、"シラサギ"という種類の鳥はいないんですよ!シラサギというのは、コサギ、チュウサギ、ダイサギを総称して読んだものなんです。観察の際にはご注意ください。
ところで、このように水を貯めた状態でおいてある田んぼ、鳥類にとってすごく有用な場所になります。水浴び、採餌、休息など、さまざまなことに使えるんです。冬に入っても休耕田に水がためてあったりすると、なんだかありがたいなぁと思います…
鳥類にとって、越冬地としての九州の役割はなかなか優れたものがありますからねー。それについては、後日機会があれば書いてみようかとも思っています。ま、書かないかもしれませんけど。

ハヤブサの幼鳥です。サイズが随分大きな個体だったので、多分メスの幼鳥です。幼鳥と成鳥の識別ポイントは、ずばりお腹の模様です。幼鳥の模様は縦斑で、成鳥の模様は横斑なんです。そこでばっちり識別できるはずなので、観察する時には注意して見てみて下さい。

↑しばらくするとハシブトガラス(右下)が飛んできました。カラスは猛禽類をやたらと攻撃するんです。なぜかは知りませんけど…
しかも、攻撃された猛禽類は少しだけ威嚇をするぐらいで、多くの場合逃げていきます。ときどき反撃して、カラスを追い払うこともあるんですけどね。

↑翼を広げて威嚇?ちょっとよくわかりませんでした。このあと飛んで逃げて行きました。

ムクドリです。ちゃんと数えたわけではないので何とも言えませんが、この観察地全体でおそらく数千羽はいたと思います。ムクドリにしてはちょっと少なめかもしれません。やっぱり数万羽にしとこうかな…(笑)

↑個体差がいろいろあるのも面白いです。ムクドリは糞害などで嫌われる場面もあるようですけど、観察してみるとけっこうおもしろいですよ♪数百羽の集団を見ただけでも、様々な個体差を持つものを観察できます。ちなみにこの写真に写ってるやつは、顔の模様などに大きな個体差が見られますね。

アオサギです。まだ色がはっきり出ていない、若い個体です。アオサギもたくさんいました。昔、某新聞社の記事で、ツルとして掲載されていたことがあります。アオサギってのはそれぐらい大きいんです。でも、ツルと間違えるのはちょっと…

オオタカの幼鳥です!けっこう近くで観察できたのでラッキーでした。まともに観察できたのは久々でした。小鳥(スズメ、ムクドリ、ホオジロ、ヒバリなど)が一斉に飛び立ったときや、カラスが急に騒ぎながら飛び出したときは周りをよーく見回してみて下さい。猛禽が飛んでいるかもしれませんよ。なぜかというと、小鳥たちは猛禽を恐れて逃げ出し、猛禽を攻撃したいカラスたちは猛禽を群れで追うからです。
周囲の状況から鳥を見つけ出すのも、観察に必要な1つのテクニックです。これはもちろん、他の生き物を観察する時にも言えますよ。

↑夕方になって、スズメたちがねぐらのススキ原に集まっていました。小鳥たちは各々、比較的安全な場所をねぐらとして選択し、群れで集まって休息します。自然界には、天敵がうじゃうじゃいますからね。

↑最後に、ダイゼンの群れです。夕方になって、海岸からこっちに移って来たようです。ちなみにダイゼンはチドリ類で、普段は海岸、特に干潟などで、そこに生息しているベントス(底性生物)を食べている鳥です。

以上、"とある観察地"での観察でした。これからが楽しみです(笑)♪
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11.10.02.Sun. -立田山定例探鳥会-

2011年10月06日 21時56分18秒 | 観察会報告
報告が遅くなりました…
10月2日に実施された立田山定例探鳥会の報告です。

↑モズをみんなで見ているところです。秋らしく、しっかり"高鳴き"をしていました。
身近な野鳥もじっくり観察すると、新たにいろいろな発見があって面白いですよ♪

今回の探鳥会では、コサメビタキ、サメビタキ、センダイムシクイなど、この時期特有の野鳥たちを観察することができました。
この時期の探鳥会らしくてよかったと思います。
結果、計28種類の鳥たち(1種は外来種のソウシチョウ)を観察できました。


<おまけ>
このあと、探鳥会にも参加されていたS藤先生と金峰山へ
目的は、先日確認したオオルリたちです。先生が見たかったそうで…(笑)

オオルリのメス個体です。じっくり観察できました。
若鳥が多い中で、今回はオスの成鳥も現れました!!
先生にもしっかり見せることができて、よかったです♪
写真は撮ってないですけど…
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11.10.01.Sat.-南阿蘇ビジターセンター-

