タイムマシンができたら25歳の私に会いにいって、言ってやりたい。
「あなたは将来、建築士はしていないし、残念ながら副業でやってるイラストレーターもしません。なんと数年後宮崎に帰り、ひょんなことからアロマやマッサージを勉強し、バリ島に通ってお店をしますよ。
7年付き合って婚約している彼とは別れるし、子宮の不具合で子供はできないでしょうといわれているけれど(なんと19のときに産婦人科でいわれた。。。)、できちゃった結婚するし、パニック障害でエレベーターも乗れないけれど、年の半分は飛行機に乗って国内外に旅に行きます。心配しなくていいよ。
子供のころから病院通いばかりしていて休みの日はひたすらねているあなたは、いちにち12時間くらい元気に生まれ変わって仕事をするよ。病気1つしないよ。
今は人といるのが怖いって、図面を1人こもって書く仕事をしてるけど、将来はあらどっこい一日中人と話す仕事をしています。
嫌だといっているその視える能力を使ってね。
二度と会いはずないと思ってたお父さんても、25年ぶりにあうし、そんでもってめっちゃ敬愛するダライラマとも会って握手もするし、毎日毎日読んでいるよしもとばななさんともあえるからね。ちなみにあなたのお店はアムリタといって、ばななさんはそのアムリタに来るけどね。
とにかく想像もできない素敵な事がたくさんあるから頑張って。」
当時心も体も病んでて、一時は半年ほど会社も辞めて引きこもりのような感じになっていた私は、そんなこと言われたらなんてでたらめなことをいう人なの!!!!と走って逃げたかもしれない。
本当に当時私はそんな老いぼれた感じの若者であった。
私にとって極力体力を使わない読書だけが唯一の楽しみで、帰りの駅の本屋で本を買い、満員電車の中で本を広げて帰り着いて、疲れ果ててかむのもめんどくさいので、ヨーグルトなどをたべ、また本の続きを読んで寝る、というような毎日。
そんななかよしもとばななさんの本は私のお守りであった。
正直これまでの人生で、最愛ともいえる人をほぼ同時に2人なくし、もうこれはだめだ、と思うことがあって、身体がそういうときはやばいと思って遮断するためか延々と眠りこけてしまい、気が付くともういつもねむってしまっていた。
そんなときにばななさんの「白川夜船」という本をよんで、はっとしたおぼえがある。
どういう意味で、といわれるとうまく言えないけれど、いかん、死ぬわ。生きなくちゃと思った。
ひりひりするような毎日から私は脱却した。
この本はどうして、私の事をかいてるのか??と思ったほどだ。
(。。このことをばななさんにいったら、そうそう、私の話ってええっ、絶対ない、んなわけない、っていうようなことを書いたりするのに、絶対、これ私の事かと思いました!っていうかたがその本その本いるの。現実ってすごいよね!といっていた)
この方のエッセイを読んでどれほど救われたことか。
今はとっても元気で、すがるようなきもちじゃなく、清らかなお水をのむような感じで読む。
ばななさんの文章は大好き。
紡ぎだす言葉の色とか、音がはじける感じとか。
悲しいことをたんたんとかくとか。
(ご母様がなくなられたときの文章もたんたんとした文面が余計悲しみを感じさせた)
たぶん本は全部よんでると思う。(持ってるともおもうけど)
どの主人公にも不思議なことや突拍子もないことがあったりして自分とかさなるところがあり、(これはたぶんみんなあるのかも)ああ、これは変じゃないんだ、この感覚は日常に起こっていいのだし、生きていていいのだな、と思った。
(特に王国の雫石と楓は感情移入しすぎて、日常がこの本の中にはいるような感じだった)
いつかばななさんに会える気がするからその時に、お礼を伝えよう、そして私のおみせはアムリタっていうんだってこともいおうと漠然と考えていた。
そのばななさんと。
ご縁ができ、バリ島で一緒に兄貴のうちにお邪魔し、あのバリの開放的な魔法で一緒にご飯を食べたりジェットスキーをしたり、おしゃべりをしたり、マッサージをさせていただいたりした。
こんなことが、あるのだろうかと思った。
今年は生きてるうちに会いたいなと思っていたクロイワさんに続き、ダライラマ、ばななさん、、とオンパレードでお会いでき、もうこんなに全部おわっちゃうなんて予定外に死んでしまうのだろうか?と思ったほどだ。
でも、不思議と好きすぎる人が目の前にほんとにくると。。
きゃあああって感じになったり、ミーハーみたいになるとか(サインくださいとかだいすきなんですううとか)なく、普通にいた。
というか人間ってあまりにもありえないできごとがあると、もう驚きすぎてぐるーーーっとひとまわりして、普通になってしまうような感じで、その時普通に楽しく遊んでもらった。
そしてかえってみて本を読むと。。。
ああ。。。ばななさんが。。。。このばななさんが。。。
夢じゃなかろうかのお、なんて写真をみながら。
それはきっとばななさんが本当に気さくで、とっても優しい方だったからだろうと思う。
気を使わせないように気を使ってくださっていたんだとも思う。
前から知っているような、気を使わせない穏やかな空気をつくるのは、バリの神様もお手伝いくださっただろうけど、やっぱりばななさんをはじめ、一緒に来られてたお友達やご家族そして兄貴のスタッフの方々のおかげだったと思う。素敵な方ばかりだった。
近所で買ってきた有名ピーナッツをあげたときもありがとう!とにっこり笑い、みんなで一緒にジェゴクをみたり、仲良くなってプールで遊んだりダンスを踊ったりした。
(そのピーナッツを買いに行ってみてと勧めてくれたのは、sisiのなおみさん!さすがナイスアシスト!)
