ゴメスを着て初のウガンダン披露宴に
お呼ばれしてきました。↓ブレブレ。笑
ウガンダの披露宴について紹介します。
その一例。同僚のグレースのケース。
まず彼女には4人の子どもがいます。
夫と出会ったのは16年前といいます。
イントロダクションとも呼ばれる
この披露宴は、相手のことを両家に
正式に紹介(イントロデュース)する、
そういう式だそうです。
なので、資金不足などの理由で、
式をするまでにこうして長い時間が
かかることは、よくあるそうです。
「やっと親に孫の父親を紹介できる。」そう言って笑うグレース。おめでとう!
このイントロダクションが終わってから
後日改めて神の前で誓いを立てるのが
weddingだそうです。親→神の順。
てことで、ゴメスの着付けもあるからと
朝8時に学校に集合して、
ハイヤーしたマイクロバスで
グレースのおじさんの家がある
エンテベへ向かうというスケジュール。
が、もちろん、TIU。
予定なんてあってないようなもの。
けど、結婚式だから、縁起物だし、
失礼があっちゃいけないし…
そう思ってちゃんと8時に行きました。
けど、やっぱりいませんよね。
縁起とか礼とか、そんなものは
ウガンダには存在しないのでした。
さぁ、時系列で見ていきましょう。
8時、一応私のすぐ後にもう一人
同僚がちゃんとやってきました。
そういうウガンダ人もいるんです。
けど、それからポツポツ集まってきて、
ニャボ達は着付けをして化粧をして、
9時半、やっときたバスに乗って、
いざ出発!と思ったら校門出てすぐ
横のキャンティーン(売店)で水買う、
ソーダ買う、チャパティ買う⁈
バスの中はもう遠足のような騒ぎ。
いや、それ以上の騒ぎ。
20人ほどの大人がはしゃぐはしゃぐ。
途中、大きな渋滞もなく、(というか
私はほとんど寝ていたのでわからない)
2時間ほどで首都のカンパラを通過。
そこからまた2時間ほどでエンテベ着。
けど、おじさんの家がわからず、
肝心のグレースに電話もつながらず、
道行く人に聞いてもよくわからず、
あーでもないこーでもないと大騒ぎの末
なんとか丘だらけの田舎道を
ドッカンドッカン揺られながら、
目的地に着いたのが13時過ぎ。
おじさん宅のお庭にはテントが張られ
その下に並べられたイスにちらほら
座る人たち。そこに加わる私たち。
10時から新婦のお祈りは始まってる
らしいので、遅刻じゃ⁈と思ったけど、
どうやらそれは新婦の家族だけでやる
儀式だそうで、われわれ客人が参加する
イントロダクションは、新婦の家に
新郎がやってきてから始まるそう。
そしてこの新郎がえらい社長出勤。
我々が会場に着席した2時前の時点で、新郎はまだ首都の向こう側にいる
というじゃないですか。
え⁈そこから2時間かかるよ、ここ。
はい。TIUー。そこから待ちます。
何がTIUて、時間通りに全然いかない、
そのこともそうだけど、まぁ、みんな
待つことが苦じゃないのか、
当たり前だからなのか、諦めなのか、
だれも文句言わずにひたすら待ちます。
ガンガンに音楽かけて、
おしゃべりしながら、何するともなく、
たまにMCらしき人がトークして。
すごいなぁ、と。
ただただ、すごいなぁ、と、
短気な私はいたく感心するのです。
その辛抱強さ、本当に見習いたい。
少しでいいので、分けて欲しいです。
修行だ、これは修行なのだ、、、
と思いながらひたすら私も待つこと、
2時間。3時を過ぎるとさすがにみんな
お腹も空いてきて我慢できなくなった
ようで、先に食べましょう!てことに。
ケータリングの給仕さんが裏で作った
マトケや米、スープを運んできて、
みんな列になって食事をもらいます。
これで少しは気も紛れ、みんなのお腹も
満腹になったところで4時過ぎ。
私は日没までにカンパラに戻る予定
だったので、そろそろ出ないことには
間に合いません。だけど、まだまだ
新婦さんが来る気配もありません。
悩んだ末、とりあえず新婦さんに
挨拶し、おいとますることにしました。
裏の部屋で着飾って控えるグレースに、
帰らなきゃいけないことをお詫びして、
一緒に写真を撮ってもらって、
「もう10分で着くみたいなの。」
と言われたけど、とりあえず5時には
出ないといけないから…と伝えて。
それから、外に出て見回してみるも
新郎到着の気配は感じられず。
5時。タイムリミットです。残念。
そこからはなんとか日没までに
カンパラに辿り着くことができました。
後日、同僚から聞いたその後の流れ。
新郎が到着したの、7時。
それから式が始まり、楽しかったけど
会場から途中退席したのが、9時過ぎ。
バスに揺られ学校帰着したの、2時前。
Omg. バナンゲ、TIU!
