僕たちは、料理の学校へ行くために船に乗っていた
。魔法の世界で。北杜夫(きたもりお)さんの
「船乗りクプクプの冒険」という小説を思い出してた
。北杜夫さんは、斎藤 茂吉(さいとう もきち)さんの息子さんです
。船の医者をされていた。東京で嫌々ながら宿題をしていた
勉強嫌いの主人公、小学生のタロー君がふと手に取った
キタ・モリオ作の小説「船乗りクプクプ」という本は
、作者がとんでもない怠け者だったため、本文・まえがき・あとがきを
含めて4ページしか書かれていないインチキ本だった
。
ところが、タローはいきなりこの本の世界に入っていた
。気が付くとアラブの原住民の子供のような、主人公のクプクプになっていた
。ハチャメチャな冒険を繰り広げます
。でもなぜ、白紙なのか。 それは、小説家キタ・モリオがどれだけ努力をしても原稿を書くことができず
、編集者に追われて目下逃走中だからです
。
大男で一見怖そうだが気は優しくて力持ちのヌボーに出会って
小さな帆船の給仕として乗船し
、旅に出る。意地悪だが本当は気の小さい船員のナンジャとモンジャ
、パイプ好きで気難しい老船長など個性豊かな仲間たち
。船長のパイプ、ヤニで固まってカチカチに詰まったパイプを
苦労して掃除する。
その話と今の僕の状況が似てるなと思って
。船のキッチンで僕はカレーを作ってた。みどりちゃんも手伝ってくれた
。キッチンからドアを開けると海が見える
。
僕は、甲板をモップを水に浸けてゴシゴシ掃除した。船員が2人来て
。
船員 「カレーを作った時に出た。りんごの皮
にんじんの下手じゃがいもの皮は、海に捨てるんだよ
。」
そういえば、クプクプもナンジャとモンジャに言われてた
。1年航海する人たちは、1年中、海の上で生活するから。行くときにいっぱい食料を船に積んで。料理した後のりんごの皮とかを海に捨てるのかな
。現在の人たちはどうしてるんだろう
。僕は、じゃがいもの皮とかを海に捨てた。船の陰が映ってた
。
船長さんの部屋に入った。船長は、。カリフォルニア大学を卒業後
、海洋生物の研究室に入るが、仲間達と研究の考えが食い違うようになり
、研究室を飛び出す。海洋調査のため
、そして幻の生物を探すため、この船に乗り世界中の海を旅している
。本が沢山置いてあった。
船長 「この辺にイルカが出るよ
。」
イルカが遊んでと言いながら寄ってきた。僕は、しばらくイルカと遊んで
。イルカはクジラです。シャチもクジラです
。イルカが大きくなるとクジラになります。 但し
,イルカが成長して大きくなったら…という意味ではありません
。 実は,イルカとクジラは,身体の大きさの違いで分類されているんです
。4メートル以下がイルカで。4メートル以上がクジラ
。アリさんではなく、キリギリスさんのようにがんばろうと思った
。
テレビで本を沢山読んでる人たちが
、読めば読むほど自分が、何も知らないことに気づく
。自分が無知ということに。と言ってた。僕は、そんなこと思ったことない
。多分そんなに読んでないんだ。島に着いた
。
船長 「ここが君たちが行く、料理学校のあるとこだ
。」
船長 「船が必要になったらいつでも言ってくれ
。」
伊藤 「ほな行こか。」
井上 「うん。」
陸に着いたのにまだ船の上に乗ってゆれてる様な気分だ
。
ーーーーーー
料理全く作れないのになんで料理学校という設定にしたんだろ
。
夢色パティシエールです
。
Yumeiro Patissiere Episode 50 Season 1
次は、7月7日です
。がんばります
。