ばななさんはいつも私がそこにいていい意味をくれる。
あ、このバリで最後かな。。仲良くなりたいな、と思ったら、連絡先、メールしたよ、みてねーといってくれる。
私たちが一足先におじゃましなくちゃ、と思って、ああ、帰りたくないな別れたくないなとおもったら、
えー、いまからもっと親睦を深めようと思ったのに!まだ一緒に遊ぼうよ!といってくれ、数時間でおいとましようかと思っていたから着替えも水着もなにもない、といったら、Tシャツあげるから大丈夫!!といってにっこり。ここにいていいんだと意味をくれる。
でも一番ぐっときたのは。
急きょ幸せなことに。
ばななさんにマッサージをさせてもらえることになったときに。
やっぱり、マッサージというのは最高のコミュニュケーションで、手を通してエネルギーの交換をするから一気に心がちかくなったりするんだけど、そのときによくおぼえてないけれど、私の話になった。
ほんで、いつ死ぬかもわかってる、みたいなことをいったら、ばななさんが
それは長い??ときくので、実はそうは長くないのですよ、といったら、ばななさんは
えーー、やだー、それはやだー、ねー大丈夫だよー。といってくれた。
うれしかったなあ。ああ、生きる意味をまたもらったな、というような感じがした。
よし、これからも元気に生きて、この仕事がんばるぞ。
まさかばななさんにマッサージができるなんて。
ああ、この仕事しててよかったなあ、と心底幸せにおもったものだった。
そして本当に別れがたくずるずると出発をぎりぎりまで伸ばし、もうかえらないと、いい加減やばいと夜出発するときに。
もうその頃はすっかり大好きになっていて、お別れしたくない気分でいっぱいだった。
じゃあ、また必ず、日本で会おうね、といってくれ、最後に握手を、とおもったら、ぐっとハグをしてくれた。
そしてにっこりわらったらばななさんとお友達のちほさんはにこにこ涙ぐんでいた。
さみしいなあ、とおもいながらでも笑顔でお別れしたかったから、にこにこ車にのろうとしたら。
そのときばななんがたたたっときて私にこういってくれた。
みさきさん、私ね、ちょうどバリに来るときに人の寿命みたいな本を読んできたの。
人の寿命って決まってるけど、でもいいことしたりいろいろとひとのためにしたりするとおまけの人生ってのがあるんだって。
だからみさきさん、伸びると思うから絶対大丈夫。せめて寿命から2年は大丈夫と思う。
とわざわざそれを本気の顔でいいにきてくれたのだ。
その時は真剣な目を見つめ返し、本当にありがとうございます、と涙をこらえいったが、その言葉は魔法で実は私がすごくほしかった言葉だったのだろうと思った。
何かが溶けだした感じがあった。
後でそのことをメールで書いたら、私の無駄な霊能力はよほどのことがないと発動しないので、ほんとだと思います!みさきさんは区切らないと休まないから、おまけと思ってはじめてのんきになれるのかも!
とかいてあった。なんと短期間で私をみ抜くことよ!
