『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

深まる秋

2006-10-27 10:17:50 | Weblog

 風に、病葉が舞い散っている 今 時期ならでは!の光景 照り葉を、美しいと、愛でたぶん、枯れ葉の後始末が大変 ・・朝に夕に、竹箒で、ひたすら、かき集める。 我が家の、庭に落ちているのはまだ良し・・・ご近所にまで 断りもなく、飛んで行ってしまう・・  明らかに、家の木の葉と、わかるのは、拾ってくる。 「本当に、済みません、よそ様に ご迷惑かけては、いけませんと言って聞かせているんですが」  と、毎度頭を下げる。すると、必ず「気になさらないで」と優しい言葉がかえって来るので 救われる。   恒例の 行事の様なものかも 知れませんが、こんな、言葉のやりとりが、ご近所との、距離を縮めて楽しくなる。外の風は冷たいが何だか”フンワカ”と暖かい気持ちになってしまうから、不思議!

 こうして、冬将軍の、到来まで、もう暫くの間、木の葉集めは続きます。

     これは、季節外れの 春の我が家の庭です。どう、頑張っても、秋の庭は、出てくれません。  家の「タヌ」ちゃん 可愛いでしょう!タヌちゃんの 後ろにある、木々の、照り葉がすごく綺麗です。                 

   

 

 


よく判らない?

2006-10-25 17:25:08 | Weblog

 今日も、写真を、入れようと少々頑張りました 結果は同じ駄目一体どうなっちゃったんでしょう?

 そんな事しながら、ラジオを聴いていました。2・3日前にも、報道された、奈良「」の問題です。  5年間のうち、出勤したのが 8日~9日  しかも、その人は 解放同盟の幹部だと言う・・ 私は、”民”と蔑まれていた頃の「住井すゑ」さんの「橋のない川」の本でしかわかりませんが、貧困と差別は、ひどく、読んでいるうちに、泪がでて、「どうして?」と泣きながら読んだものです。

 それから、ずーと時がたち、解放同盟 (所謂闘う組織)として、起ちあがり、諸問題に取り組んでいたようです。 これにも、随分と 問題は あったようですが 私の 不におちないのは、「同和行政」が私服を肥やす?その利権の背景は 暴力団との 繋がり?・・ 結局は 特別なお金の流れから、始まった事です。 で、差別はなくなっていない。

  きっと、未来永劫まで、続く問題なのでしょう! 所詮 人間は限られた時間しか、生きられないのに・・・そう思うと すごく、悲しくて 淋しい 問題だと 思います。

    

 

 


晩秋への移ろい

2006-10-24 15:44:44 | Weblog

        

 つい、この間 庭の木々が 色ずいてきたな~と思っていたら、4・5日前からの、朝晩の冷えで 只今 紅葉の真っ盛り!それは、見事なものです。何て 言っても 錦木 塀の蔦 マユミ えりまき 紅紫檀 これらが 筆頭でしょう・・・そこで、出来もしないのに、この、燃えるような 照り葉を写真に収め、ブログに、入れようと、夫に頼みパソコンに入れてもらいました。   さて、ここまでは素晴らしい どれをとっても、バッチリです。 が、どうした事でしょう?  1枚も入ってくれません・・・見ていた夫も 気の毒そうな顔で、「何処かの手順が、違うんでないの?」 そんな 馬鹿な? もう 意地です。「だって 見てて 春の時はこして、はいるのよ」  殆ど一日 この事に費やされました。  結果 やはり駄目!  だから 写真は嫌い・・・

    

 

 

 

 

 


いじめ・・?

2006-10-16 13:35:42 | Weblog

 昔だって、”いじめ”は、あったと思う。「あの子は 汚い くさい」だから、手をつなぐはいやだ・・云々・・でも、必ず手を、出し助ける人はいました。  今 思うとあれは いじめ でしょう・・

 でも、今回の 福岡の事件は、一寸違う。四七歳にもなっている、先生が?唖然としてしまう。 人に、物事の善し悪しを教える立場の人が?  勿論 先生だって 人間です・・間違う事もあるでしょう 考え方の違いもあるでしょう・・ が 一番大切な人の心を、何処かへ 置き忘れてしまってる・・私はテレビを、見ない人なので、新聞とラジオでしか、情報を得られない しかし 「一生かけて、つぐなう」?四七歳の人の、言葉でしょうか? 一体 何を、どうやって つぐなうの?  そうしたら、自殺した子供が、帰って来るの?   

