「住民とともに地域医療を守る取組み」 陸前高田市職労働組合委員長 菅原正弘さん
医療分野のレポートは、3月11日の大震災で津波に襲われた陸前高田市の県立病院の報告です。震災前、住民団体「県立高田病院の縮小に反対し、機能強化・充実を求める市民の会」(守る会)と高田市職労、病院との連携や、病院・介護施設・市役所が相互に協力し合う「地域連携パス」という先進的な取り組みによって病院経営を黒字化・充実しつつありました。それが、震災によって瞬時に一変しました。・・・・
それでも、市内の医療と福祉、行政の担当者が力を合わせ、7月には念願の仮設診療所を完成させ、ゼロからの医療再生が始まりました。しかし、岩手県医療局はこの1月に、病床数を震災前の60床から50床に削る再建案を提示・・・
そのほか、名古屋市職労の724通を回収した中小企業実態調査の報告も。
宮本憲一氏、岡田知弘氏、池上洋通氏の鼎談
600号記念鼎談は宮本憲一氏、岡田知弘氏、池上洋通氏の3氏によるものです。「公務員と言っても役人と変わりがない」と思われていた時代、高度成長期の中での地方が起業の使い走りのようになる時代など、日本の歴史の中で、どう住民とその暮らしを守ってきたか、そして、それを実践する自治体労働者はどうあるべきか、そのために自治研はどんな取り組みをしてきたのか・・・自治体研究の歴史がリアルに語られています。
医療分野のレポートは、3月11日の大震災で津波に襲われた陸前高田市の県立病院の報告です。震災前、住民団体「県立高田病院の縮小に反対し、機能強化・充実を求める市民の会」(守る会)と高田市職労、病院との連携や、病院・介護施設・市役所が相互に協力し合う「地域連携パス」という先進的な取り組みによって病院経営を黒字化・充実しつつありました。それが、震災によって瞬時に一変しました。・・・・
それでも、市内の医療と福祉、行政の担当者が力を合わせ、7月には念願の仮設診療所を完成させ、ゼロからの医療再生が始まりました。しかし、岩手県医療局はこの1月に、病床数を震災前の60床から50床に削る再建案を提示・・・
そのほか、名古屋市職労の724通を回収した中小企業実態調査の報告も。
宮本憲一氏、岡田知弘氏、池上洋通氏の鼎談
600号記念鼎談は宮本憲一氏、岡田知弘氏、池上洋通氏の3氏によるものです。「公務員と言っても役人と変わりがない」と思われていた時代、高度成長期の中での地方が起業の使い走りのようになる時代など、日本の歴史の中で、どう住民とその暮らしを守ってきたか、そして、それを実践する自治体労働者はどうあるべきか、そのために自治研はどんな取り組みをしてきたのか・・・自治体研究の歴史がリアルに語られています。