くも膜下出血、発症時の症状についてのアンケート結果を報告します。
全部で37人分が集まり、私を入れて38人分です。
ご協力ありがとうございました。
個人でこんなにたくさんのデータを集められるって
「インターネットはすごい!」って改めて感じました。
結果は
①突然激しい頭痛…………………… 11
②突然頭に異変、のち激しい頭痛…… 5
③突然普通とは異なる頭痛………… 11
④突然頭や身体に痛みとは異なる異変…… 11
①の突然激しい頭痛というのが、くも膜下出血の典型的症状で、
「ハンマーで殴られたような激しい頭痛」です。
②は、最初④の症状と同じで頭の中で何かが起きた感じがした後、しばらくして
激しい頭痛に襲われたという方です。
③は、激痛ではなく、ピシッとしたとか、輪ゴムを弾いたようなとか、
ズンとして二日酔いのような頭痛など、
何と言って表現すればいいか分からないという頭痛です。
④も③とほぼ同じような感じだと思うのですが、
痛みは感じなかったという人たちです。
耳の奥がツーンとしたとか、
頭の中でパキッといって首と肩がパンパンに張ったとか、
いきなり気を失って気がついたときも痛みはなかった等です。
グラフで分かるように最初から、又はしばらくしてでも激痛を感じた人は、42%で半分以下です。
この調査では、くも膜下出血発症時の症状といわれる、
「バットで殴られたような激しい頭痛」を感じた人は少ないと言えると思います。
ただここに体験を寄せて下さった方は、インターネットを使えるほどの回復をしている患者さんで
比較的若い、どちらかというと軽症の人が多いのかも知れません。
全体を知るためには、もっとたくさんの幅広いデータが必要でしょう。
といっても、重症で重度の後遺症が残ってしまった人に
発症時の様子を聞き取ることは難しいかも知れません。
とにかく、Myドクターにこのデータは渡すことにします。
しかし、考えてみると、軽症で発症した場合、その1回目の脳動脈瘤破裂の時に
しっかりとクリッピングやコイルで処置ができれば2度目の大爆発を防いで、
全く元通りの生活ができるような回復ができる可能性が高いわけですから、
この、データは大事だと思います。
参考までにネットで見つけた記事を紹介します。
母が倒れたのは大晦日の夜のことです。
倒れたといっても、うずくまる程度で会話はできたので、救急車は呼ばずにその日は過ぎました。
当時、母は保険外交員の仕事をしており、そのうえ家事もこなしていたので、
私たち家族は安易に「今までの疲れが一気にでたのだろう」と思っていたのです。
2~3日後に母は回復し、近所の診療所に行って診てもらいました。
医者には「過労」と診断され、それからは普段通りに家事をこなしていました。
これが運命の分かれ目だったのでしょう。もしも診療所ではなく、
専門の病院で精密検査をしていたら助かっていたかもしれません。
最初に倒れてから一週間が過ぎて、母はすっかり元気になりました。
家族もすっかりいつも通りの生活にもどりつつありました。
そして私が学校に出かけようとしたところ、
母は機嫌よく「今日はすごく調子がいいのよ」と言っていました。
しかし皮肉なことに、それが母の最後の言葉になってしまったのです。
私が帰宅して母の様子を見ると、母は布団の中で意識を失っていました。
それから一度も意識を回復することなく、集中治療室から出ることもなく約2か月後に亡くなりました。
享年54歳。それまで母は病気をすることもなく健康そのものだったのですが、
人の命は本当にあっけないものです。
もし、いつもと少しでも違う頭痛を感じたら、
すぐに脳外科に行くことをおすすめします。
早期に治療すれば助かる確率はグッと上がるはずです。
果物ナビ>果物と健康>くも膜下出血より
全部で37人分が集まり、私を入れて38人分です。
ご協力ありがとうございました。
個人でこんなにたくさんのデータを集められるって
「インターネットはすごい!」って改めて感じました。
結果は
①突然激しい頭痛…………………… 11
②突然頭に異変、のち激しい頭痛…… 5
③突然普通とは異なる頭痛………… 11
④突然頭や身体に痛みとは異なる異変…… 11
①の突然激しい頭痛というのが、くも膜下出血の典型的症状で、
「ハンマーで殴られたような激しい頭痛」です。
②は、最初④の症状と同じで頭の中で何かが起きた感じがした後、しばらくして
激しい頭痛に襲われたという方です。
③は、激痛ではなく、ピシッとしたとか、輪ゴムを弾いたようなとか、
ズンとして二日酔いのような頭痛など、
何と言って表現すればいいか分からないという頭痛です。
④も③とほぼ同じような感じだと思うのですが、
痛みは感じなかったという人たちです。
耳の奥がツーンとしたとか、
頭の中でパキッといって首と肩がパンパンに張ったとか、
いきなり気を失って気がついたときも痛みはなかった等です。
グラフで分かるように最初から、又はしばらくしてでも激痛を感じた人は、42%で半分以下です。
この調査では、くも膜下出血発症時の症状といわれる、
「バットで殴られたような激しい頭痛」を感じた人は少ないと言えると思います。
ただここに体験を寄せて下さった方は、インターネットを使えるほどの回復をしている患者さんで
比較的若い、どちらかというと軽症の人が多いのかも知れません。
全体を知るためには、もっとたくさんの幅広いデータが必要でしょう。
といっても、重症で重度の後遺症が残ってしまった人に
発症時の様子を聞き取ることは難しいかも知れません。
とにかく、Myドクターにこのデータは渡すことにします。
しかし、考えてみると、軽症で発症した場合、その1回目の脳動脈瘤破裂の時に
しっかりとクリッピングやコイルで処置ができれば2度目の大爆発を防いで、
全く元通りの生活ができるような回復ができる可能性が高いわけですから、
この、データは大事だと思います。
参考までにネットで見つけた記事を紹介します。
母が倒れたのは大晦日の夜のことです。
倒れたといっても、うずくまる程度で会話はできたので、救急車は呼ばずにその日は過ぎました。
当時、母は保険外交員の仕事をしており、そのうえ家事もこなしていたので、
私たち家族は安易に「今までの疲れが一気にでたのだろう」と思っていたのです。
2~3日後に母は回復し、近所の診療所に行って診てもらいました。
医者には「過労」と診断され、それからは普段通りに家事をこなしていました。
これが運命の分かれ目だったのでしょう。もしも診療所ではなく、
専門の病院で精密検査をしていたら助かっていたかもしれません。
最初に倒れてから一週間が過ぎて、母はすっかり元気になりました。
家族もすっかりいつも通りの生活にもどりつつありました。
そして私が学校に出かけようとしたところ、
母は機嫌よく「今日はすごく調子がいいのよ」と言っていました。
しかし皮肉なことに、それが母の最後の言葉になってしまったのです。
私が帰宅して母の様子を見ると、母は布団の中で意識を失っていました。
それから一度も意識を回復することなく、集中治療室から出ることもなく約2か月後に亡くなりました。
享年54歳。それまで母は病気をすることもなく健康そのものだったのですが、
人の命は本当にあっけないものです。
もし、いつもと少しでも違う頭痛を感じたら、
すぐに脳外科に行くことをおすすめします。
早期に治療すれば助かる確率はグッと上がるはずです。
果物ナビ>果物と健康>くも膜下出血より