夢のあと

sakuraと申します。ゲームのプレイ感想と読書感想を書いています。

「CLOCK ZERO(クロックゼロ)~終焉の一秒~Portable」英円ルート プレイ感想

2012年10月24日 | CLOCK ZERO~終焉の一秒~Portable

※ネタばれ感想になります。
途中にスチルが含まれていますので、未プレイの方はご注意下さい。

【お願い】
基本的にゲームに関しましては思ったままの感想を書き連ねていますので、十人十色、千差万別の感想の一つだと思ってご覧下さい。

 

~英円~

ずっと気になっていた、円です!
2020年のビショップと、何故、央の姿が見えないのか?が気になっていました。
円ルートでようやく謎が解けるのかな・・・?


【エピソード01~05】

課題と下校は、央・円ペアを選びます。

『CLOCK ZERO』円と央と一緒に下校する撫子画像



・・・下校時の央・円ちびキャラが可愛いです。(*´ェ`*)

・・・ふむ。
どうやらレインに話し掛けると、時空が歪むようです。
更にレインの色が汚れたように黒くなっていきます。

・・・しかし。
円と央のやり取りが面白いです。
円は本当に央を尊敬しているのか・・・(笑)?
そして、円に冷静にツッコむ撫子が素敵です!

ある日、用事があるという央に頼まれて、円の買い物に付き合う事になります。
円は犬が苦手のようで、撫子の手を取ると犬を避けて見ず知らずの家の敷地を通って、スーパーへと無事に辿り着きます。

『CLOCK ZERO』撫子の手を取る円画像



帰り道、円と会話をしながら、必要以上に央を立てる円に疑問を抱きます。
すると、
「そうでなければ・・・ぼくは央の弟ではいられないんですから」
と円が呟くのでした。

・・・まさか、円は養子とか?

珍しく、円と央が喧嘩をしているのを目撃します。
央は怒って1人で帰ってしまいます。
撫子が円に声を掛けて一緒に帰ろうとしますが、円は視力が悪いらしく、撫子が近くを通った時にようやく気付いてくれます。
一緒に帰りながら、円と央が本当の兄弟ではない事を知ります。

・・・やっぱり!Σ( ̄□ ̄)

それから数日後の放課後、円と央はまだ仲直りをしていないようで、1人で下校する円に撫子は声を掛けます。
自分に話し掛けてくれる撫子を不思議に思いながら、円も少しずつ心を開いてくれるようになります。
2人でベンチに座りながら話をしていると、円が照れながら手作りのビーズのストラップを渡してきます。

『CLOCK ZERO』撫子にストラップを渡す円画像



どうやら、撫子をイメージして作ったようです。

・・・ヒューヒュー!
甘酸っぱい初恋だね!\(^o^)/

円にもう少しわがままになっても大丈夫だと告げると、円は驚きながらも笑ってくれます。

・・・少しずつ撫子に心を開いてきてくれているのね。(*´д`*)

そこに円を心配した央が迎えに来てくれて、3人で一緒に手を繋いで帰ります。

・・・ほのぼので可愛いです!

休日に円から電話が掛かってきて、先日のお礼にと誘われます。
連れて行かれた先は、何ヶ月先も予約でいっぱいの超有名店のお菓子屋さんでした。
円の実家の系列だという事で、初めて両親にわがままを言って優先で予約を入れて貰ったという事でした。
円の頼みに両親は喜んで予約を入れてくれたのだそうです。
撫子があまりの美味しさに喜ぶと、円は嬉しそうに笑ってくれます。

『CLOCK ZERO』ケーキを食べる撫子と円画像



・・・この円、格好良いー!
とても11歳には見えないです!

撫子が円の将来の夢を聞くと、小物を作っていたいと答えてくれます。
それを聞いた撫子が「央のお店に円が作る小物を置いてみてはどうか」と提案すると、円は物凄く喜んでくれます。


【エピソード06 タイムカプセル】

<CZ>メンバーでタイムカプセルを埋めた翌日、神賀が突然退職した事を知ります。

・・・え!
まさかの展開!Σ( ̄□ ̄)
黒レインにするのは初めてなので、新展開にワクワクします!


