徐仙日乗

日記、随筆

徐仙日乗 読書 オタク学入門 岡田斗司夫

2014-09-23 09:07:31 | 日記
徐仙日乗 読書 オタク学入門 岡田斗司夫 新潮文庫
読了 読書メーターと重複

約20年前に発刊。「オタク」がすっかり普通の呼称になってしまったが、此れは作者も言うとおり「オタクの神話時代」の証言なのだろう。ビデオデッキが一般化した頃、アニメのビデオが本棚を占領している人って割と見かけた様に思う。そこら辺の事情が本書では見事に明かされている。成る程こんな凄い鑑賞をしてたわけね。自分にもオタクの成分が有ると自覚しているので良くわかるし懐かしい。小生の場合はPCゲームとプロレスでしたが。作者は取り上げて居ないが、当時のプロレスブームは正に「オタク」的なムーブメントを持った現象だったと気がついた。今はどうか知らないが、週プロとパチスロ攻略ガイドが最も活字が小さく、従って情報量が多い雑誌だったらしい。どっちも目を皿の様にして読んでた時期がある。ピアもそれに入るかも。それにしても秋葉原の変遷を思わずにはいられない。電気製品、電子パーツのバッタ屋街からビデオ、ゲームの中古品、海賊版の店が有る所になったと思ったら、あっと云う間にフィギュアが生身のキャラクターに進化を遂げた。でもこう並べて見ると必然の変化だったことが分かるから不思議。変わって居ないのは、男の子が主役の街で有ること。男の子が胸を張って闊歩している盛り場って他に無いと思う。頑張れ秋葉原って応援したくなる。

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