閑古鳥日記。

劇団Studio Life(スタジオライフ)所属俳優 前田倫良さんと、ライフのみの話題を無理矢理続ける日記。

妄想 敗者復活??白夜行。

2005年07月21日 | 【2005】白夜行
まさかまさかの岩大雪穂追加でございます。

岩さんに関しての「この役やってくれ妄想」はここ数年全敗で、しかも最近は何故か常に伏兵新納慎也氏にさらわれていたので(←サイ様とか1019とかね)、今回もどれくらい未練あっても雪穂は妄想で終わりか・・・(泣)。とか思っておりました。

なんか、追加されちゃったよ(驚)

友人からメールを戴いて知ったのだが、あまりの衝撃に、その時点でバリバリ仕事中だった私だが全然仕事は手につかなくなりました(笑)。

えーと1ヶ月前にも2週間前にも書いてますが、雪穂は「見た目美人」「大きめ」「人当たりの柔らかさ」「でもどこか本当は何考えてるの?な部分もあり」「硬質なイメージ」「ラストシーンが似合う」事希望なので、岩さんすごい楽しみッス。
久々メインの女役なのも楽しみ~。
すごいうれしい。

あ、アニキと久々に同じ役だ・・・。


突然盛り上がり始める私なのであった。
あ~これでますますえりこちゃんは佐野さん希望ッス。
アニキと舟見さんと岩さんと誰と並んでもいい感じ。

熱心に撮影する男子(推定30代)の謎。

2005年07月17日 | ★いろいろ雑談
片づけをしていたらば、昔のライフの舞台のイベント時の写真が出てきた。

元々私はイベントにはあまり参加したことがなく、また参加しても望遠のないカメラしか持っていなかったため、殆ど写真を撮った事が無い。

なので、珍しい写真を見て何だか懐かしかった。
・・・大体写真撮った事自体忘れてたし(笑)。


そして思い出したのは今年の「OZ」再演。
私は大阪の「ナントカイベント」・・・えーと・・・あ、フォトイベント?の日に行ったのですね。

それで、私の隣の席には、やる気なさそうな男性(推定30代半ば)がいらして、お芝居の途中も「・・・寝てるよね?」という時もあったりして、何かのお付合いで見る羽目になっちゃった方なのかしら??等と思っていた。

そして舞台は無事に終わり、フォトイベントが始まった瞬間・・・彼はおもむろにカメラを取りだし、そして大層熱心に写真をたくさん撮りはじめたのであった。

・・・一体何が目的なんだろう・・・謎・・・。

う~ん何らかの職業目的??と一瞬思ったのだが、それにしては普通のデジカメだったし。


私と友人は、せっかくのフォトイベントにも関わらず、1枚も写真を撮らずに(だって私のカメラいまどきズームついてないんだもん)、ぼけーっと役者陣を見ていたため、余計にこの熱心な男性(推定30代半ば)がとても気になった。

なんだろ。
アニキ大好きっ子??←男性のライフファンは全員アニキファンだと思っている(笑)。←偏見。

読書にいそしむ。東野圭吾。

2005年07月12日 | 【2005】白夜行
図書館でリクエストしていてずーーーーっと待ちだったため、今さらながら「黒笑小説」(東野圭吾)を読んでいる。

実は「白夜行」を検索すると、何故かこの本もヒットするのがすごく疑問だったのだが、それはこの中に「シンデレラ白夜行」なる作品があるからなのであった。

う~んアニキ、こっちのシンデレラやらない???
雪穂よりも断然似合うと思うんだけど。

見た目もアニキは時代モノで洋モノの方がより可愛いし。
アニキのてきぱきした動きと見た目の可愛さと中身のしっかり感とちゃっかり感(←イメージの話)が素晴らしく生かされる予感がする。


私は割とこっち系の東野作品が好きだったりするので大変楽しめた。(前の「毒笑」も「怪笑」も大好き。マニュアル警察とか、しかばね台分譲住宅(だっけ?)とか。)
っていうかまだ読み終わっていないが。

ちなみに世の普通に東野圭吾作品がお好きな方は、何が好きですか??
私は半分か、2/3くらいしか読んでないが・・・やっぱり、「名探偵の掟」「超・殺人事件」系は外せません。大好き。名探偵の掟のダイイングメッセージはものすごく納得行くと思う。

