新 飲酒日記

お酒の感想など

手打ちうどん渡辺@三豊市

2011年07月31日 | グルメ
かき氷を食べたあと、すぐしまなみ海道を引き返すのもつまらないので、下道をトロトロ走り、さぬきうどんを目指す。R11沿いの三豊市の「手打ちうどん渡辺」へ。

天ぷらときつねうどんが名物とのことなので、天ぷらうどん大550円、きつねうどん中450円を注文。

奥さんの感想と私の感想が全く一緒だったのですが、岡山のうどんと違うのは中に一本芯があること。食べている間にほぐれてきたので、アルデンテで出すということでしょうか。ピシっとしたうどんでとても美味しい。

天ぷらは、エビ天を中心に衣を木の葉型に揚げたもので、どんぶりの中でエビ天+たぬきになる趣向。面白いが、鴨方の「たぐち」の方がインパクトあるかなぁ。でもさくさくして美味しい。

きつねも、どんぶりいっぱいに広がる巨大サイズ。甘辛く煮てあり、つゆの味わいが天ぷらうどんとはかなり異なり、面白かった。


期待以上に旨かったです。

登泉堂@今治市

2011年07月30日 | グルメ
さて、お目当てのかき氷を出す店、登泉堂へ。今治の中心部にあり、お店の裏手に狭いですが駐車場があり車でもOKです。到着したときには10人程度並んでいたが、そこはかき氷、わりとすぐ行列は解消した。

奥さんはいちごミルク、私はいよかんを注文。

いやはや、凄いです。画像は適当にググってみてください。鮮やかなピンクとイエロー。味わいがとってもナチュラル、いちごの小さな種が口で弾ける。要はあまり甘くない自家製ジャムがかかっているかき氷。甘さ調整にシロップがついていますが、かけなくてもそれなりに甘い。この甘さが果汁の甘さ。昔よくいちごをつぶして練乳をかけて食べましたよね?まさにあの味。いよかんも甘酸っぱくとっても美味しい。
さすが有名店だけのことはある。これは絶賛せざるを得ない。なお氷は奥さんいわく、普通らしい。

この店に行くために交通費1万円超かけてきていますが、全然惜しくない。素晴らしい。

四国に夏に出かける人は、ぜひ寄ってほしいお店です。8月は休みなしとのこと。

開通以来のしまなみ海道

2011年07月29日 | 旅行
これから岡山夏休み編。

まずしまなみ海道の話題。今治でかき氷を食べるために久々にしまなみ海道へ。なんと開通2日目以来2回目。まぁ尾道~今治という地味なルートだけになかなか走る機会に恵まれなかった。
あの開通時は、全線大渋滞で大変だった。2度とないだろうと思いましたが、実際はどうだったんでしょうか。

料金に関してですが、平日に関しては通勤割引で7~9時、17~20時はETCで50%オフ。休日も50%。この時間帯に通ると、2500円程度なので、休日1000円に比べれば高いけど、まぁべらぼうに高いということはないと思いますね。円単位まできっちり計算されていたのは珍しい。

開通時点では、途中の島でいくつか未開通区間があったと記憶していますが、さすがに全通していた。ただ、はっきり言って高速という印象はない。片側1車線区間が多いし、生活道路となっていて軽がトロトロ走行している。急ぐ道ではない。橋をいくつも通るし、眺めも良いのでのんびりドライブにはいいルートだと再確認した次第。

SAで伯方の塩ソフトが売っていたので興味そそられるが、かき氷を控えていたのでパス。今治北で降りる。そういえば今治~今治北は未走行だったけど、まぁいいや。

京やさい美登里@銀座

2011年07月28日 | グルメ
Kさんと銀座で会食。京野菜主体の和食やさんですが、凱陣をメインに据えたお酒が楽しめる模様。銀座でも新橋寄りのエリア、とらやの裏にある。前日まで予約要なので注意。

お店はほとんど埋まっている。人気なんでしょうかねぇ。

8000円のコースを頂く。やや薄い味付けで、野菜主体のメニュー構成。前菜のトマトジュースが驚いた逸品。なんと透明!それでコクがあり、手間かかってそうなジュース。これは凄い。
あとメインでカブと鮭?の焼き物があり、カブが絶品だった。銀座で8000円としては良いのではないでしょうか。まぁ道楽ですけどね。

