新 飲酒日記

お酒の感想など

浅草演芸ホール 8月中席 8/17

2011年08月20日 | 落語
落語最終日は、末広亭と迷ったけどまぁ住吉踊りをみておこう、と浅草へ。
開演10:30で、9:30ごろ到着。3、4人しか並んでいなかった。すぐに開場、一番前をゲット。12時くらいまでは空席がいくつかあったが、住吉踊りの頃には立ち見が出ていたという印象。

踊り手が顔見せに高座にあがるので、入れ代わり立ち代わり、持ち時間10分程度と短いが若手は漫談で済ませず一席やっていた。仲入りが3回あるのも珍しいですな。前座は3人もあがったし。

多いので印象の残った人だけ。

雷太 寿限無その後?
前座で寿限無がかかったので、後編ということで、…さんがスペインのやはり長い名前の嫁さんをもらったという噺でして、なかなか良かった。

さん吉 漫談
この人、落語するんでしょうか?

世津子 奇術
新聞を破って違う新聞を広げる手品は、2回目ですが凄い。寄席常連客と一目わたるひとたちがこれはすごいんだよなぁと話しているのが印象的だし、僕もそう思う。

市馬 真田小僧
時間がないからか軽めの噺ですがさすがに風格ある。それにしても今日はたぬき・雑排など前座噺が多く聴けた。

志ん輔 替り目
ここで替り目登場で3日連続。たしかに酒の噺はかかってなかった。さすがに上手い。

雷蔵 金婚旅行
これも2日連続で聴くとは意外。芸協がメインの噺なんでしょうかねぇ。ストーリーもさすがにばっちり理解しているのでしっかり笑った。

大喜利 住吉踊り
かっぽれなどがたっぷり楽しめる。色物さんも多数出演しているんですな。笑点の大喜利みたいなコーナーもあり。いい企画ですな。これはまた来年来たい。

さすがにある程度のお客さんが帰って午後の部開始。いつものように午後の部タダ券客がいないので浅草にしてはやや大人しい雰囲気。

川柳 パフィ
入れ替えで前座のすぐ後に川柳師匠。コブクロのネタで大ウケした。それにしても順番入れ替えが恨めしかった。というのは、この後のたこ平が酷かったので、そのあと川柳師匠だったら救われたのに。

たこ平 猫の死骸?
いやはや、これには驚いた。誰も拍手をしないんだもん。つい習性で拍手してしまうが、自分一人だけだった。それにしても救いがない。これは小話で、マクラの部分で振る噺では?これで終わるのは何を考えているんでしょうか。ちなみに、腹減った夫婦が氷を頂くが、その氷は猫の死骸を保存するための氷だったという落ち?。ぐぐったら数点ヒットしたから昔からある噺のようですけど、ちょっとねえ。
一気にテンション落ちて、帰りたくなる。

アサダ2世
トランプマジックで指名された。それにしても見事だと思う。その前にしょぼい手品を見せるのは、一流の芸ですな。

しん平 漫談?
この人も漫談しかしないんでしょうか?

南喬 漫談
権太楼師匠の代演ですが、つまらない漫談で終わって腹が立った。

さん喬 そば清
なんか午後の部で唯一のまともな落語だった。あ、扇遊さんの七段目も良かったけど。
この人が出るので甘えてつまらない漫談でお茶を濁すのはやっぱり不満だな。

三平 秀吉の配下のお茶の話?
2代目を聴きたくて仲入りまで残る。先代の芸はyoutubeにあるのをいくつか拝見していたが、どうもそれをまねようとしているとの印象を持った。客のいじり方とか。自分は先代と比較しつつ楽しめた。

ここで退散。

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