あと「悪意」は意外に意外な着地するところがすごくびっくりして好きだし「むかし僕の死んだ家」はラスト数行でぐっときたし、一般的に有名な「秘密」もラストでスイッチ入って号泣するし、リレハンメル五輪のジャンプ陣にはまってた頃「鳥人計画」はすごい色んな事を思ったし、「犯人のいない殺人の夜」の「小さな故意の物語」は内容を端的に表したこれ以外ないタイトルだな~と思ったし、「同級生」は何か青春の痛い頃を思い出すし(笑)、あと全然関係ないけど、前にTVで放送した「文士劇」にて北村薫扮する円紫師匠とセット?で登場した東野さんの天下一大五郎のあの衣装はなんだったんだろ?と思うし・・・結局割とどれも好き。になってしまうのであった。

まだまだメッシュの余韻に浸る。

2005年07月10日 | 【2005】メッシュ
きちんとメッシュの感想を書こうと思って、書き始めてみたところ・・・7日と同じ事言うけど、あーメッシュ役の二人に私本当にはまっていたんだなーと思った。あらためて。

そして芳樹さんの舞台に自分がいつもいつもいつも(しつこい・笑)はまっていくのは、何かの出来事に対しての反応の仕方が、結構自分と近いと感じさせる舞台が多いからなんだろうなと思った。今さらだけど。

いやもちろん、私はあそこまで破壊的じゃないしやさぐれてないし不幸オーラ大全開でもないし、恋愛ハンターでもないんですけども。基本的な方向の話。


一方岩さんの舞台は、私は絶対そうしないだろうと言うか、そうはできないだろうという反応をする方で、だからいつも、ちゃんと一定の距離が取れて、明るい世界に連れて行ってもらえる。


割と私の中で対極に位置する(芸風がではなくて、舞台を見た時の自分の反応)お二人なので、この二人のダブルを見ると、終わった後思う方向が全然違っていて、それも面白いなーとあらためて思った。

白夜行。妄想1勝3敗中・・・。

2005年07月08日 | 【2005】白夜行
私が大妄想中の「白夜行」。

雪穂は及川アニキ(第1部のみ)と舟見さんのダブル。
亮司は笠原御大と芳樹さんのダブルでございました。

芳樹さんしか希望叶っておりませんでした・・・(泣)。

アニキかー。・・・うーんでも第一部だけならいいのか??
本当は違うんだろうけど、何となく雪穂って大きめな人にやってほしいんスよ私。イメージ的に。

御大、まさか小学生はやらないよね??
メッシュみたいに「子どもの頃のメッシュ」とか、出てくるよね??


う~んでもやっぱり岩さんの雪穂にはめちゃくちゃ未練があるかも・・・。
ラストシーン、似合うと思うんだけどな。
岩さんの持っている雰囲気の柔らかさと硬さのバランスはすごく雪穂だと思うんだけどなー。無念。


舟見さんは好きなんだけど、この方は普通の少年少女か、別世界に魂を飛ばし目が虚空をさまよう系が好きなので、雪穂というとちょっと微妙な気がするんですよう。


しかし、御大が亮司に行っちゃったので、篠塚が誰になるのかとっても気になる。
雪穂に対して、ああいう感覚を最初に持って、そして最後の場面まで続いていくあの雰囲気は、やはり笠原さんが一番出せると思うんだけどな~。

複雑です。

余韻にひたる。

2005年07月07日 | 【2005】メッシュ
未だメッシュの余韻に浸り中・・・。

珍しく、主役2名×両パターンに普通にはまりました。

芳樹さんも岩さんもどちらのメッシュも何かはまりました・・・(思い出し中)・・・。

「素敵だった」とかではなくて「はまった」。

芳樹メッシュ・・・というか、山本芳樹さんの演技的特徴である『どこも見てないぼんやりと漂う目線』が今回も割と多発するんだけど、やっぱり、何かそれにふわりとやられてしまいすとんとはまってたかも。自分。

あと芳樹さんの舞台は3時間の中の15秒くらい、本当に無防備にふにゃっと笑う場面があると思うのだが、今回もそれにクラリときてました・・・(笑)。

岩メッシュの妙に好きな所は、ミロンと二人で静か~に笑いを取りにいっているところ。
あと、「エーメと話すメッシュ」がものすごく印象的でした。
ここだけ、岩メッシュは明らかに口調が全然違うので。


