原文入力:2011/12/27 16:12(1228字)

26日インターネット版でチョン・ボンジュ収監の知らせと‘ナコムス’を詳細に報道
“韓国政府、政治的反対派抑圧目的で法律乱用”
LAタイムズ・ワシントンポストなど米国主要言論も表現の自由 萎縮を指摘

28ponju←いわゆる‘BBK疑惑’と関連して虚偽事実をまき散らし懲役1年の実刑を確定宣告されたチョン・ボンジュ前議員が26日昼、拘束収監されるためにソウル、瑞草洞(ソチョドン)、ソウル中央地検へ出頭して支持者に向かって親指を立てて見せている。 右側は夫人のソン・ジヨン氏。キム・テヒョン記者 xogud555@hani.co.kr

 <ニューヨークタイムズ>がチョン・ボンジュ前議員の収監について「韓国大統領批判の先頭に立った要人が投獄された」と報道した。 <ニューヨークタイムズ>は26日付(現地時間)インターネット版報道で、チョン前議員の収監の消息と‘ナコムス’放送を詳細に紹介しながら「彼の起訴と収監は韓国で表現の自由に対する憂慮が高まっている状況で起きた」と指摘した。

 <ニューヨークタイムズ>は「李明博大統領の治下で韓国政府は政治的反対派を抑圧する目的で法律を乱用しているという批判を受けている」として「韓国は名誉毀損を刑法で扱っているが、疑惑を提起した人(被告)に証拠立証の責任を負わせている」と指摘した。

 <ニューヨークタイムズ>は‘ナコムス’と関連して広範囲なファン層を確保しており、政治パッケスト分野で世界1位のダウンロードを記録したと詳細に紹介した。それと共に<ニューヨークタイムズ>は「ナコムスが影響力のある反政府チャンネルに成長した」として「一部の人たちはこの放送を宗教的に支持しているが、彼らはナコムスが保守的で政府寄りの主流言論に対する代案と信じている」と伝えた。

 <ニューヨークタイムズ>はフランク ラ ルー国連特別報告官の話を引用して「韓国では‘事実’や‘国民的関心事’である発言が名誉毀損の容疑で訴訟されている」として「このような訴訟が政府に批判的な人々を処罰するために使われている」と話した。

 これに先立ち米国<LAタイムズ>も23日付でチョン・ボンジュ事件と関連して「韓国の多くの人々が判決時点に疑問を提起している」として「今回の判決が李明博大統領を批判するナコムス放送を中断させるための圧迫と思われている」と批判した。

 <ワシントンポスト>も同日「現政権は以前の政府と比較して国家保安法と名誉毀損関連法律など現行法規定を積極的に活用する方法で規制を強化している」と報道した。

デジタルニュース部 digitalnews@hani.co.kr

原文: http://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/512061.html 訳J.S