作家としてのファンから、人間として大好きになった。
帰りに絶対にまた再会しようねー、宮崎にいくからね!といってくれたばななさん。
本当にこの間都城に来てくれました。
とってもたのしい2日間でした。
そのお話は長くなったのでまた明日。
12日のwow珈琲さんの母の日イベントのsisiの仕入しなくちゃ。
今回はストール沢山いれますよ。ハーフも大判も。
新色も!!お楽しみに☆
その日は珈琲を使った美容教室もする予定です。
母の日のプレゼントをつくろうと思いますので、ぜひ参加くださいね♪
「あなたは将来、建築士はしていないし、残念ながら副業でやってるイラストレーターもしません。なんと数年後宮崎に帰り、ひょんなことからアロマやマッサージを勉強し、バリ島に通ってお店をしますよ。
7年付き合って婚約している彼とは別れるし、子宮の不具合で子供はできないでしょうといわれているけれど(なんと19のときに産婦人科でいわれた。。。)、できちゃった結婚するし、パニック障害でエレベーターも乗れないけれど、年の半分は飛行機に乗って国内外に旅に行きます。心配しなくていいよ。
子供のころから病院通いばかりしていて休みの日はひたすらねているあなたは、いちにち12時間くらい元気に生まれ変わって仕事をするよ。病気1つしないよ。
今は人といるのが怖いって、図面を1人こもって書く仕事をしてるけど、将来はあらどっこい一日中人と話す仕事をしています。
嫌だといっているその視える能力を使ってね。
二度と会いはずないと思ってたお父さんても、25年ぶりにあうし、そんでもってめっちゃ敬愛するダライラマとも会って握手もするし、毎日毎日読んでいるよしもとばななさんともあえるからね。ちなみにあなたのお店はアムリタといって、ばななさんはそのアムリタに来るけどね。
とにかく想像もできない素敵な事がたくさんあるから頑張って。」
当時心も体も病んでて、一時は半年ほど会社も辞めて引きこもりのような感じになっていた私は、そんなこと言われたらなんてでたらめなことをいう人なの!!!!と走って逃げたかもしれない。
本当に当時私はそんな老いぼれた感じの若者であった。
私にとって極力体力を使わない読書だけが唯一の楽しみで、帰りの駅の本屋で本を買い、満員電車の中で本を広げて帰り着いて、疲れ果ててかむのもめんどくさいので、ヨーグルトなどをたべ、また本の続きを読んで寝る、というような毎日。
そんななかよしもとばななさんの本は私のお守りであった。
正直これまでの人生で、最愛ともいえる人をほぼ同時に2人なくし、もうこれはだめだ、と思うことがあって、身体がそういうときはやばいと思って遮断するためか延々と眠りこけてしまい、気が付くともういつもねむってしまっていた。
そんなときにばななさんの「白川夜船」という本をよんで、はっとしたおぼえがある。
どういう意味で、といわれるとうまく言えないけれど、いかん、死ぬわ。生きなくちゃと思った。
ひりひりするような毎日から私は脱却した。
この本はどうして、私の事をかいてるのか??と思ったほどだ。
(。。このことをばななさんにいったら、そうそう、私の話ってええっ、絶対ない、んなわけない、っていうようなことを書いたりするのに、絶対、これ私の事かと思いました!っていうかたがその本その本いるの。現実ってすごいよね!といっていた)
この方のエッセイを読んでどれほど救われたことか。
今はとっても元気で、すがるようなきもちじゃなく、清らかなお水をのむような感じで読む。
ばななさんの文章は大好き。
紡ぎだす言葉の色とか、音がはじける感じとか。
悲しいことをたんたんとかくとか。
(ご母様がなくなられたときの文章もたんたんとした文面が余計悲しみを感じさせた)
たぶん本は全部よんでると思う。(持ってるともおもうけど)
どの主人公にも不思議なことや突拍子もないことがあったりして自分とかさなるところがあり、(これはたぶんみんなあるのかも)ああ、これは変じゃないんだ、この感覚は日常に起こっていいのだし、生きていていいのだな、と思った。
(特に王国の雫石と楓は感情移入しすぎて、日常がこの本の中にはいるような感じだった)
いつかばななさんに会える気がするからその時に、お礼を伝えよう、そして私のおみせはアムリタっていうんだってこともいおうと漠然と考えていた。
そのばななさんと。
ご縁ができ、バリ島で一緒に兄貴のうちにお邪魔し、あのバリの開放的な魔法で一緒にご飯を食べたりジェットスキーをしたり、おしゃべりをしたり、マッサージをさせていただいたりした。
こんなことが、あるのだろうかと思った。
今年は生きてるうちに会いたいなと思っていたクロイワさんに続き、ダライラマ、ばななさん、、とオンパレードでお会いでき、もうこんなに全部おわっちゃうなんて予定外に死んでしまうのだろうか?と思ったほどだ。
でも、不思議と好きすぎる人が目の前にほんとにくると。。
きゃあああって感じになったり、ミーハーみたいになるとか(サインくださいとかだいすきなんですううとか)なく、普通にいた。
というか人間ってあまりにもありえないできごとがあると、もう驚きすぎてぐるーーーっとひとまわりして、普通になってしまうような感じで、その時普通に楽しく遊んでもらった。
そしてかえってみて本を読むと。。。
ああ。。。ばななさんが。。。。このばななさんが。。。
夢じゃなかろうかのお、なんて写真をみながら。
それはきっとばななさんが本当に気さくで、とっても優しい方だったからだろうと思う。
気を使わせないように気を使ってくださっていたんだとも思う。
前から知っているような、気を使わせない穏やかな空気をつくるのは、バリの神様もお手伝いくださっただろうけど、やっぱりばななさんをはじめ、一緒に来られてたお友達やご家族そして兄貴のスタッフの方々のおかげだったと思う。素敵な方ばかりだった。
近所で買ってきた有名ピーナッツをあげたときもありがとう!とにっこり笑い、みんなで一緒にジェゴクをみたり、仲良くなってプールで遊んだりダンスを踊ったりした。
(そのピーナッツを買いに行ってみてと勧めてくれたのは、sisiのなおみさん!さすがナイスアシスト!)
