「利他の心」

2023-10-01 14:12:41 | 日記

他人を幸せにしない限り 
「人間の幸せ」はあり得ません 
自分が幸せになりたいと思う 
なら、人を幸せにすることだ。 

人を幸せにしたいという 
「利他の心」を持ち、人にやさしく 
接したいもの。 

人を幸せにしない限り、自分 
の幸せはあり得ない。 

たとえば、赤ちゃんが泣き出す 
とお母さんは仕事の手をぱっと 
止めて、赤ちゃんをあやします。 

赤ちゃんへの配慮、これこそが 
利他の心です。そして、こうし 
た心を持ったお母さんのもとで 
育った子どもは、自然に利他の 
心を学んでいきます。 

ところが今の子どもは、物心が 
つかないうちに託児所に預けら 
れ、お母さんから学ぶ時間が減 
っている上に、 

学校に上がれば、「勉強しなさい」 
「ゲームはもうやめなさい」と 
叱咤の連続です。 

それが、母性的なもの、つまり 
他人への配慮ができない子ども 
の増加につながっているそうです。 

利他の心とは自己犠牲ではありま 
せん。他人が救われると、同時に 
自分もいい気持ちになれるので 
自分の喜びでもあるのです。 
子どもにもそう教えてあげたい 
ものです。 

 


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「草紅葉」  ーくさもみじー

2023-10-01 14:11:00 | 日記

別れ際にきみが見せた表情は
ぼくの知る どんな顔とも違って
いた
淡々とした哀しみが 金色の光を
放つ
それは 去ってゆくものだけが
持てる輝き

『野に広がる紅葉』
秋も深まると、山の木々の紅葉が
野や里に下りてきます。
同じころ、田の土手や畦などの
草もいっせいに色づいて、

靴で踏むのが惜しいほど美しく
なります。それが「草紅葉」。
「草の錦」ともいわれます。

でも、その美しさもほんのひと
ときで、霜が降りるととたんに
枯れてみすぼらしくなってしまう
のが草紅葉のはかなさでしょう。

紅葉する草の中でもほうき草は
変わっていて、夏は緑色の細い
茎が秋になると濃いピンクにな
ります。

名前のとおり、茎は乾かして
ホウキにし、実は「とんぶり」
といって、畑のキャビアといわれ
るほどおいしいものです。


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階段を昇るあなたの足音の前奏曲として雨の音

2023-10-01 14:09:49 | 日記
2022-10-10 12:17:36 | 日記

赤い糸は存在する。 


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気がついたら、私は、記憶の洪水に巻き込まれて、溺れそうになっていた。

2023-10-01 11:57:35 | 日記

時は詩人である。皆さまは、 
何を言っているのだろうと、と 
首を傾げられるかもしれない。 

しかし、詩人とは言葉の網で時 
を生け捕りにする魚師みたいな 
ものなので、多少の脈絡のなさは 
お許し頂きたい。 

そう、魚師である詩人は、文字を 
打ち込むキーボードのキーに、 
“今”という魚を、ピカピカ光る 
鮮魚のまま封じ込めることにやっ 
きとなる。 

銀色の刃物のような尾びれや背鰭 
と格闘しながら、命懸けにもなる。 

また深い海に潜り“過去”という 
名の美しい巻貝を盗むのに余地が 
ない。 

未来は波間に漂う深緑色の藻だ。 
それを網で掬い上げ、先取りする 
ことに懸命になる。 

大海に生きる回遊魚のような人 
の一生を見つめて、その生き様 
を書き記す。 

恋の歌を書いても、人生の喜び 
や悲しみを綴ったとしても、そ 
れは時を描くことに他ならない。 

一瞬たりとも留まることのない 
のも、消え去り、流れ去ってゆ 
くものを追いかける作業。 

今日もどこかで、時の狭間に迷い 
込んだ詩人が、難破船で独り言 
を呟いている。 

所詮、勝目はないのだ。詩人が 
どんなに頑張ったて、時の方が 
ずっとずっと詩人なのだから。 

 


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“一椀の汁”に感謝できるか

2023-10-01 11:56:20 | 日記

「道心の中に衣食有り、衣食 
の中に道心無し」と伝教大師 
最澄の言葉があります。 

理想を求めて、天から与えら 
れた胸の張れる仕事さえ一生 
懸命に成し遂げていけば、 
必ず衣食はついてくる。 

食えなくても多少腹が減って 
も、「今日のところは我慢す 
ればいいじゃないか」とい 
う気持ちになれば、 

一椀の汁をいただいても 
感謝の気持ちが湧いてき 
ます。 

目標に向かって進んでい 
る人は苦労も感じず、むし 
ろ楽しいものです。 

また、成し遂げたときには、 
無上の喜びがあります。 
その到達したところが 
「極楽」であるわけです。 

逆に、衣食のことばかり考え 
ていると、金や時間に縛られ 
て自由がきかなくなり、 

仕事は面白くなくなり苦しみ 
になってくる。 

衣食に熱中しているうちに、 
自分の進むべき道も見失って 
しまい、豊かになったつもり 
が、実際は貧しくなっていく 
ばかりです。 

価値ある生き方をするために 
は、ものへの執着(少欲)を 
捨て、自分の理想の実現に 
向けて、清く、たくましく、 

ゆっくりと歩いていきなさ 
いという教えだと思います。 

なかなか難しいことですが、 
「少欲知足これ涅槃(ねはん) 
の境地」に少しでも近づき 
たいものです。 

 


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『本当にモテる男は 口が 堅い』

2023-10-01 11:54:50 | 日記

もてない男にかぎって、 
お酒を飲みながら自慢 
したがるのです。 

モテる男は、自分で自分の 
首を絞めるようなことはし 
ない。 
SEXをする相手は、モテる 
男を選ぶことです。 


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あなたのそばがいちばん遠い

2023-10-01 11:53:30 | 日記

その角をまがり、階段を
のぼり、扉をあければそ
の人がすわっている。
とわかっているのに、
それが気の遠くなるよう
な道のりに思えてしまう。

されがまるで、まばたき
の間に逃げてしまうほど。
はかない時間に思える。

いとおしいものの前では、
時間や距離の感覚は
きれぎれになってしまう
んですね。

手をのばせば
さわれる近さにその人が
いて、手の中にバーボン
の香りがある。

それはきっと、この世で
いちばん短い時間かもしれない。

 


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