ペニー・ジョーダンの《 ベレア家の愛の呪縛 》シリーズですが、めちゃ好みです(笑)。今作は、シリーズ最終の4作目。ヒロインが、エリオットの「はとこ」です。遠っ(笑)。その上、ベレア家じゃなく、チャーマーズ家の系列。でもヒロインの苗字はシートン。…なぜ副題に 《 ベレア家の愛の呪縛 》 って付けたんだか★ ベレア家の兄弟(特に双子!)のロマンス期待してたから、ちょっと残念です。
今回も、エリオットとベアトリスのチャーマーズ夫妻が登場。(ビーは、二人の子供がいる上に、現在双子の男の子を妊娠中!)シリーズ全てに出てるのは、この二人のみ。今作には、ビーの妹と末弟が再登場。妹は、あんまり好きじゃない★(私は、2作目のカップルのその後が見たかったのですが…。) 相変わらず、優しいビーと、深く考える大人のエリオット。良いカップルです♪
今回のヒロインも、奥手で魅力的な女性。ヒーローは、大学の経済学の講師。エチオピアでの調査中に銃撃され、その後熱病に罹るがきちんとした治療を受けられず病状が悪化。ただ今自宅療養中。(こう言う現実感があるのが良いですね。残念ですが世界中どこでも治療が受けられる訳ではない。) ヒーローは、論文の作成と講義の準備のためヒロインを雇います。そこからロマンスが始まります。楽しかったです♪ ま、ちょっとヒーロー、私の好みからすると大人し目ですが、病気療養中だから仕方ないかな(笑)。
で、このシリーズ、今作で終わってしまったのですが、結局残りの『ベレア家』の4人の話はどうなったんでしょう?どこかで書かれてるのかな?あんまりペニー・ジョーダン読んでないので、他の作品は知らないのですが。
あ、前回感想を書いた『夢見るキスの続き』ですが、文中にヒーローの目の表記があって「ケルト人の目」って書かれてたんですが、どんな目~?って思いました。アイルランド系ってこと?ロークもケルト系になるのかな?とか一人で盛り上がってました(笑)。 アイルランド系と言えば、ジョージ・クルーニー♪ でも瞳は青くなかった様な…。 あ、小説内でよく瞳の色を気にする場面がありますが、ヒストリカルで場面が夜だと、この人はこんな瞳の色!って書かれてると、部屋の中は暗いしロウソクだと色の違いまで判らんやろ!と一人で突っ込んでます(笑)。 嘘っぽくなるので、素直に夜は瞳の色は判らへんって書いて欲しい。
と言う事で(?)、今回の画像はケルトにちなんでスコットランドで初めて見た『ケルト十字』です♪ 芸術的~。