お楽しみのお酒ですが、
・乾杯酒は磯自慢特別本醸造
・凱陣山廃オオセト22BY
・凱陣オオセト20BY
・凱陣山田錦16BY(たしか)
・隆純米吟醸雄町

を頂きました。隆が味がしっかりのっていてKさんともかなりの高評価。野菜料理には隆も良く合うね。

凱陣は、山廃22BYはまだ若いですね。ちょっと生臭く、コクが出てくるにはあと2年くらい必要かな。速醸のオオセト20BYは安定した味わい。王道ですね。

新宿末広亭 7月下席

2011年07月27日 | 落語
新宿末広亭初訪問。
伊勢丹の近くなので、デパ地下で鉄火巻を購入してから開場前に向かう。行列は10人くらいかな?地味な芝居なのか客入りはさほど多くない。招待客で満員の浅草とは違いますね。最前列の右側に陣取る。両脇の桟敷席もいいね。次からは桟敷にしようかな。

印象的だったのは

遊雀 手紙無筆
斜めに座ったスタイルが印象的。まくらたっぷりで爆笑。噺はさらっと。さすがに実力派。

春馬 つる
まくらで携帯電話は電源切るかマナーモードという話をたっぷりしたにもかかわらず、つーーーるーーーという見せ場で隣のおばあちゃんがしっかり電話が鳴った。苦笑。このおばちゃん、その前に携帯取り出して、オフのしかたわらないとつぶやいていたのが、まさか鳴るとは。年寄りは携帯の切り方がわからないということが良くわかりました。噺ですが、気合が入っていて好印象。

南なん 壺算
池袋で先日白酒さんのを聴いたのより笑えた。白酒さんのはだまず方に力が入った演じ方で、南なん師はだまされる方がよりメインという感じがしたのも主因かと。独特のキャラで笑わずにはいられない。

竹丸 石田光成?
ギャグ満載でこれもよく笑いました。

昼の部終了で退出。持ち時間は浅草と同じくらいで短めですが、招待客がいないので客層の良く、隣に荷物を置いても全然OKの客数なので、ゆっくり聴くにはいいですね。常磐線沿線住民には新宿は遠いですが、雰囲気もいいし、良い寄席ですね。

浅草演芸ホール 7月下席

2011年07月26日 | 落語
2回目の浅草演芸ホール。今回は落語協会の芝居ですな。

ここは読売新聞が配っている招待券というかタダ券客が多く、それで満員になっているんですね。開場の11時前に到着すると、まず有料会員を入れるシステムのよう。その後、タダ券客がどかどかと入ってくる。まぁタダ券とはいいつつも読売新聞が払っているわけで問題ないのですが、あまりいい気持ちではない。それに混みこみで隣の席までぎっしり。荷物をおけないレベルというのは結構つらいものがある。

あと、ここの椅子とお尻が相性悪いのか、かなり痛くなった。一番前の通路側という条件に恵まれた席ですが結構辛かった。11時に入って18時前に出たから、結局7時間くらい居たのですが、限界に近かった。夜9時までのオールは厳しいか。

今回は売店でアイスを買ってみた。160円で最中。見たことがないメーカーのものですが、寄席にアイスというのはなんかかみ合うのか、美味しく頂けた。頭を使うから糖分もいいんでしょうか。

さて落語ですが、いくつか印象的だったものを。

ぽっぽ 味噌豆
もうすぐ二つ目のアイドル噺家?を初めて観た。軽い噺ですが余裕持って演じていてさすが前座卒業。

こみち 新聞記事
誰かに似ているかと思ったら小林幸子似と自分で振っていた。女性らしからぬ太い声で良いですね。

さん喬 長短
寄席ではかなり演じてるネタでしょう。緩急自在で聴きごたえありましたねぇ。

円丈 名古屋版金明竹
これはうれしい。「野村監督」で大受けしてしまいました。

扇遊 浮世床(夢の逢瀬)
今日一番聴き惚れましたね。ちょっとエロいんですが、場内聴き入っていたのが良く分かった。テンポ良いし。

菊之丞 太鼓腹
ノリノリでこれも好印象。

はん治 モーツァルト
ネットで見てみたら桂三枝作らしいですね。途中の音楽が驚いたが良い演出。また音楽がしゃべりとちゃんとかみあっているのが練れているなぁと。ちゃんと落語になっていて、面白い。この師匠は前回池袋でも聴いたばかりですが、独特のだみ声がいい味出していて、結構好きになりましたな。

