徐仙日乗

日記、随筆

徐仙日乗 読書 私の東京地図 小林信彦

2017-07-26 07:25:48 | 日記
徐仙日乗 読書 私の東京地図 小林信彦 ちくま文庫
読了 読書メーターと重複
所謂「東京」については小説、評伝、その他で散々書き尽くして来た人だと思う。というか生粋の下町っ子(作者に敬意を表すると日本橋っ子)として東京の地誌に関しては一番の権威の小林信彦の最新(そして最後?)の東京物かも。あまり新しいので戸惑った。スカイツリーとかヒカリエが出てくる。日本橋の老舗和菓子屋の跡取りとして生まれた作者が結局世田谷区民として晩年を過ごしているってことが「年中普請中の東京史」を象徴している。小生にとっても東京は一時的な仮の住処だったなぁ、と感傷的な気分にさせられた。日比谷と新宿の映画街の賑やかさとか。盛り場では見事に池袋が出てこない。

7月25日(火)のつぶやき

2017-07-26 03:25:01 | 日記