【エピソード07 時の停滞】

レインに頼まれて時計塔に足を運ぶと、
「・・・これからなにがあっても、そこでなにを見たとしても。自分の所為だとは、思わないでください」
と意味深な事を言われます。

・・・流石、政府側のルートです!
レインが撫子を気遣ってくれてます!

その後、すぐに「時の停滞」が起こり、鷹斗や理一郎、黒ずくめの青年、若と終夜が現れ助けようとしてくれますが、撫子はビショップによって2020年の世界に連れて行かれます。


【エピソード08 コワシタセカイ】

気が付くと、撫子は何処か殺風景な部屋のベッドで寝ていました。
近くにいた青年が本来のレインの姿であり、ここは撫子がいた10年後の世界だと説明されます。

『CLOCK ZERO』説明するレイン画像



この場所は『CLOCK ZERO』という研究機関であり、この世界を統べる政府でもあると教えてくれます。
撫子も22歳の大人の姿になっていました。
窓から外の景色を見ると、そこは夢で見た世界でした。
この世界を作ったのは『CLOCK ZERO』の創始者である「キング」であり、彼の命令で撫子をこの世界に連れてきたのだといいます。
レインは混乱する撫子を置いて、「暫く休んだ方がいい」と告げ部屋から去っていきます。

撫子が外に出ようとするとビショップに見つかり、部屋に連れ戻されてしまいます。
そして、彼が円の10年後の姿である事を知ります。
目の前の青年が、目が大きくて可愛かったあの円と同一人物とは思えず、撫子は思わず凝視してしまいます。

・・・うん、全然違うよね。
10年の間に、いったい円に何があったの・・・。(;゜д゜)ゴクリ

そして、央の所在を聞くと、意外にも知らないと円は答えます。
その後、円に連れられて撫子はキングと会う事になります。


【エピソード09 孤独な王様】

撫子が連れて行かれた部屋には、キングと呼ばれた神賀が待っていました。

・・・何でマント羽織ってるの?
コスプレ?(o・ω・o)

神賀の正体は、10年後の鷹斗でした。
鷹斗から「好きだ」と告白され、撫子との再会を心から喜びます。
その後、鷹斗から真実を聞きます。

全ての始まりは撫子が事故に遭い、目覚めない眠りについた事でした。
鷹斗は撫子を目覚めさせる為にあらゆる事を試し、最後に時空転移に辿り着いたのだといいます。
何度も試したという量子実験の影響で、この世界は壊れてしまったのでした。

・・・やっぱり、『シュタインズゲート』!
少年時代の鷹斗は爽やか少年だったのに、今の鷹斗は見事にヤンデレになってしまったようです!
これも撫子を目覚めさせる為だけに、とり憑かれたように実験に没頭していた影響なのでしょうか。

再び、撫子の部屋だという先程の部屋に、レインと一緒に戻ります。
レインは鷹斗の事を「狂った子供」だと評します。


【エピソード10 消失と上書き】

撫子を気遣った鷹斗が部屋に訪ねてきてくれますが、鷹斗を怖いと思う撫子は体調が悪いと嘘を吐き、誘いを断ります。
その後、キングから頼まれたという円が撫子の様子を見に現れます。
円は今の鷹斗について、「優しいから怖い」と告げます。
どうしても目の前の見知らぬ青年のような円と、少しずつ自分に心を開き始めてくれていた10年前の円が同一人物とは思えないと言う撫子に対して、
「ぼくはそんなことしてない」
と円はあっさりと言い捨てます。
撫子が円と過ごした1ヶ月はキングが干渉した所為であり、ここにいる円には特別授業を一緒に受けた記憶はありませんでした。

一緒にケーキを食べに行ったり将来の夢の話をした円が、今の円とは違うという事実を知って撫子は落ち込みます。
すると、円が突然、
「寂しいならぼくが相手になりますよ」
と告げ、撫子の指先に口付けてきます。

