『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

性懲りもなく、陽の光に誘われ外へ出てみるも、風の冷たさが肌(み)に沁みる…

2016-10-27 12:42:30 | Weblog

                       
                                      2016-10-26-「吾亦紅」

   あなた

 先日酷いことになっていた「吾亦紅」

 昨日雨の晴れ間に覗いて見ました。

 強い花と思います。

 下のほうに僅かばかり、花をつけていました…

 何とも可憐(いじ)らしく…

 雨に叩かれ風に苛められ…

 おまけに、折角の花をチョンギられ…

 堪ったものではありませんよね~。

 でも確りと、強く、小さいながらも花を

 付けてくれました。

 すごく嬉しかった。

 ガンバッた「吾亦紅」。

 わたしも、頑張らなくちゃ…

 でも、青のビニールテープ、とても目障り…

 まぁ当分我慢してね…

 

 さむくって、ストーブに噛り付いていたけど…

 すこ~し陽がさしてきました。

 いえいえ、このくらいでは、騙されません

 窓越しに見える、庭木の葉っぱが大揺れに揺れて…

 吹く風の冷たさが想像できる。

 きっと「おぉ~さむ~」って事なのでしょう…

 あなた

 気持ちは「元気」です。

 廻りくる「白」の季節も乗り切れると思うよ…

 でも、一度でいいから逢いたいよ…

 

 性懲りもなく、陽の光に誘われ(いざなわれ)

 花畑に出て見る。

 「錦木」の葉っぱ

 哀し気に揺れて…

 風の冷たさが肌(み)に沁みる…


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