芳樹さんのメッシュはラストの日常語り&ミロンと交わす目線が一番印象に残っていて、岩さんのメッシュはその前の「フランソワーズ」場面が印象に残っています。



あと、その他妙にはまったのは、林さんと山さんと高根さんまたは曽世さん(すみません役名失念中・・・)がガンガン言い合いしている間、何故かずっと笑顔で見守る宗村警官でした。

予想外に。

2005年07月03日 | 【2005】メッシュ
2日にマチソワしてきました。

【マチネ芳樹組。】
開始30分で泣く(笑)。

ど、どうしたの私??・・・と泣いたことに動揺。
その後もドルーとの別れでホロリ。

2幕は父との対峙時点で泣き始め、そしてラスト、メッシュの語りから号泣・・・。

最後の、なんてことない日常描写(の語り)に私は実はとても弱いので、芳樹メッシュの言葉を聞きながら再び涙。

カーテンコール始まった段階で、まだ泣いてました・・・。


あ、私って芳樹さんの舞台には条件反射ではまることになってるんだな。というライフ観劇における前提条件(笑)を改めて感じました・・・。

そして曽世さんはやっぱり相手にどこまでも付き合っていくタイプの人だなと思った。

メッシュとミロンが、お互いに「何か、居心地いい」と思いつつも、でも探り合っている所もあって、少しずつ少しずつ距離が縮まって、そしてラストの「フランソワーズ」でメッシュが初めて本当に無防備になる瞬間に行き着く。・・・この流れがとても印象的だった。

ラストのメッシュは、初めて本当に無防備に笑っていると感じて、それがすごく印象に残っている。


【ソワレ岩組。】
あ、メッシュって子どもだったんだ。ということに気づいた。
芳樹さんで見てひっかかっていた所は、芳樹さんが大人すぎたのねと思った。

・・・芳樹メッシュ、違和感があった例。
「つっぱっているがスレていない」。いや、すれてると思うケド?
「僕キスしたことない。白樺の木と人間とは違うだろうな」アナタはそんな可愛いキャラじゃないと思う・・・。
「もうあのベッド使わない!!!」。いや、だからそんな可愛いキャラじゃないよね?


岩さんはすごく真っ直ぐで「つっぱっているけどスレていない」メッシュだった。
岩さんは根本的に「人を信じている」ように見えるのが演技的特長の方だと思うので、高根ミロンに対してもそんなに警戒せずに割とオープンで素直なのが印象的だった。

この組は意外と「高根さんが面白いという理由が分かった(笑)」とか「岩さん、可愛い」とか思いつつ見ていて芳樹組の時みたいな「何だか分からないけど感情が動いてる」状態ではなく「私意外と冷静??」とか思ってた。

そしたら本当にラスト、岩メッシュが「フランソワーズ」と言った瞬間、メッシュママである吉田さんの「フランソワーズ」がオーバーラップして突然感情のスイッチが入り、号泣・・・(笑)。

吉田さん、すごくよかったと思う。
ふわーっとした現実感の無さとか、ものすごく優しい言い方なんだけどそのまま消えちゃいそうなところとか。


この場面の高根ミロンのめちゃくちゃ優しいんだけど割とさらっとした呼び方と、完全に無防備に、ただ、その場にいる岩メッシュがすごくよかった。
ぐーっと心をつかまれました。

岩さん、今こそ、再び、ちびオスカー見たいです。

あと、意外とハピファミのトビーみたいな役も見てみたいと思った。今ならまだ少年行けるし。


・・・自分の痛い感じの反応も含めて(笑)、ああライフらしい作品を見たな~という感じがしました。とても。

役者陣がみんな活躍していたのもよかった。
マキシーは本当に何を着ても素晴らしく着こなす役者さんだなとか。
ポールの「気持ち悪さと哀れさとせつなさ」の絶妙のバランスとか。

下井さんのあの衣装が普通にお似合いなのはどうなのさという所とか、彼の独特の存在感がすごく生きてた感じがしてよかったなと思ったこととか。

寺岡さんのユフィルすごいかっこよかった!とか。
そしてバーの客が妙に好きとか(笑)。←去り際とか。


あ、ちょっと不満なのは、若手役者にお母さんとかさせる時のライフの謎のズラ選び。今回もいただけなかった。(←エーメのこと)
そして過去彼の同期たちに関しても同じ事思いましたが、主宰と夫婦並びを見るとどうしても「人買いにだまされて売られた娘」または「借金のカタに売られた娘」にしか見えないところが辛い(泣)。