『CLOCK ZERO』撫子の指に口付ける円画像



・・・初めてこのスチルを見た時は、円が撫子に「好きだ」と告白しているのかと思いましたよー!
なんだ、からかっていたシーンなのですね。(´・ω・`)

撫子が驚いて手を振り払うと、
「冗談ですよ、冗談。さすがに12歳の子供を相手にするほど腐ってません」
と円に笑われます。
撫子がからかわれた事を怒ると、
「怒れるなら大丈夫ですよ」
と撫子の頭をぽんぽんと優しく叩き、部屋から出ていきます。

・・・これって分かりづらいけど、一応、撫子を心配して元気付けてくれたんだよね。(´・ω・`)

円はこの世界では、「技術屋」と呼ばれる仕事をしていると教えてくれます。
撫子はふと、手先が器用で自分の為にストラップを作ってくれた10年前の円を思い出すのでした。
円は、撫子の中身はあくまで12歳の子供だと思っているようで、色々とからかって遊んできます。

・・・円って意外と意地悪だったのね。
まあ、毒舌だったから、S気質があったという事は知ってました。(´д`)


【エピソード11 こぼれおちたゆめ】

円も一緒に話し合いの席にいる事を条件に、撫子は鷹斗と話す事を決意します。


【time break00 不協和音】

・・・ん?
【time break00】?
【エピソード】じゃないの?

鷹斗、円、レイン+カエル君と一緒に、撫子は外の世界を見て回ります。
そして、国民1人1人に識別コードが与えられている事や、現在の日本が世界に対して鎖国を行っている事、政府に反旗を翻す反政府組織がいる事を知ります。

・・・鎖国って。
こんなに荒廃しているのに、国内だけで衣食が賄えるの?(o・ω・o)

円から、「キング」は鷹斗、「ルーク」はレイン、「ビショップ」は円、「ポーン」は『CZ』スタッフ全員、「ナイト」は現在欠番状態、撫子が「クイーン」だと告げられます。

混乱したまま部屋に戻った撫子でしたが、その後、訪ねてきた円の言葉で我慢していた感情が一気に溢れ、泣きながら理不尽な腹立ちを円にぶつけます。
そんな撫子を、円はただ優しく抱き締めてくれます。

『CLOCK ZERO』泣く撫子を抱き締める円画像



・・・鷹斗が撫子の為にこの世界を作ったからといって、突然この世界に連れて来られた12歳の撫子は何も悪くないんだって、円も同情してくれているように思える。
基本的に、円は優しい子だったもんねー。(´・ω・`)

今から4年前の2016年に政府から協力するようにと円は半ば強引に『CZ』に連れて来られ、その時に家族と離ればなれになったのだと教えてくれます。
家族と央の行方探しを条件に、鷹斗に従っていたのでした。


【エピソード12 何年経っても】

円に誘われて外の世界を歩いていると、今でも犬が苦手の事を知ります。

・・・犬を目の前にして固まっていた、小学生の円は可愛かったなー。(*´∀`*)

突然、有心会の青年が絡んできます。
撫子を庇いながら円は合気道で青年と対峙しますが、近付いてきた見知らぬ青年に撫子が連れ去られてしまいます。

・・・ああ、そういえば子供の円は合気道を習っているって言ってたなー。
共通点を見出すと、撫子じゃないけど「ああ、やっぱり円なんだな」とホッとします。

青年は喧嘩に巻き込まれていると思った撫子を、善意で助けてくれたようでした。
その青年は10年後の央でした。

・・・何という偶然!!Σ( ̄□ ̄)

10年後の央にも特別授業の記憶はないようで、撫子の事を直接は知らないようでしたが、「何度か円と遊んでくれてたよね。あれって中学の頃だったかな」と懐かしそうに笑います。

・・・ん?
中学の時に円は撫子と交流があったの?
何故、円は知らない振りをしたの?

その後、撫子を探しに来た円と央が対面して、兄弟の再会を果たすのでした。

『CLOCK ZERO』円と央の再会画像



・・・何てご都合主義なっ!щ(゜ロ゜щ)
まあ、円ルートですから!
そういえば、他ルートでは央は出てこないんですよねー。
そう考えると円ルートは貴重です!