約束の時間まで夜の部も聴いておく。

一之輔 鮑のし
独演会ソールドアウトなので一度聴いてみたかった。テクニックあるなぁと思いました。

川柳 甲子園?
ガーコン以外もあるんですね。

これで18時近くになったので出ました。

萬膳終了

2011年07月25日 | 飲酒(焼酎)
萬膳を終了しちゃいました。

6月20日に開封したから、一か月ちょいで終了。
これ、異様に速いペースです。焼酎を一升開けるのは半年くらいかかることもあるので、驚異的。まぁ暑いので、氷たっぷりの水割りでクイっと冷ましてから、ワイングラスで日本酒を少しづつ2、3種類頂くのが定番となっているので、2日に一回は飲んでいたかな、だからなくなった。

コクがあって満足感がとても高い、やっぱり自分の中では最高の焼酎です。またぜひ買いたいですね。

萬膳庵開封

2011年07月24日 | 飲酒(焼酎)
萬膳がなくなりそうなので、流鶯に続いて萬膳庵を開封する。前にも書いたが、黄色麹の庵の方は、買って飲むのは初めてだったと記憶している。

ロックと水割りで頂く。萬膳らしい芋の旨味があり、香ばしく、より甘みを強く感じる。黄麹の特色なんでしょうか。コクの黒麹、甘みの黄麹との印象を持った。あとやっぱり凝縮感ですかねぇ。ロックはもちろん、水割で飲んでも、キュっと味が一点に集まっている。

これもすぐなくなりそうだな~。

落語とプロレス

2011年07月23日 | 落語
最近落語家のブログなどを覗くことが増えたが、プロレスの話題が多いことに気付いた。

共通点を考えてみると、結構ありそう。

・体一つの商売
 肉体と話芸という違いはあるものの、基本的に道具は使わず、「素」で表現するところがぴたりと一致している。ここが一番の共通点かなと。

・入門というか弟子入りし、前座修業からスタートすること
 まさに修業からスタートし、興行の一番最初に出て、自分を磨くことになることなど。

まだまだありそうですね。

あと興味深いのが、噺家さんにはDDTとか大日本が人気ということですね。特にDDTについてはストーリー性重視ということなんでしょうか。


この両者の関係については引き続きウォッチしていこうかなと。

悦凱陣 純米吟醸 雄町山田50 21by

2011年07月22日 | 飲酒(日本酒)
坂戸屋さんで買った凱陣を開けてみる。冷蔵庫よりはやや高めの温度で寝かせたとのことで、試飲して熟成感あり好印象だった、21byの雄町・山田錦50%。

例によってスペック。
21BY仕込26号
仕込総量 600kg
日本酒度 +5度
使用酵母 熊本9号
アルコール 18~19度
酸度 1度9分
醪日数 32日
製造 22年12月

最初はブルゴーニュグラスでキリリと冷えた状態で頂く。

華やかなアロマ。第1感は、日本酒でなく程度の良いアルザスワイン、それもゲヴュルツトラミネルのよう(打ちにくいな、この単語)。

ちょっと温度があがってきて、おちょこで頂くと、また違った印象。酸味が増し、ボディで凱陣らしい米のエキスが溶け込み、アフターで麹のほろ苦さを感じる。燗したらもっと米米しくなるだろう。

つまみを食べ終わったあとなので、中川さんの寿司を想像して頂く。まさに「しわいや」の世界ですな。こりゃ。

やっぱり別格かと思う。状態も良いので、これは冷蔵庫で保管し、ちびちび頂くこととします。

鯉朝らくごきち@お江戸日本橋亭

2011年07月21日 | 落語
鯉昇一門、鯉朝さんを見たくて、お江戸日本橋亭へ。

銀座線三越前から出てすぐ。大きい看板ですぐにわかった。上野広小路亭と同じようなサイズの演芸場。靴を脱いで上がるのも一緒。
1730開演とあったので、前座から見たいと思い急いで向うも、1730に前座さんスタート。寄席とは違うんですな。そういえば寄席以外の落語会デビューだったりする。

瀧川鯉津 天失気
前座さんながらキャラがある。ただしゃべっているというだけではなく、受けた。今後が楽しみ。


瀧川鯉八 ???
憎めないキャラ、体型的に自分を見ているかのよう。マクラというか漫談面白い。注目。
噺は天失気よりスペクタクルと紹介されたもので、師匠が弟子を破門する話というか、立場が入れ替わる「らくだ」のような噺かと。古典?


