先週末に、木曽御嶽のツアーのサブガイドとして参加させていただきました。
今まではボランティアでしたが、今回から日給として5000円もらえる形になりました。ありがたいです。
木曽御嶽は信仰の山としてでも有名です。驚いたのが、麓から至るとこるにある石碑の数。その量は他の山を圧倒していると思います。おそらく、白山や立山よりも。
今回も前回の常念岳のツアーと同様に、スタートから雨でした。御嶽山は標高が300メートルを越えますが、何しろバスで標高2200メートルまで上がってしまうので、実際登る標高差は800メートルほどです。初日は3時間の行程ですが、結局雨はずっと降りっぱなしで、山頂の小屋にたどり着きました。
山頂の小屋は、ご飯は信仰の山らしい、粗食な感じがしました。
夜は下だけガスがとれ、遠く名古屋の夜景がきれいでした。御嶽山から名古屋の夜景が見えるのは意外でした。
翌朝はパッとガスがとれず、結局山頂からの眺望はあまり見られませんでした。この日の行程も短く4時間ほどでゆったりとした登山ができました。
火山の山なので、花も少なく時期的に終わっていました。
御嶽山といえば、白装束で登っていく人々を思い浮かべますが、実際にそのような方はたくさんいました。そして、何やら木曽御嶽の歌を繰り返し歌いながら登っていました。
これで百名山が一つ増えて、56山登ったことになりました。意識していないとは言え、気になる今日この頃です。
お客さまの行動で気になったことは、クロウスゴやクロマメノキ、シタタマノキなどの身を取ってしまうことです。御嶽山は国立公園では国定公園でもありませんが、このような行動はやはり気にかかるところです。なんとかしてお客さまに動植物の採取の禁止を上手く説明することはできないものでしょうか?
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