しかし、円は央と再会した事を単純に喜んではいませんでした。
央とまた会う約束をして『CZ』に帰ってくると、円は何処か思い詰めたように告げます。

「ぼくは・・・。――あなたを、助けられません」


【エピソード13 選択肢】

円は、撫子が事故に遭ったきっかけは自分にあったのだと告白します。
それでも長い間、家族と央を探していた円は、撫子を『CZ』に置いて1人で出て行く事を決意します。
しかし、その表情は何処か辛そうでした。

『CLOCK ZERO』至近距離で撫子を見つめる円画像



・・・この円、恰好良いー!(*゜∀゜)=3

円は最後に、
「子供だとからかって悪かった。笑えないくらいいい女だ」
と撫子を褒めてくれます。

数日後、円がいなくなった事で『CZ』本部は混乱していました。
レインから、円の部屋に置いてあったと、手作りのビーズのストラップを渡されます。
それは、10年前に円から貰ったストラップと全く同じ物でした。
撫子はストラップを握り締めると、お守りを手にしたような気持ちになり心強く思うのでした。

・・・うおおー!円ー!
なんか純愛っぽくて泣けてきたー!(ノД`;)・゜・

鷹斗から、撫子が事故に遭った日、円に呼び出された場所で事故に遭ったのだと聞きます。
子供だった円も誰かから脅されていたらしい事を知りながら、鷹斗は罰として今迄家族に会わせなかったのだと告げます。

・・・鷹斗!
やっぱり怖い子!
というか、ヤンデレだ!((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
もしかして、円が中学になってから撫子と仲良くなったのは、誰かから脅されていて、それで撫子に近付いたとか・・・?

央や家族と一緒にいる事を選んだ円でしたが、どうしても撫子の事を考えては塞ぎがちになっていました。
そんな円を見て、央は心配します。


【エピソード14 こころの天秤】

央の情報屋仲間から、近々キングが好きな女性と結婚するらしいという情報を聞き、円は動揺します。

・・・これって円を捕まえる作戦であり、この機に乗じて動くかもしれない不穏分子を一掃しようという政府の策略なんですよね?(;゜д゜)ゴクリ
しかし、お姫様(撫子)を救う王子様(円)という展開になりそうで、かなりドキドキしてきましたー!

央に発破を掛けられた円は1人で『CZ』を襲撃し、撫子を助けにきてくれます。

・・・キタ━(・∀・)━!!
やっぱり、魔王に囚われたお姫様を救う王子様展開ですね!(*゜∀゜)=3

撫子をさらっていく円に、鷹斗は怒りを露わにするでなく、ただ静かに微笑みます。

「――円。俺から逃げられると思うなら、逃げてごらん」

・・・鷹斗!
怖っ!((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
でも、撫子に振り向いて貰えるよう自分が努力をすればいいと考える鷹斗は、ある意味前向きだと思う。
・・・前向きなのか(笑)?

円に連れて来られた隠れ家で撫子は「好きだ」と告白され、キスをされます。
そして、撫子の怒った顔が一番好きだと告げてきます。

『CLOCK ZERO』撫子にキスをする円画像



撫子もいつの間にか円を好きになっていた事を自覚し、自分も「好き」だと打ち明けます。
その後、円から唐突に、
「ぼくなら、あなたを元の世界に戻せます」
と告げられるのでした。


【エピソード15 やさしい指先】

円から、元の世界に帰るか否かの決断を迫られます。
撫子の意志で元の世界に帰るなら「時の停滞」を解除し、更に1年後に起きる事故も回避すると約束してくれます。
しかし、撫子は迷います。
元の世界に帰るという事は、「今の円」と別れなければならないからでした。

日が落ちると、撫子は円を誘って外を歩きます。
途中で野犬に会うと、10年前の円と全く同じ行動で野犬から逃げ出します。
それを見た撫子は、今の円と10年前の円は確かに同じ人物だと思うのでした。

