S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
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個人ニュースサイトとブログの関係

2005年07月13日 | ○○さんにトラックバック!
まずリンク。
304 Not Modified「ニュースサイトがブログを殺す」

以下、この記事に関して考察。
太字部分が引用部分です。

ニュースサイトはブログを殺すか。

殺すニュースサイトもあるでしょう。
殺されるブログもあるでしょう。

ニュースサイトからの被リンクは、一時的なアクセス数を増やします。
それは「影響」であって、「評価」ではない。
「評価」につながる出会いを、もしかしたら作るかもしれないきっかけに過ぎません。
被リンクは、「ヲチャー」を増やします。
その弊害も、あるでしょう。

殺すニュースサイトになるか。
それはニュースサイトの管理者のあり方で左右されることでしょう。
なぜその記事をピックアップしたか。
この理由が常に自分の中で明確である管理者は、「殺すニュースサイト」の管理者にはならないのではないだろうかと、わたしは思う。
自らクリップした記事に対して、揶揄するようなコメントをつける管理者は、クリップすることで起きる影響力の方に気持ちが惹かれるのかもしれません。
チョイスすることで、連鎖的に、そうした揶揄するコメントをつけるニュースサイトに情報が流れていく可能性もある。
でもね、それを気にしていたら、何も行動ができなくなってしまう。
大事なことは、なぜ自分がニュースサイトの管理者であることを選んだか、その初心に立ち戻ること、忘れないことなんではないかと思う。

殺されるブログになるか。
これは被リンク後の管理者自身のあり方で左右されることでしょう。
興味をもたれたものを、すぐに「評価」だと思い込み、ニュースサイトの影響力に足下をすくわれては長続きはしない。
そうした他者に踊らされること、それは管理者自身の問題なんではないかと思う。
こうした「影響」を、チョイスするニュースサイトの管理者が防ごうと思ったら、被リンク側がその記事をチョイスされた理由がわかりやすいコメントを付け続けることなんではないかと思う。

自らの経験としては、ニュースサイトの中で情報が伝わっていって、揶揄するコメントをつけるニュースサイトに被リンクでアドレスが出たこともある。
批判ということではない、揶揄するコメントを見て、正直いい気はしないです。
でも、この不快感も、最初にリンクしたニュースサイトの動機と良心を感じられているならば、充分耐えられることなわけです、わたしはね。

ひとつの思考、ひとつの思いというものが、全ての人に理解されるわけではない。
結局はそこに戻るのではないかな、と思う。

ブログは記事だけ奪われる。

いいえ、記事のみのピックアップが可能だということです。
ひとつのブログの中の全ての文章が誰にでも価値があるわけではないです。
でも、その中のひとつが誰かにとって、ピックアップが有効ならば、わたしは記事だけを提供します。
記事のみの独立した存在という構成がブログのシステムならば、そのシステムを利用するということは、記事だけの被リンクを受け入れるということでしょう。

ニュースサイトは、記事のみが評価対象だが
ニュースサイトの管理人は、ブログを評価対象とすることがある。
自分のサイトで取り上げるために。
そんな人をアナタはどう受け止める。


まなめはうすで「行動」として、すでにこの思考で動いていたこと、わたしは気づいていました。
6月から、誰かのクリッピングからの波及ではなく、ブログから直接ピックアップしたときに「情報元」の項にリンクタグを付けてブログ名を記載するようになりましたよね。
閲覧者は一度や二度の閲覧では、気がつかないことかもしれない。
ピックアップされた記事アドレスしか見てないかもしれない。
でも、閲覧者の印象に残りやすいコメントを付ける努力を続ければ、必ずこのことに気づく人は増えるでしょう。

そのときに、
「ニュースサイトがブログを殺す」のではなく、
「ニュースサイトがブログを育てる」という可能性がきっと見えてくるはずです。

7月10日にアップした 「個人HP」と「個人のブログ」 という記事ですが。
まなめはうす:2005-07-10 (Sun) 20:56 にピックアップされてから、数々のニュースサイトを巡り巡っているようで。
なんというか、やってみたかったことの「序章」でしかなかったことがここまで被リンク対象になるものかと、本人「へ?」というのが正直な感想でありまして。
このニュースサイトの影響力をご覧になりたければ、特に影響の強かった今日、gooのアクセスランキングに行ってみれば一目瞭然の状態です。
これは被リンクというより被リンク群であり、その影響は「3日」ではなく、多分一日限りの「大津波」でしょう。

その上で、こんなサイトがありました。
Target capture
このサイトの(05/7/12)のところにある、わたしの記事の紹介の仕方とそのコメント文。
このコメントを書いてくださった方に感謝しつつ、このコメントが生まれる発端になったのは、波及の出発点のまなめはうすです。

以上、304 Not Modified「ニュースサイトがブログを殺す」にトラックバックです。

実はですね、「コンテンツに力のある個人サイト」:個人ニュースサイト版として、まなめはうすをターゲットに草稿中。
まったく、
とんだ寄り道だわ。
「情報元にブログ名」のネタも先に出しちゃったし。。。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (えっけん)
2005-07-13 13:07:48
ヲチャーの存在を恐れていたら、正直何も書けませんって。

揶揄するコメントは確かに問題ありますが、間違った事をしていなければ、第三者がジャッジしてくれますし。
返信する
は~い (S嬢)
2005-07-13 13:29:23
対象になる可能性の高い「親分」が言うんだからまちがいないってことで。
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