登り窯 F3
窯小屋 F3
立杭焼の里へ行って来た。
篠山市今田町の立杭は六古窯の一つと言われる歴史を持ち、焼かれたものは「丹波立杭焼」と
よばれている。
登り窯で焼くことにより、松薪の灰が器の上に降りかかり、釉薬と溶け合って窯変して出来る
模様は意外性を持ち、「灰被り」として好まれている。
スケッチしたものは、明治28年に造られた共同窯で、兵庫県重要民俗資料の指定をうけている。
長さ47メートル、9個の窯を連ねている。
山に囲まれて、平坦地の少ないこの町は、山裾を這うように細く伸びていて、登り窯もその斜面を
這い登るようにして造られている。
焼き物を見ながら、作り手と直に話を聞ける店が点在していて、行く度に町歩きを楽しんでいる。
スケッチのもう一つのものは、小規模の窯で、今は使われていないようであるが、油絵の絶好の
モチーフである。
立杭焼の里のスケッチ素敵です
登り窯で焼くことにより強い光沢のある器・壺が出来るのでしょうね
何時も声をかけて頂き有難うございます。
ここの陶器は本来生活雑器が主流なのですが、最近はなんだか芸術かぶれというか、驚くほど高価になりました。
私が行き出した頃、40年程も前ですが、その頃はまだ、半農の様な人が、捏ねて、焼いていました。
備前焼のように、素地が美しく焼けています。
立杭焼きの里には何度か訪れたことがあります。
窯出しも見ました。
灰被りもここで覚えました。
窯出ししたばかりのお猪口を綺麗に磨き、分けて
いただいたのを思い出しました。
登り窯のスケッチを懐かしく、見せていただきました。
magamik さんも立杭によく馴染んでおられるのですね。
あそこへ行くと、県の施設も出来ていて、古い時代の素晴らしい器をも見ることが出来て、気持ち豊かな時間を過ごす事が出来ますね。
40年くらい前は、備前に比べてもっと安かったようにおもうのですが・・・・・・。