54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/30(水) 03:38:44 ID:JN+4NSTE
「こんばんは、とりあえずといっては何だけれども、>>1乙というとところから始めさせて貰お
うかな。とうとう、10スレ目だね。2ヶ月足らずで9000のレスが行なわれた、そういうわけだね。
この2ヶ月の間、『涼宮ハルヒの分裂』に登場した佐々木という個人に対して、いろいろな妄
想がこのスレッドを彩ってきた。来るべき『涼宮ハルヒの驚愕』に対する、予想が、悲観的な
もの、楽観的なもの、諦観が交じったもの、さまざまなものが2ヶ月の間に、この佐々木スレッ
ドに書き込まれてきた。このうちのいくつかは当たっているかもしれない。このうちの大部分
は外れているだろう。だけど、そんなことは問題なんかじゃあない。そうだろう、キミ。
真実はひとつ、なんてよくいうよね。確かに、事件や、法廷や、ドキュメンタリではそれは
正しいのだろう。だけど、『涼宮ハルヒ』シリーズはエンタテインメントだ。エンタテインメント
の真実はひとつじゃあない。シャーロック・ホームズはライヘンバッハの滝壺から生還した。
スタンドはタロットとは関係ないんだ。
だから、キミは正しい。キミは何時だって正しいのだ。キミの中の僕はキミ自身を肯定する。
すまない。すこし、話がずれてしまったかな。
さて、この記念すべき10個めのスレッドで、僕はどのような存在として、キミの中に在るん
だろうか? もちろん、多くの人は、この世界に生きる絶対的な多数の他者は、僕のことなん
か知るよしもない。だけど、それはそれで構わないのさ。そうだろう。僕のことは他ならぬ、
キミが覚えていてくれるのだから。僕にとっては、それが一番大事なことなのだ。僕らの間に
約束された日々があとどれだけ続くかは正直、わからない。終わって欲しくもあるし、欲しくも
ない。そうだな、スヌーズにした目覚まし時計を止めながら、次に鳴ったら起きるんだ、
そう決意しているような気分、という所かな。
失敬、長くなってしまった。さあ、宴を始めよう。キミの中の想像力と創造力を回すんだ。
エンジンのように、太陽のように、回し続けるんだ。その間だけ僕はキミの傍らに寄って立つ。
僕はあくまで、フィクションの登場人物だからね、誰かが、僕のことを考えない限り、存在し
ていないも同然なのさ。だからね、キミ。僕のことを想ってくれないか?
ああ、それから前スレ>>1000、それもまた僕の望む所だ。争いより平和がいいね、それは
何があっても、変わらぬ真実ってヤツだ。まぁそれでも譲れないものはあるものさ。僕の親
友の気持ちのようにね。くつくつ、哀しいけど争いもまた真実なのだね」
佐々木はそういって、唇をそっと人差し指で撫でた。
6月を前にして、佐々木さんは不定な気分のようです。
55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/30(水) 03:49:19 ID:uDOuyQdS
>>54乙!
それでは10スレ目スタート