ばななさんはいつも私がそこにいていい意味をくれる。
あ、このバリで最後かな。。仲良くなりたいな、と思ったら、連絡先、メールしたよ、みてねーといってくれる。
私たちが一足先におじゃましなくちゃ、と思って、ああ、帰りたくないな別れたくないなとおもったら、
えー、いまからもっと親睦を深めようと思ったのに!まだ一緒に遊ぼうよ!といってくれ、数時間でおいとましようかと思っていたから着替えも水着もなにもない、といったら、Tシャツあげるから大丈夫!!といってにっこり。ここにいていいんだと意味をくれる。
でも一番ぐっときたのは。
急きょ幸せなことに。
ばななさんにマッサージをさせてもらえることになったときに。
やっぱり、マッサージというのは最高のコミュニュケーションで、手を通してエネルギーの交換をするから一気に心がちかくなったりするんだけど、そのときによくおぼえてないけれど、私の話になった。
ほんで、いつ死ぬかもわかってる、みたいなことをいったら、ばななさんが
それは長い??ときくので、実はそうは長くないのですよ、といったら、ばななさんは
えーー、やだー、それはやだー、ねー大丈夫だよー。といってくれた。
うれしかったなあ。ああ、生きる意味をまたもらったな、というような感じがした。
よし、これからも元気に生きて、この仕事がんばるぞ。
まさかばななさんにマッサージができるなんて。
ああ、この仕事しててよかったなあ、と心底幸せにおもったものだった。
そして本当に別れがたくずるずると出発をぎりぎりまで伸ばし、もうかえらないと、いい加減やばいと夜出発するときに。
もうその頃はすっかり大好きになっていて、お別れしたくない気分でいっぱいだった。
じゃあ、また必ず、日本で会おうね、といってくれ、最後に握手を、とおもったら、ぐっとハグをしてくれた。
そしてにっこりわらったらばななさんとお友達のちほさんはにこにこ涙ぐんでいた。
さみしいなあ、とおもいながらでも笑顔でお別れしたかったから、にこにこ車にのろうとしたら。
そのときばななんがたたたっときて私にこういってくれた。
みさきさん、私ね、ちょうどバリに来るときに人の寿命みたいな本を読んできたの。
人の寿命って決まってるけど、でもいいことしたりいろいろとひとのためにしたりするとおまけの人生ってのがあるんだって。
だからみさきさん、伸びると思うから絶対大丈夫。せめて寿命から2年は大丈夫と思う。
とわざわざそれを本気の顔でいいにきてくれたのだ。
その時は真剣な目を見つめ返し、本当にありがとうございます、と涙をこらえいったが、その言葉は魔法で実は私がすごくほしかった言葉だったのだろうと思った。
何かが溶けだした感じがあった。
後でそのことをメールで書いたら、私の無駄な霊能力はよほどのことがないと発動しないので、ほんとだと思います!みさきさんは区切らないと休まないから、おまけと思ってはじめてのんきになれるのかも!
とかいてあった。なんと短期間で私をみ抜くことよ!
作家としてのファンから、人間として大好きになった。
帰りに絶対にまた再会しようねー、宮崎にいくからね!といってくれたばななさん。
本当にこの間都城に来てくれました。
とってもたのしい2日間でした。
そのお話は長くなったのでまた明日。
12日のwow珈琲さんの母の日イベントのsisiの仕入しなくちゃ。
今回はストール沢山いれますよ。ハーフも大判も。
新色も!!お楽しみに☆
その日は珈琲を使った美容教室もする予定です。
母の日のプレゼントをつくろうと思いますので、ぜひ参加くださいね♪