ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

赤ちゃんマッサージ

2015年02月02日 | 子どもの成長

 

新生児の時から母親に肌を触れてもらったり肌と肌を触れあうスキンシップを受けた赤ちゃんはお母さんの目をみて微笑み返してくれます。

マッサージとスキンシップの効用を裏付ける本がありますので紹介します。

 「胎児は知っている母親のこころ」トーマス・バニー著

日本教文社「マッサージとスキンシップのパワー」より引用

「未熟児は成熟児に比べ、身体的、神経学的、社会的、精神的に、そして動きの発達や機能において、障害をかかえるリスクがはるかに高いことがわかっている。

その理由の一つは、刺激の剥奪である。子宮の中では、子どもは母親の羊水の動き、子宮の筋肉の壁や胎盤を通して、つねに触覚刺激や運動感覚刺激を受けている。

子宮のなかで身体が大きくなるにつれ、子宮の壁が近づいてくるので、触覚刺激が強まってくる。

未熟児は、子宮内でのこの感覚刺激を経験しそこなったうえ、孤独な環境に置かれる。スキンシップも動きもほとんど経験することななく、不愉快な音や光を浴びせられ続けるのである。」母親と肌のふれあう場所に寝かされた新生児はおとなしくしていたが、母親と引き離され、ベビーベッドに置かれると泣き出した。

そして母親のもとへ戻されると、またおとなしくなった。

マッサージを受けた乳児は、たんに揺すってあやされた対照群の乳児よりも、規則正しい睡眠パターンができ、体重が増えたと言われる。」

 

お父さんの大きな手でヒーリングタッチされると赤ちゃんも幸せそうである。

最初はお父さんも照れながらやっているがそのうち真剣な顔で、優しいタッチをする。

赤ちゃんの反応にお父さんも幸せそうな顔に変わっていく、僕はこの瞬間を見るのが好きです。

 赤ちゃんへのマッサージはと親子にとって効果があります。

赤ちゃんに顔を近づけ、声をかけたり話しかけながら行うのがポイントです。

優しくさわってあげてくださいね。

新生児の間は強いマッサージは禁物です。

関節や股関節もまだまだ柔らかいので無理はしないでください。

新生児の間は、服の上からで十分です。オイルは必要ありません。

 3ヶ月を過ぎてからオイルを使いましょう。

使うオイルは、スィートアーモンドオイルがいいです。

ベビーオイルは禁物です。

添加物が入っていますので肌を刺激します。

植物油100%のオイルを使いましょう。

新生児期の間は数分間で十分です。

3ヶ月を過ぎたら10分程度にしましょう。

楽しんでやてください。

 


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