春風亭柳桜 粗忽長屋
体調がすぐれないようで、かなりのレアな師匠のよう。貴重な体験ありがとうございました。


瀧川鯉昇 ちりとてちん
入るときの間が芸ですねぇ。笑ってしまう。
マクラがはちゃめちゃで大爆笑。これが鯉昇ワールドか。誉められる話から「ちりとてちん」へ。
「ちりとてちん」は短い間に、歌春師匠×2と今回で3回目。刺身を食べるところは歌春師匠のコリコリ感が好きだが、酢豆腐を食べるところは鯉昇師匠の迫力に圧倒、というか爆笑。凄い。


瀧川鯉朝 しわいや
パンの耳がフレンチトーストでなくて磯辺焼きになろうとは。たしかに子供は面白そう…。
ケチの奥義とは。落ちが納得。成程。ふむふむ。


宮田陽・昇 漫才
一番前に座っていたので、いじられました…。南千住ネタでトリにつないだところは、さすが色物さんですな。


瀧川鯉朝 街角のあの娘・よかった篇
フジテレビの動画配信で気になっていた新作落語のバージョンアップ版。動画配信されていたのはバットエンドだったので、ハッピーエンドとのこと。いやぁ、最後のペコちゃんに感動しました。


鯉朝師匠の誠実な姿勢が映し出されていて、良かったです。また観に行きたい。

鯉昇一門のまったり感がまた格別ですねぇ。心地よい。いやされました。

青春18きっぷ購入

2011年07月20日 | 旅行
なんか久々に買った気がする。車がないので、遠出での手段が事実上電車に限られるため、買ってみた。
バスもいいんですが、本数限られ、あと時間も普通列車とたいして変わらないので、鉄道かなぁと。車あれば、那珂ICにから乗車するのは、タイムロスがなくいいんですけどね。

18きっぷ。昔はこれでミッドナイト(函館~札幌夜行)4連泊とか、九州まで行ってみるとか、ずいぶんアホなことをしましたねぇ。鉄道完乗の際には大変お世話になりました。赤いきっぷは風情がありましたけど、今の緑のは味気ないけどしょうがないな。

これで倉敷に行くつもりはないのですが、東京まで出て、何回か乗り降りすれば元がとれるレベルなので、最近マイブームの落語を観にこれでいくつもり。

この翌日ですが、実際に日本橋亭に行くのに使ってみた。

14時台に東海→1700ごろ上野
2040ごろ上野→2310ごろ東海

慌ただしいですが、2300円で往復できた。なお通常片道運賃は2210円。特急と比べて1時間余計にかかりますが、まぁ本を読んだりipod聴いたりしていれば許容範囲内。座れるしね。

流鶯 黒麹2008

2011年07月19日 | 飲酒(焼酎)
いきなりですが、「よだれが出る」というか、もし店で見かけたらまず抱えてしまうというお酒が、みなさんあると思います。私は、焼酎に関しては、萬膳がそうであり、その中でも原酒というか35度の「流鶯」は、まさによだれが出る焼酎。過去2本ほど購入できたのですが、一瞬でなくなってしまったものです。

現在、おかげさまで2008年と2009年の黒麹があるので、2008を開封。ビンは昔は水色だったと記憶しているが、緑色ですねぇ。一発でわかる紙の筒状の箱は健在。

ロックで頂く。きれいなさつま芋の香り。味わいは、スタンダードな萬膳をさらにコクを増した印象。喚火萬膳もそうですが、度数を感じないふくよかな印象。ロックでペロペロなめながら頂くと至福の瞬間。

これ、です。6年ぶり?くらいに頂くが、記憶がよみがえる瞬間というのは、何事にも勝る。

焼酎は水割りで飲む主義ですが、流鶯に関しては水割りではもったいなく感じますねぇ。


値段と、入手難易度からして気軽に飲める焼酎ではありませんが、もし正価で入手できるチャンスがあれば、ゆっくり試して欲しい逸品です。

スタンダードな萬膳も暑いから氷たっぷり浮かべた水割りがクイクイとなってしまうため、残り少し。丁度いいので、萬膳庵・真鶴と佐藤黒あたりを開けて、この夏は焼酎で乗り切ろうと思っている次第。

3本目のシルグブルゴーニュ2008

2011年07月18日 | 飲酒(ブルゴーニュ 赤)
ビーフシチューを仕込んだので、赤ワイン飲む。

セラーがある実家にワインをシフトしたので、家に手頃なワインがない。困ったということで、シルグ2008があったのでそれを頂く。早くも3本目と良く飲んでいます。
お味は、キュッとした酸味、木を感じる渋み、そして果実味とバランスが良く、何度飲んでも飽きない。深みはないものの、さすがにRWGの2008年で絶賛されていたことはあると思う。やや果実味が弱いような気もするが、これはヴィンテージキャラというところかな。

