合唱で語る音楽を目指して… 第一混声合唱団

第一混声合唱団、通称“いちこん”の記録
指揮者・作曲家の岡田和夫死去により2018年3月、47年の歴史に幕を閉じました

だいぶ形に?

2016年05月31日 | ~練習日誌
今日の練習は、駅前コミュセンの大会議室。毎年三鷹市内の合唱団が集う、冬のコンサートが開かれる場所でした。

大きな会場なので、実際のコンサートでの立ち位置を想定した感じで座りました。
私は変わらず前例の一番下手(しもて)側。いつも遅れて行くので、「ここに座ってね」と言われるままに座っているのですが、周りを見ると、だいぶ定着してきているようです。(私は背が高いので、はじのほうが落ち着くというのもありそうです)

今週と来週は印牧先生のターン。林光ソングです。
5月3日の集中練習以来でしたが、だいぶ形になってきたように思います。
私はほぼ暗譜出来たので、印牧先生のタクトをしっかり見られるようになりました。(時々歌詩を間違えてしまいますが。)
みんなの息がパチっと合うととても気持ちが良いです。
林光ソングの7曲の流れも身体に染み付いてきたので、曲ごとに気持ちを切り替えるのもスムーズにできてきました。

流れにそって、各曲少しずつ修正点を確認しながら最後まで。
佳園さんのピアノも毎回グレードがアップして、思わず聴き惚れてしまいます♪

私がソロを唄わせていただく「欠陥」を今日は繰り返し練習出来て嬉しかったです。
まだ自分の中でどう唄うかが定まりきらず、毎回感じが変わってしまい、リキんで声がひっくり返ったりしてお恥ずかしいです。
一番の男声ソロの海老沢さんが、とてもほがらかな声でステキです。二番であれれ?とならないためにも、もっともっと練習しなくては。
でも、一番最後に唄ったときは少しですが自分らしさを出せたかもしれません。今日の感覚を忘れないようにして、また来週の練習に望みます。
印牧先生からは、語尾が可愛らしくなりがち、とダメだしをいただきました。



今日はいよいよ、チケットも配られました!
宮地楽器ホールはとても大きな会場。寂しい客席にならないように、少しでもたくさんの方に聴いていただけるように、チケット売りにも力を入れなくては!!

チケットのお申し込みはこちらのブログにコメントでも受け付けております。
承認制ですので、個人情報はきっちり管理しますので、どうぞお気軽にお申し付けください。


裏面です

2016年05月26日 | ■これまでの活動

(スキャンにちょっと失敗…)

 ヒロシマのデルタに 若葉うずまけ
 死と焔の記憶に よき祈よ こもれ 

 とわのみどりを とわのみどりを
 ヒロシマのデルタに 青葉したたれ

  ―原爆詩集より 詩/原 民喜―

 

言葉と音楽を最も素直に表わすことが出来、人の声でお互いに、気持ちや息を合わせることの出来る合唱。

レクイエム~死と焔の記憶~は、その合唱の魅力を、私たちから引き出す力をもつ作品でもあります。
 この曲の初めと終曲に、透明な響きで死者への愛惜と、今を生きる私たちの決意を示す言葉「青葉したたれ」を、コンサートのタイトルとしました。
 1974年に初演後、オーケストラの伴奏で作曲されていたことと、団員が少なかったことで発表する機会がなかったのですが、今回、大勢の方の参加で実現できることとなり、ピアノ伴奏に編曲されました。岡田和夫の代表作、四十二年ぶりの演奏です。

 

宮沢賢治へのオマージュ は、岡田和夫の提案で作られました。
 賢治の「人類の課題についての姿勢や思いに心を動かされる」と作曲の動機を語っています。
 多くの童話や詩に印象的に登場する「風」、賢治が病のなかで、他者への祈りを書いた「雨ニモマケズ」、心あらわれる「願い・希・祈り」…。


-今回は全ステージの指揮はきつい、との岡田和夫の告白で、長いお付き合いの印牧真一郎さんにお願いし、快諾のうえ、大きな力になっていただきました-


歌はどこで憶えた 林 光とソング

 今回うたう「うた(詩・佐藤信)」に、お母さんの背中で聞いた「江戸子守歌」、教室で教わった「ローレライ」、恋する若者の「黒い花びら」、そして労働者になってうたう「ワルシャワ労働歌」の歌詞が引用されている。人それぞれにその時の生活があり、歌がある。歌はどこで憶えた。
 林光さん最初のソングは「たたかいの中に」だろう。1952年5月1日、皇居前広場に行進してきたメーデーのデモ隊に警官隊が発砲し、ひとりの若い労働者が殺された。
 「たたかいの中に」の歌詞のもと文は、この労働者のポケットに入っていた。このように歌は日付を持っている。いつ、どんな時に生まれた歌か、その日は、そしてその出来事は、人々にとってまた歴史にとってどのような意味を持つか。
 ナチス時代、その強権と戦う人々の歌は、ドイツでもフランスでも「リート」や「シャンソン」ではなく、「ソング」だった。「ソング」は抵抗歌、革命歌、連帯の歌の代名詞。
 ナチスならぬアベ時代、私たちの歌は人々をつなぐ音色を持てるだろうか。 【印牧真一郎】


また、私たちが唱ってきた多くの作品の中でも独特の劇場からのおくりものから、数曲をい聴いていただきます。
 子どもたちに、また、大人にも聴いていただきたい、心温まる歌、希望を唱たいたいと思っています。

 

八月十五日は、太平洋戦争の終った日です。私たちはコンサートに、この日を選びました。
歴史を知り、人々の歩んだ歳月に想いを寄せ、今日の私たちを唱いたいと思います。

暑い季節ですが、どうぞ、お聴きいただけますよう、お待ちしています。


ちらしが出来ました!!

