あの巨大地震から365日経ちました。
「普通の生活」に戻るまで数か月かかり、プライベートでもいろいろあった為、
人生で一番短い、本当に本当にあっという間の1年でした。
宮城県主催の慰霊祭はなく、市町村単位の式典に分かれていた為、
何処に出席しようかと迷いました。
かなりの犠牲者が出ている地元にも行きたい思いもありましたが、
やはり、亡くなった伯母夫婦が住んでいた慰霊祭に行ってきました。
出席者は多く、大・中・小のホールに分かれて行われ、
国会議員の方をはじめ、消防・自衛隊関係や九州地方・外国の市長なども出席されていました。
式典中、震災前の光景を思い出しー、震災後の一変した様子を思い出しー、
比較してしまうと、やはりやるせない思いがあふれて涙が・・・。
遺族代表の方の言葉には、とてもとても胸が詰まりました。
「心の復興」と言いますが、まだ遺族の方の心は癒えていないのだと感じました。
震災の事やプライベートでのゴタゴタがあり、心の余裕がなく、
ちょっとした事で涙が出てしまったりしていましたが、
心が晴れの日もー、曇りの日もー、嵐の日だったとしてもー、
「平凡に普通に暮らせている事」が幸せな事なのだと、あらためて思いました。
宮城県の死者 9512人
行方不明者 1688人
(3月10日現在)
一日でも早く、ご家族のもとに帰られますように・・・
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