舞台は、オスマン帝国・トルコです。ヒロインはイングランド貴族の娘、ヒーローは、オスマン帝国の司法大臣の息子で、母親はイギリス人(第一夫人)。 ヒロイン、海賊に襲われ、ヒーローに売られます。スルタンへの贈り物にと考えてヒロインを買ったヒーロですが、気に入って手元に置くことに。 ヒーロー、ヒロインに気骨を感じてますが、読んでる分には意地っ張りなだけな印象。父親とは対等に意見を言い合うと言う、その時代としては甘やかされていたとは言え、イスラム圏は残酷だと認識していながらの暴挙。ヒーローが良い人だったから良かったけど、無謀過ぎ★(たまにロマンス読んでるとあるんですが、本当の悪人には大人しくしてるのに、同じく恐がるはずのヒーローには言いたい放題するヒロイン。その態度の違いは何? 読んでて腹立たしい。)
そしてライバル女性が、やり過ぎ~(笑)。 いじわるの仕方が見え見えでしらける~。そしてそやつをむやみに庇うヒロイン。ヒロイン以外の人の被害を考えず、独りよがりで、優しいって言うのを通り越して、イライラする~。
この話で良かったのは、イスラム世界とキリスト世界の違う点が少しですが描かれ、その違いを、認め合う様に描いていることかなぁ。
ま、もともとロイヤルものや王室ものは、あまり興味が湧かない(笑)。世界が遠過ぎて、あまり感情移入が出来ない。それでもシークものだとダイアナ・パーマーの『砂漠の君主』、ロイヤルものだとジェシカ・ハートの『ティアラは似合わない』が好きです。 ってか大好き(笑)♪♪
ところでこのタイトル、何だか恥ずかしい(笑)。 知り合いに何読んでるのと聞かれ、ごまかしてしまった。英語のタイトルは『ハーレムの捕虜』…まぁロマンスっぽくはないですが、これだと答えられるかな(笑)。
テレビは大好きで良く見ますが、こないだたまたま見たのがまさにオスマン帝国が舞台のトルコドラマ!(日本でトルコドラマが見れるとは…。グローバル♪) あまりにタイムリーでビックリ★ ただこの手のドラマは、その時代の住居や生活、衣装等が判って楽しいのですが、ドロドロの愛憎劇なことが多くて。ドロドロ苦手なので、多分もう見ません(笑)。 (20世紀初頭のイギリスが舞台の『ダウントン・アビー』も、性格悪い人多くて、見てて楽しくないので数回見て辞めました(笑)。)