『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

・・・一雨ごとに・・・

2010-10-25 16:25:23 | Weblog
 
                   
           栗                  葉見ず花見ず(ピンク)      葉見ず花見ず(白) 

 一雨ごとに秋が深まって・・・ 物悲しさだけを残して今日も暮れていきます。

 昨日ユキムシがたくさん飛んでいました。もう雪が降ってくるんですね・・・

 
                    
          ムクドリ               スズメたち
 
 ムクドリとスズメたちがタヌくんの周りで餌を啄ばんでいます。山にはまだ餌があるでしょうに・・・

 今日は寒い日です。

 
悲喜
悲しみは通り過ぎる。
喜びは立ち止まる。
ゆえに、
人は生きていける。
 
 

感謝
苦しい時や悲しい時もあったでしょうに、みんなの前では
いつも笑顔が絶えなかった・・・・
あなたの笑顔でどれだけ周囲が明るくなったことか、
おもしろくもない話をうなずきながら聞いてくれる姿が
どれだけ励みになったことか・・・
あなたはほんとうにいい人です。
わたしはそう思います。
    回り道の唄から・・・ 

  だから、私も生きていけます。

                     
 
        

小春日和

2010-10-19 21:32:19 | Weblog
            
 
 空気が澄んで綺麗・・・思わず大きく深呼吸・・・今朝は寒かったけど冴え渡った朝の空が心地よい。
あれもこれも、しなきゃいけないことが山ほどあるのに・・・思うように体が付いてこない、イライラ・・・
 
 こんな日は違う世界を一寸だけ覗いてみます。

 吹くからに 秋の草木のしおるれば むべ山風を あらしというらむ。
                                     (文屋の康秀)

 
 秋風に たなびく雲の絶え間より もれいづる月の 影のさやけさ
                                     (左京太夫顕輔) 

               
  こんな優雅な世界だけをみていると、俗世界の人間の機微など・・・でもこれが生きて行くには一番大事・・・
 とっても良い天気だったのに~~
なにか、みんな崩れていくように・・・恐い・・・

 どうしたらいいのかな??
 
 

 
 
 
 
  
  

”タヌキ・・・!!”

2010-10-14 11:36:43 | Weblog

                                                                                 
       タヌくん              選挙タヌキ                 変わりタヌキ

 先輩が選挙タヌキの写真を送って下さいました。変わりタヌキは信楽のタヌキ村からです。それに我が家の庭の主タヌ君。
 
 やはり、こんなに揃うと壮観です。
キミたちが揃ったので、キミたちの故郷を一寸覗いて見ました。
 
  日本六古陶の一つに数えられる信楽焼で有名な町。信楽焼は、奈良時代初期の聖武天皇が紫香楽宮を造営する際に瓦などを焼いたのが始まりといわれる。
 六故窯というのは鎌倉時代に始まる焼き物を指すらしいが、信楽窯業はそれより以前の昔に既にあったようです。
 聖武天皇が離宮を紫香楽に造るが、一度も住むことがなかったと言います。母親もお后さまも藤原の出です。
 色々と事情はあるのでしょうが・・・お気の毒な方であったと私はおもいます。
 
 タヌくん、キミの 故郷は古くから栄えた伝統のある素晴らしい所だった・・・ これ以上長くいるとまたまた、私の悪い癖で?、現実に戻るのが辛くなるので、もうやめます。

 そんな深い事情にはトンと関係なく我が家の庭の主は、お客さまに「アッ可愛い・・」と褒められると、すぐその気になり大きい目をいっそう大きくして”ニタッ”としています・・・

  




・・・ある秋の日・・・

2010-10-07 16:54:59 | Weblog

 

      
      吾亦紅              しらたま

  小春日和のような良い天気。

  吾亦紅が満開。シラタマも重たげに首を下げています。

   白山石楠花の葉が黄色くなって一枚又一枚と落ちて・・・淋しさが一入・・・
 
  だんだん、淋しい庭になってきました。
  
    明日のことは考えない、今日だけのこと・・・

  今日は風もなく暖かでしたので久し振りに杖なしでゆっくり時間をかけ庭を歩いてみる。

  タヌも喜んで私の話相手をしてくれる・・・

  やっぱり、私は倖もの・・・

  あれを思いこれを考え・・・反省する事いっぱい。

  でも優しい・・・

  私もそうあらねば・・・

  

  

  

  







 


” 神無月”

2010-10-01 20:12:24 | Weblog

 

           

  10月神無月です

 出雲の国に神々が集まるので出雲だけは神在月、そのほかは神無月と言うようです。

  これは、日本中の神様が出雲に集まって会議をひらくからです。
この会議は、旧暦の10月11日から17日までの間、出雲大社で開かれ、その後、佐太神社に移動し26日まで会議の続きを行うようで す。 
 この神様の会議が行われるようになったのは大國主神が日本の国土を開発した神様でその時自分の息子や娘を各地に配置しその地を管理させた事に由来するのです。
 子供たちは、年に一度出雲の国に戻り、父親である大國主神にその年の出来事を報告し、来年の予定を打ち合わせするようになったのです。
  後に大國主神系以外の天照大神系の神様も出雲へ来るようになりました。
 大國主神は天照大神に日本の支配権を譲ったとき、代わりに幽界の支配権を得たと言われています。

 物質的な物事については天照大神とその子孫である天皇家が管理しますが、精神的な物事については大國主神とその子孫が管理します。
 そこでこの会議では一般的に人の運命について話合われます。
 なかでも、誰と誰を結婚させるかなどと言うことをこの会議では議題になります。
 遠く離れた見知らぬ同志が知り合い結婚するケースはこの会議の結果のようで、それ故出雲大社は縁結びの神として信仰されているのです。

 さてさて・・・どうしたものでしょう?・・・