2011年10月04日 22時09分15秒 | Field Note<観察>
ちょっと前の話です。大学が始まり、なかなか更新する余裕がなかったため遅くなりました…
ついでに、わからない種類が多かったため、わからなかったものの写真はわかってからアップします…

ニホントカゲです。身近な生き物ではありますが、このブログでは初登場です。目がクリクリしてるんですよー♪
この写真のニホントカゲは成体(大人)に近い個体です。幼体(子ども)の時は、鮮やかなブルーのラインが数本入っていますが、大きくなるにしたがって、その鮮やかなブルーのラインは消えていきます。個人的には成体の色合いの方が好きです(笑)
ニホントカゲは、土に潜るのも得意です。やわらかい土であれば、少しとがった爪で掘って、潜ることができるんです。

ツリフネソウです。ハガクレツリフネより、色が濃い感じがしますよね。花の上に葉っぱがないのも、ハガクレツリフネとは違う特徴です。でもやっぱり、ハガクレツリフネやキツリフネの方が多く目につきます。

ハガクレツリフネです。しっかり葉に隠れるように花がついていますね。
そういえば、花のがくの部分をかじって破り、中の蜜を採っているハチがいました。ハナバチの仲間だとは思うのですが、種類はわかりませんでした。今度行った時には、もっとじっくり観察してみたいと思います。話に聞いたことはあったのですが、セコイのもいるんですね(笑)

キツリフネです。ハガクレツリフネの黄色版ってとこですかねー。花の付き方にも注目してみて下さい。こんな細い茎(がく?)で、よく花を支えることが出来ますよね…

ヤマハッカが、以前よりもいっぱい咲いていました。周りにミズヒキの花も見えますね。

ヤマノイモのむかごです。むかごって言うのは、茎の一部が膨らんでできた栄養生殖器官です。
かなり簡略化して書くと、このむかごの部分から元の個体と全く同じ遺伝子組成をもつ新しい個体が生まれるというわけです。
他の例を挙げますね。いちごの走出芽も栄養生殖器官です。走出芽の先々で新しい株ができ、1つの新しい個体になりますよね。
つまり栄養生殖器官というのは、栄養生殖(栄養器官(根・茎・葉)から新しい個体ができる生殖方法(このため無性生殖です))を実行することができる器官ということです。説明下手くそですね…わかりにくいときはコメントでもください。書き直しますので…

オオマルバノテンニンソウです。けっこう花が大きかく、よく目につきます。おもしろい花ですね♪

オオバショウマです。きれいな花です。花の外観は、ツルボにも似ている感じがしますね。

オオイヌホオズキです。ナス科の植物です。この辺の種類には類似種がいくつか存在するので、識別が難しいです…
もし間違っていたらご指摘ください。よろしくお願いします。

マムシグサの実が色づいてきました。観察してわかったのですが、これ、光が当たっている部分から色づいて行ってるみたいなんです陰になっている部分はまだ緑色でしたもん。ま、僕が観察したのは限られた時間ですから、一概に言えませんけど…時間の経過で、光の当たり方は大きく変わりますもんね。

ナガミノツルケマン(?)です。花は、フウロケマンなどと似ていますね。

↑こっちは種です。手で触れると弾けるそうですよ!弾け方はハンパじゃないらしいので、手で触る時は気を付けて下さいね。触ってみればよかったです…

スミレの仲間が、たくさんの種をつけていました。

フキバッタの仲間です。この前金峰山で見つけた種とは違う種類みたいです。ま、フキバッタの一種であることに変わりはありませんけど…識別難しいですね。

オオカマキリです。この時期はまだ見られますが、産卵シーズンを過ぎると、ぱったり姿を見なくなるんですよね…
秋は秋、冬は冬なりの観察の仕方があるんですよね。

イカルが、赤い実を食べていました。見てわかるように、くちばしがかなり太いですよね!かたい実をつぶして(割って)食べるために発達したので、こんな形になったんです。まるでペンチのように、木の実を割って食べるんですよ。くちばしの形1つにも、ちゃんとした意味があるんですよね~。鳥(ほかの生き物も)を観察する時は、その体の特異な点などに留意してみると、さらにおもしろくなると思います。いろいろ観察してみて下さいね!

↑最後にワレモコウです。空も秋空になってきて、なんかしみじみします(笑)
この時期大好きなんですよ~♪

以上、南阿蘇ビジターセンターでの観察でした。
あと、わからないやつはいずれ調べてアップしますね。
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