 悲しいやら、情けないやら、 どうして、こういう問題が、後を絶たないのだろう?  親にも、判ってやれなかった 責任は、あるでしょう   でも と言う言葉は使いたくないが、中学生ともなれば、 子供の世界には、なかなか 入っていけない。只出来る事は、先生に 学校での様子を そっと 聞き 自分達なりに 子供を 守ってやるしかない   それなのに!・・

 四七歳の、先生 あなたには、その”先生”たる、資格は無い

 そして、亡くなった 中2の13歳の子 どんなにか つらかったでしょう 苦しかったでしょう・・  もう いじめのない、天界で、安らかに、おやすみなさい!

 

 


環状列石

2006-10-15 09:44:59 | Weblog

 縄文時代に作られた、環状列石(ストーンサークル)が、道内にも、点在していると言う。

    

  又々、私は、縄文時代に、飛んで行きそう!3500年前で縄文後期の遺跡と言う・・  謎の連続?だって、そんなに、重い石を何の為に?  どのようにして、運んだの?

 そんな、太古の大昔、北海道に人が、住めたのだろうか?冷凍人間かな?そんな、馬鹿なことはあり得ないが、朝鮮半島・中国・ソ連等 陸続きだったのだろう・・・

 焼き物の ルーツをたどっても、仏教のルーツを辿っても、その、もっと、昔 卑弥呼の存在(未だに謎)を、辿っても やはり、謎?です。

 でも、その石のあった場所は、彼らの、”聖地”であり、まつりごとを、おこなって、いたようです!

 できる、ことなら、その時代に、タイムスリップして、一寸だけ、覗いてみたい・・・  が、謎は なぞのままであったほうが、夢があって!いいのかも しれない。  何れにしても、そんなに、大昔、この、北海道に、人が住んでいた、不思議?  私の、想像は、果てしなく、広がっていく・・・。

   

 

 


新聞を見て

2006-10-13 14:00:35 | Weblog

  

  道新の最後の 頁に”万葉仮名で最古の木簡”  640~650年頃のものらしい・・

  その頃と言えば 「鑑真和上」 が、日本の国へ渡った頃?いや違う・・  じゃ、「額田の女王」   中大兄皇子と大海人皇子の平安の時代・・・すごい!木簡に書かれていた文字が読める・・・なんて、素晴らしい・・想像するだけで、平安の時代に飛んで行けそうな気になってしまう!から、不思議  当時の一般庶民の生活の大変さ、苦しさ、又、一方で、貴族の、贅沢三昧な、暮らし権力争い!  何時の時代にも、ある事でしょうが、なんとも、やりきれない。 そんな、歴史があっての、現代、今の世に生まれ、生活出来る倖に、感謝 只 感謝です。

 

 

 


神無月

2006-10-07 11:25:35 | Weblog

  昨夜は 残念ながら 十五夜のお月様を 見ることが出来なかった。 ススキもとりに行けず 我が家の庭の花で間にあわせる。      

  ススキの代わりに 水引草と 縞萱 それに ホーズキ、紫紺野ボタンと紅シタン~  小さくまとめてみました。  思いのほか、ステキ!   お花と お月見まんじゅうを お盆にのせ カーテンをひき、「お月様 うさぎさんどうぞ!」   子供の小さい頃から、続く恒例行事の一つです。

 その子も今では、一児の母 今頃きっと 同じ様なことを やっている?と思う・・・ 六歳の孫は いまだに ウサギさんが お月様の中でお餅をついていると 信じて疑わない・・・何時まで続くか?は判らないけど 夢があって 羨ましい・・・

 時雨月 紅葉月 とっても 美しい響きです。が これからは、一雨ごとに寒くなり、この 黄昏感が たまらなく 嫌です。

       

 

         


照り葉

2006-10-05 14:21:12 | Weblog

       

 ここ 二・三日 なんとなく 気持ちに ゆとりがなく、庭の木・花を眺められなかった。

 今日は、久し振りに、お花を生けようと 庭の花々をじっくりと 見て廻った。  秋明菊が 今を盛りと咲いている。秋の菊には一寸早く、夏菊が がんばってさいている。さて 木ものは?驚きました ちょっと見ないうちに 照り葉がきれい!  躑躅の類は 随分と紅葉がはじまってお見事・・ 錦木も 本当に美しい・・ツキヌケ忍冬は赤い実をつけている。 蔦も紅葉が始まってきた・・で 私のほしい つる梅もどきは? 赤い実が爆きだしました。お水を やらなければ、すぐに赤くなるのは 判っていても、木がだんだん 萎びれていくのを 見るのがしのびない・・・

 多少時間が かかっても やはり お水にいれよう・・・夏菊と水引草 秋らしい お花の出来上がり・・

 マユミ・エリマキ・錦木の、照り葉は 今年 最後と 美しさの 競演!   そう 春には 味わう事の出来ない淋しさがあり、妙に、もの悲しさが漂う!  ありがとう ず~と 目を楽しませてくれて・・・まもなく、長い冬です。 充分に栄養を蓄え来たるべく冬に備えて~ガンバレ!・・・