浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
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『甘やかな陥落』 by ステファニー・ローレンスを読んでみた。

2016年10月17日 | ステファニー・ローレンス

MIRA文庫から出ているこの本。読んでビックリ(?!)。 シンスター一族のシリーズの中の1作でした。私が読んだことあるのは、ヴィレッジブックスから出ている『この身を悪魔に捧げて』他2作。何気にパラパラとこの本読み返したら、今回のヒロインの名前が出てました、年齢は10歳で(笑)。このシリーズ、1作目の『この身を悪魔に捧げて』は面白かったのですが、それ以降の2作が今一つだったので、その後が出て無くても気にしてなったのですが、ここで出会うとは。(4作目は未読ですが、一応購入してるはず(笑)。) MIRA文庫さんには、途中になっいる 《 バスチョン・クラブ 》 シリーズの方を出版して欲しかったな。ヒーローになる人7人いるのにまだ3作しか出版されてません。 

で、今回のお話ですが、シンスター一族には、代々伝わる宝石、「ザ・レディ」って言うのがあって、そのペンダントの導きで良縁に巡り会えるそうです。…で、私はこの手の話は苦手です(笑)。何だろう、それがあるために確信を持ってしまうので、私がロマンスに求める不安感等が失われる気がする…。 なので今回、ロマンスの展開は普通。 それとホットなシーンは、どうも日本語訳が合わず★ なのでほぼほぼ飛ばしました(笑)。そして事件がたびたび起こるのですが、犯人は話の感じからは程遠いサイコな奴(笑)。なのに、事件の展開はまるで迫力がない★このギャップったら。 犯人がヒロインを追いかける理由も今一つ。 

シンスター一族は無駄にわらわら出て来ます。 あとがきに、このシリーズ31作出てるらしいとあったので、どこかで繋がってるんでしょうが、日本だと6作くらいしか出てない模様★ はぁ~…。 ま、今更こんなに長いの読めませんが(笑)。

それと!ヒーローに逆プロポーズをする令嬢と、彼女を追いかけてる放蕩者カップル。気になっていましたが途中で消えてしまいました★なぜだ。 もう少しこの二人をちゃんと描いて欲しかった…。

次回のヒロインは今回のヒロインの妹で、こちらはすでにMIRA文庫から出てますが、読むかどうかは疑問…。妹キャラ、あんまり好きなタイプではなかったので(笑)。(それを言えば、好きなキャラはいないのですが(笑)。今回は登場人物が沢山いますが、キャラがどうもみんな平坦で烏合の衆になってました。ヒーローはプレイボーイらしいけど、そんな所も出てこないし…。)  次回のヒーローはなかなかな放蕩者らしいので、ちょっと気にはなりますが。