2016年05月25日 | ■これまでの活動

演奏会のちらしがとうとう刷りあがりました♪

タイトルの書は印牧先生ですよ!

 

第一混声合唱団コンサート2016

青葉したたれ


日 時2016年8月15日(月)
      午後7時 開演(6時30分開場)
会 場小金井 宮地楽器大ホール
      (JR武蔵小金井駅南口下車 駅前)
入場2500円

 

曲 目宮沢賢治へのオマージュ
     『風』『雨ニモマケズ』『願い・希み・祈り』
        ☆作曲・指揮/岡田和夫

     歌はどこで憶えた 林光とソング
     『うた(佐藤信)』『わたしがたねを(谷川俊太郎)』
       『みらい(林光)』『背なかあわせの歌(佐藤信)』
       『欠陥(B・ブレヒト)』『出発(山元清多)』
       『石ころの歌(ソル・チャン・ス)』

        ☆作曲/林 光 指揮/印牧 真一郎

       クイエム~死と焔の記憶~

      『永遠のみどり(原民喜)』『炎の季節(峠三吉)』
      『「黙示(木原孝一)』『祈る(栗田素江)』
      『足音(渡辺邦秋)』
『終曲(原民喜)』
        ☆作曲・指揮/岡田和夫

    『劇場からのおくりもの』 
        ☆作曲・指揮/岡田和夫

 

指揮者:岡田和夫 印牧(かねまき)真一郎
ピアノ:古川佳園

合唱: 宮本弥生 矢吹紀子 青山百合子 岡本 圭 倉田智恵子
      神尾タマ子 坂口美日 柳澤佐紀子 馬場育子
      越部和子 田島美津子 村松久代 林 睦子 石川園江
      鈴木由希代 赤羽由規子 森山征子 箭川玲子 
      印牧清四郎 畠山保彦 高橋雄一 天羽憲治 海老沢信一
      今泉一八 笹井俊明 印牧善雄 工藤佑介 川口 洋

連絡先 宮本 弥生   042-323-8869/080-3257-0841
     印牧 清四郎  0422-51-1403/090-5548-5030

事務局 田島 美津子  03-3480-9715/090-1406-6288
     〒201-0015 狛江市猪方3-40-13-203

お申込みは上記または各団員へ!

●こちらのブログに書き込みでもお受けします。
  (承認制です。
   書き込みの内容は反映させませんのでご安心ください) 

●いちこん専用メールアドレスでも可能です。
  ichikon1971★yahoo.co.jp
    (★を@に変えてください) 

 裏面のアップは明日…(時間ぎれ) 

そして、スマートフォンでこのブログ見ると、
文字列のレイアウトがくずれて見にくいですね…すみません。
パソコンの画面で編集しているので。
少し勉強して改善していきたいです。 


いろんな顔

2016年05月17日 | ~練習日誌
♪ソプラノの圭です♪

今日の練習は武蔵境の市民会館。
音楽室がいよいよ狭くなってきました。

私が着くと…2列に椅子が並んでいました!!
人数が増えたので、1列では長くなりすぎるため、本番では段差をつけて前後2列でいくことになりました。
並ぶ順番は暫定。今日は私が前例一番端で歌いました。

今日は田島さんが中心になって、小曲の練習から。

「歳よ熟れぬ」を久しぶりに歌いました。これは私は劇団の研究所時代から大好きな曲です。
一番はソロにハミングが重なり、二番はソプラノが主旋律のコーラスです。
“いちこん”の演奏会では【歌わなくては怒られる】という(笑)曲。これを会場のお客さまと一緒に歌わないといちこんの演奏会は終われません。
毎回、パンフレットと一緒に楽譜も差し込んであります。どうぞ一緒に歌ってくださいね。

それから、岡田先生からの伝言で、レクイエムから「足音」を。
縦にパチっと揃わないとどうにも締まらない箇所がいくつかあります。
それから、難しい追っかけっこの部分。
お互いの音を聴きあって自分の音を出すので、どの音も曖昧に出来ません。
(それはどの曲もそうで当たり前のことなのですが、この曲は特にピアノ無しで何小節か続くところが難しいのです)
先週、パートごとのメロディをピアノで弾いた音源を作ってもらい、全員に配られました。
その成果は…???うーん、私は他のパートを聴き込むまで出来ていなく、未だに自分のことで精一杯。いけないですね。


最後に、印牧先生の特別練習を少し。。。

「足音」の歌い出し部分の音の取り方が曖昧なところを方法を変えて練習しました。
一オクターブの練習してから、その半音上げ。一つ一つの音の場所を明確にして。。
漠然と歌ってしまっていた私にはとてもわかりやすかったです。

そして、「オバケちゃん」をすぐに。
「全然変わってない!この曲はもっともっと軽やかに、踊りだすくらいに!」
先生が少し仰っただけで変化したように思います。
「特にこういった曲は普段も口ずさんで!」


次の演奏会は三部構成のどれもが全く違う色をもっています。
いちこんの沢山の『顔』をお見せできるようにしたいです。


今日も帰りのバスと電車の中からの更新…のはずが、書きたいことがたくさんで自宅へ戻って立ったまま携帯をいじっています(笑)
さて、これで終わりにしますね。


あ!本チラシ、もうすぐ出来上がるようです。
そうしたら、すぐにこちらにもアップしますね!!

毎日必ずどなたかが見てくださっているので、なるべく更新をマメにしたいのですが、なかなか…

どうぞ、お気軽にコメントお寄せくださいね。