ともかく、これで2000円だから文句なし。

昨年の第1陣では瞬殺でしたが、2陣では2009年が出回っていることもあり、まだまだ絶賛販売中となっているので、あと数本買っておくつもり。セラーには同じブルゴーニュの2005年と2007年があるので、いずれ垂直試飲をしてみたい。

うちのビーフシチューは、ハインツの特選デミグラスソースを使って、ルクルーゼにて仕込んでいます。いつも牛バラ肉をぶった切って煮込むのですが、今日は固かった。2時間程度しか煮込まなかったのがいけなかったか、あと1時間煮込むのが短かったか。それとも分量を水100ml減らしてその分ワインにしたのがいけなかったか?

チャリティーワイン会その4 ロック様に感謝

2011年07月17日 | 飲酒(ワイン 日本)
チャリティーワイン会その4です。

○アンリボワイヨ
全く存じないブルゴーニュのドメーヌですが、赤白バラエティに富んだ出品。

白から、
ピュリニィーモンラッシェ2009
ややアルザスチックなニュアンスを感じる。村名で7200円はちょっと高いか。

ピュリニィーモンラッシェ2007 1er クロドラ ムーシェール
前者の村名ワインとは異なり、きれいなブルゴーニュ的なシャルドネ感があり、美味しい。

コルトンシャルルマーニュ2009
若すぎるが、ミネラルの塊り。スパイシー。これがコルトンシャルルマーニュか!と感動する。現状は固すぎるが、10年たったらどんな熟成するんだろうと想像する。

バタールモンラッシェ2006
さすがの別格ワイン。酸とボディのバランスが絶妙。バターっぽくねっとりと舌に絡みつく。こりゃ旨い。あたりまですけど。定価ですが44500円のワインですからねぇ…。3回頂いた。

赤は、ヴォルネー1erが2種類、グランクリュはグロヴージョを頂いたが、白と違いあまり印象に残らなかった。

○モンジャールミュニュレ
過去は日本で一番輸入していたブルゴーニュらしいが、RWGで創刊号以来無視されていることもあり、あまり話題になっていないものと思われる。オートコートを一度飲んだことがある。

全部赤で、
ブルゴーニュ2008
フィクサン2007
ヴォーヌロマネ2008
ヴォーヌロマネ1erレ スショ2006
エシェゾーVV2008
グランエシェゾー2008
クロドヴージョ2006

やや強めの味ですが、そんなに悪くない、というかブルゴーニュのピノノワールらしい赤ワインというのが全体の印象。
ヴォーヌロマネが良かった。DRCの後に飲んだこともあり、酸味がぷちDRC的ニュアンスを感じた。
あとエシェゾーとグランエシェゾー。コクがあり、余韻が長く、やっぱり良い。こんなワインをガンガン飲みたいと思う。

○ロック
全部2回ほど飲んだ。
ニュイサンジョルジュVV1er2006
ニュイサンジョルジュ1erクロデコルヴェ2006
ヴォーヌロマネメズィエール2007
ヴォーヌロマネ1erレスショ2007
クロドヴージョ2006
ヴォーヌロマネ1erクロゴワイヨット2006
シャンベルタンクロドベーズ2008

まず感動したのがニュイサンの1er。これの2002年を飲んだことがあるのですが、記憶がよみがえってきた。それよりはやや小ぶりながらも、とってもナチュラルな大地のエキス。値段的にも1万円程度じゅうぶん現実的なレベルであり、これは欲しいな。
この上級のコルヴェも楽しみにしていたワイン。より木のニュアンスを感じる。旨い。欲しいけど、25000円くらいは高すぎる。1erが現実的かと思う。

逆にいまいち感があったのが、VRのメズィエールとスショ。ファーストアタックに違和感を感じる。なんというか、不意に変な果実を食べたかのようなもの。

あとは、クロドベーズの余韻の長さには驚いた。こんなにガンガン飲みまくっているのに、いつまでも続く美しい余韻。試飲があほらしくなる。

総じて、ロックらしい味わいイメージが貫かれているのはさすがと思う。それも以前2002年を飲んだから判ることができたと思い、感謝。


あと試飲した中にはバローロもありましたが、あまり印象的ではなかったのでこれでレポート終了です。それにしても貴重な体験でした。