秋霖学園の跡地である『グラウンド・ゼロ』で、これからについて話します。

『CLOCK ZERO』『グラウンド・ゼロ』で語り合う撫子と円画像



撫子が事故に遭った日、顔も知らない人物に脅されていた円は家族を守る為に、言われるがままに撫子を呼び出したのだといいます。
しかし、結果的に撫子が事故に遭い、その後の人生を閉ざしてしまった事をずっと悔いていたのでした。

「だから、元の世界に帰してやりたいとも思うんです。そして、今度こそ何があってもあなたの未来を守りたい。・・・ぼくの未来も」

・・・円ー!(´;ω;`)ブワッ
なんて優しい子なのー!

翌日、これ以上猶予はないという事で、撫子は自分で決めた答えを告げます。


【バッドエンド 帰っておいで】

・・・円ルートの最後は幸せな気持ちで終わらせたいので、先にバッドエンドを見ようと思います。

円に決断を迫られるシーンで、

「かえりたい」
「かえりたくない」

という2つの選択肢が表示されます。

【エピソード13】で鷹斗から「円に会いたい?」と聞かれるシーンの選択肢が、エンディングの分岐となっています。
先に、【未来残留ED】と【バッドED】を見ようと思っていたので、「会いたくない」を選んでいました。
今迄他キャラを攻略して思ったのですが、どうやらこのゲームのハッピーEDというかトゥルーEDは【帰還ED】っぽいように感じました。
その証拠(?)に、どのキャラも最終章である【エピソード15】のタイトルが【帰還ED】と同じだからです!
あとは、元々この物語は「元の世界」から始まり進んできました。
そう考えると、やっぱり撫子が「元の世界」に帰る事が、「±0値」になるのだと思います。

「かえりたい」を選択すると、円は「帰ってください」と告げてきます。
そして、
「ぼくとあなたの罪を精算するためにも」
と優しく撫子の頬を撫でてくれます。

・・・おおうっ、円が優しい。(´;ω;`)ブワッ

その後、『CZ』本部に侵入した円と撫子でしたが、鷹斗の妨害に遭い、撫子は囚われてしまうのでした。

・・・うん。
流石、バッドエンド。
呆気ない終わり方です。。
バッドEDタイトルの【帰っておいで】は鷹斗の台詞だったのね。
しかし、・・・その後の円がどうなったのかが気になります。(´д`)


【未来残留ED 新世界への第一歩】

「かえりたくない」を選択すると、円に抱き締められて引き留められます。

「あなたがいない世界なんて納得できない」

撫子はこの世界で円と一緒に生きていく事を選びます。
央の提案で、とりあえずは『CZ』本部から遠ざかり、識別コードを与えられていない人間と合流して、少しずつこの世界を変えていこうという話になります。

エンディング後はエピローグです。

撫子と円が『CZ』を離れてから、数年が経っていました。
撫子達は街から街への放浪生活でしたが、少しずつ協力してくれる中立派の仲間達を得ていました。
撫子と円も時折喧嘩をしながらも、央も公認のラブラブカップル(ケンカップル)でいるようです。

『CLOCK ZERO』キスをする撫子と円画像



少しずつ各地の中立団体を見つけながら、政府に対抗する力を付けているようでした。

・・・あれ。
そういえば、央と円の両親はどうなったの。
両親についての記述が特になかったのですが、一緒に各地を放浪しているのか、それとも何処かに潜伏しているのかしら。


【帰還ED やさしい指先】

・・・さあっ!
いよいよ大本命の【帰還ED】です!
壊れた世界の円と別れるシーンはきっと哀しいと思いますが、未来あるEDだと思いたいです!