さすがの彼らもクタクタに疲れたそう。
素敵だったという式の中身を
見られなかったのは残念だったけど、
あの時切り上げてきて本当よかった。
と正直なところ、思ってしまいました。
来月また別の同僚の結婚式があるので、
披露宴の中身の様子はまたの機会に。
次回はどうか日付が変わる前には
帰ってこられますように…。願うのみ。
お呼ばれしてきました。↓ブレブレ。笑
ウガンダの披露宴について紹介します。
その一例。同僚のグレースのケース。
まず彼女には4人の子どもがいます。
夫と出会ったのは16年前といいます。
イントロダクションとも呼ばれる
この披露宴は、相手のことを両家に
正式に紹介(イントロデュース)する、
そういう式だそうです。
なので、資金不足などの理由で、
式をするまでにこうして長い時間が
かかることは、よくあるそうです。
「やっと親に孫の父親を紹介できる。」そう言って笑うグレース。おめでとう!
このイントロダクションが終わってから
後日改めて神の前で誓いを立てるのが
weddingだそうです。親→神の順。
てことで、ゴメスの着付けもあるからと
朝8時に学校に集合して、
ハイヤーしたマイクロバスで
グレースのおじさんの家がある
エンテベへ向かうというスケジュール。
が、もちろん、TIU。
予定なんてあってないようなもの。
けど、結婚式だから、縁起物だし、
失礼があっちゃいけないし…
そう思ってちゃんと8時に行きました。
けど、やっぱりいませんよね。
縁起とか礼とか、そんなものは
ウガンダには存在しないのでした。
さぁ、時系列で見ていきましょう。
8時、一応私のすぐ後にもう一人
同僚がちゃんとやってきました。
そういうウガンダ人もいるんです。
けど、それからポツポツ集まってきて、
ニャボ達は着付けをして化粧をして、
9時半、やっときたバスに乗って、
いざ出発!と思ったら校門出てすぐ
横のキャンティーン(売店)で水買う、
ソーダ買う、チャパティ買う⁈
バスの中はもう遠足のような騒ぎ。
いや、それ以上の騒ぎ。
20人ほどの大人がはしゃぐはしゃぐ。
途中、大きな渋滞もなく、(というか
私はほとんど寝ていたのでわからない)
2時間ほどで首都のカンパラを通過。
そこからまた2時間ほどでエンテベ着。
けど、おじさんの家がわからず、
肝心のグレースに電話もつながらず、
道行く人に聞いてもよくわからず、
あーでもないこーでもないと大騒ぎの末
なんとか丘だらけの田舎道を
ドッカンドッカン揺られながら、
目的地に着いたのが13時過ぎ。
おじさん宅のお庭にはテントが張られ
その下に並べられたイスにちらほら
座る人たち。そこに加わる私たち。
10時から新婦のお祈りは始まってる
らしいので、遅刻じゃ⁈と思ったけど、
どうやらそれは新婦の家族だけでやる
儀式だそうで、われわれ客人が参加する
イントロダクションは、新婦の家に
新郎がやってきてから始まるそう。
そしてこの新郎がえらい社長出勤。
我々が会場に着席した2時前の時点で、新郎はまだ首都の向こう側にいる
というじゃないですか。
え⁈そこから2時間かかるよ、ここ。
はい。TIUー。そこから待ちます。
何がTIUて、時間通りに全然いかない、
そのこともそうだけど、まぁ、みんな
待つことが苦じゃないのか、
当たり前だからなのか、諦めなのか、
だれも文句言わずにひたすら待ちます。
ガンガンに音楽かけて、
おしゃべりしながら、何するともなく、
たまにMCらしき人がトークして。
すごいなぁ、と。
ただただ、すごいなぁ、と、
短気な私はいたく感心するのです。
その辛抱強さ、本当に見習いたい。
少しでいいので、分けて欲しいです。
修行だ、これは修行なのだ、、、
と思いながらひたすら私も待つこと、
2時間。3時を過ぎるとさすがにみんな
お腹も空いてきて我慢できなくなった
ようで、先に食べましょう!てことに。
ケータリングの給仕さんが裏で作った
マトケや米、スープを運んできて、
みんな列になって食事をもらいます。
これで少しは気も紛れ、みんなのお腹も
満腹になったところで4時過ぎ。
私は日没までにカンパラに戻る予定
だったので、そろそろ出ないことには
間に合いません。だけど、まだまだ
新婦さんが来る気配もありません。
悩んだ末、とりあえず新婦さんに
挨拶し、おいとますることにしました。
裏の部屋で着飾って控えるグレースに、
帰らなきゃいけないことをお詫びして、
一緒に写真を撮ってもらって、
「もう10分で着くみたいなの。」
と言われたけど、とりあえず5時には
出ないといけないから…と伝えて。
それから、外に出て見回してみるも
新郎到着の気配は感じられず。
5時。タイムリミットです。残念。
そこからはなんとか日没までに
カンパラに辿り着くことができました。
後日、同僚から聞いたその後の流れ。
新郎が到着したの、7時。
それから式が始まり、楽しかったけど
会場から途中退席したのが、9時過ぎ。
バスに揺られ学校帰着したの、2時前。
Omg. バナンゲ、TIU!
さすがの彼らもクタクタに疲れたそう。
素敵だったという式の中身を
見られなかったのは残念だったけど、
あの時切り上げてきて本当よかった。
と正直なところ、思ってしまいました。
来月また別の同僚の結婚式があるので、
披露宴の中身の様子はまたの機会に。
次回はどうか日付が変わる前には
帰ってこられますように…。願うのみ。