あの地震の時

 

いまさらですが、あの巨大地震の様子を書いていなかったような気がしたので
記録として残しておきたいと思います。

去年の３月１１日は、思い立って確定申告に行き、すぐさまその税金を納めたところでした。
もう少し遅かったら、高層ビルの中でかなりの揺れにあっていたと思うし、
自宅に到着するのは夜になっていた事でしょう・・・。

地震には慣れっこになっていた私でも、あの日の地震は尋常ではありませんでした。
椅子に座わり、机につかまっていても体は大きく揺さぶられー、
パソコンは机から簡単に落下。
少しおさまったと思ったら、今度は上下の激しい揺がはじまり、パソコンもまた落下。
長い地震に、「もう、いい加減にしてー」と言ってました。
後でわかったのですが、２００秒以上も続いたのは史上初らしい・・・。

すぐに部屋の様子を見て回った私。
キッチンやリビングなどは地震対策をしていた為か、時計やお皿が割れた程度でしたが、

地震対策をしていなかった、寝室や収納場所は足の踏み場の無いほどに散乱・・・。
割れものはなかったものの、寝る場所の確保の為に、片付けには一苦労でした。

 

当然、電気は止まっているだろうと予測出来ていたので、
止まっていてもガッカリはしなかったし、用意していたロウソクを準備。
そして、地震の為にと、新品のまま数年間、放置してあったレトロな石油ストーブも準備。

夕方の時点では、意外にもガスも使えていた為に、普通に夕食を作れました。

 

救急車が行き交うサイレンの音や、
自衛隊の飛行場から、立て続けに飛び立つヘリコプターの音、
海の方向からモクモクと立ち上る噴煙が、大変な事が起きているのだと感じました。

夜、携帯電話でテレビを見てみると、
自分達が想像もできなかった事態になっている事を知り、
ただただ驚くばかりで、言葉がでませんでした・・・

 

何度も余震に見舞われながら迎えた朝。
新聞がポストに入っていたのにはビックリ！！
たった２枚の新聞だったけれど、貴重な情報源で、事の大きさに茫然としました。

ガスは既に止まっており、ガスボンベでお湯を沸かしたり、料理したり・・・。

不自由な生活だったけれど、
身の回りのものは買い出しに行く必要がなかったので、負担はありませんでした。
冷凍＆冷蔵庫の中は、買い出しをしたばかりだったし、
パン関連の材料に関しては２月末にまとめ買い、
ガソリンも珍しく満タンにしていたからです。
（↑何を思ったのか、？年ぶりに満タンにしていた私）

 

次回は、地震後に作っていたものの写真が残っていたので、ＵＰしたいと思います。