【エピソード13】から分岐します。

元の世界に帰りたいか否かの選択肢で、円に「帰りたい」と答えます。
時間が止まったままの元の世界を、どうしてもそのままにはしておけないと考えたのでした。

3日後、いよいよ『CZ』の転送装置を使って、撫子を元の世界に帰す事になります。
幾重にも設置されたパスワード装置に守られるように、『CZ』本部の奥深くに撫子が眠っていたというカプセルがありました。
撫子と円は最後の抱擁を交わします。
撫子がカプセル内に横たわると、
「元の世界に戻って1ヶ月もしたら、あなたは『ぼく』のことを忘れます」
と、円から衝撃の事実を告げられます。
撫子はカプセルから出ようと抵抗しますが、円が優しい微笑みを浮かべます。
「元の世界のぼくのこと、幸せにしてください」
それが、撫子がこの世界で見た最後の円になるのでした。

ちなみに、この後、鷹斗が部屋に入ってきて円を止めようとしますが、それより先に撫子の転送が成功します。

・・・この展開は少しバッドEDと似ていますね。

気が付くと撫子は、病室のベッドに寝ていました。
見舞いに来た円に、学校で倒れていたので病院に運ばれたのだと説明されます。
あの世界の円には二度と会えないけど、目の前にいるのも確かに円なのだと撫子の目に涙が溢れてきます。
それを円が優しく拭ってくれます。

『CLOCK ZERO』撫子の涙を拭う円画像



それから暫くして、撫子は壊れた世界の記憶を失うのでした。

エンディング後は、円がタイムカプセルに入れた手紙の内容が明かされます。
10年後も家族と一緒にいる事、そして、撫子に教えて貰った将来の夢についてが綴られていました。

エピローグは、2020年の春です。
撫子は大学4年生になり、円と恋人同士になっていました。

・・・あの円とどうやって恋人同士の関係に!?
そこの所をもっと詳しく!щ(゜ロ゜щ)

央はすっかり有名シェフになっており、海外を拠点に活躍していました。
央と仲良く話していると、円が遅れて現れます。

『CLOCK ZERO』円私服画像



・・・ブーッ!( ゜Д゜)・∵.・∵.
ま、円のモコモコファー以外の服を初めて見た!
な、なんか違和感が・・・。
(※上記画像は別シーンでの円ですが、立ち絵は一緒です。)

円はジュエリーデザイナーになっていました。

・・・あれ?
円は大学には行ってないの?

撫子の誕生日だということで、手作りのブレスレットを贈られます。
しかし、そのブレスレットはいつの間にか手元にあったというブレスレットと全く同じデザインでした。

・・・え。
2020年の円に貰ったブレスレットをどうして持っているの!?
例え転送された時に手首に付けていたのだとしても、意識だけの転送なんだから物質を持ってこられる訳がないし・・・?
愛の奇跡ですかっ!?

円は途端に不機嫌になると、作り直すと言い出します。
撫子が抵抗すると、突然、キスをされます。

『CLOCK ZERO』撫子にキスをする円画像



怒り出す撫子を見て、円はさらりと告げます。

「あなたの怒った顔、やっぱりいいですね」

・・・ううっ!
2020年の円と同じ台詞!!
そして、壊れた世界で撫子に半ば強引にキスをした円と重なる!!
時空が違っても、円を形成する根本は同じなんだと思うと泣けてきます!
壊れた世界の円と別れる時に、「元の世界のぼくのこと、幸せにしてください」と言われた事を思い出します!(´;ω;`)ブワッ

最後は2人で手を繋いで歩きながら、ラブラブして終わります。

・・・うわーん!
円ルート感動しましたー!!(ノД`;)・゜・
【帰還ED】ラストの手を繋ぐシーンを見ていると、壊れた世界の円を思い出します!
円のふとした行動とかを見る度に、何処の時空でも円を形成付ける物(量子?)は一緒なんだと再認識してしまいます!

円ルートのプレイ時間は、10時間40分でした。



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2 コメント

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Unknown (miho)
2014-02-09 19:52:52
内容が、しっかり書いてあってわかりやすかったです( ´ ▽ ` )ノ
また、やりたくなりました笑
☆miho さま (sakura)
2014-02-11 01:28:55
こんばんは。sakuraです。
コメントをありがとうございます。

プレイ後暫く経ってからもストーリーやプレイ時の感想を忘れないようにと、自分用のメモ代わりでもあったりします(笑)。
『CZ』はどちらのEDも複雑な気持ちになりますが、素敵な作品ですよね!