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記憶が蘇る!!「私設博物館」

2009年06月26日 | 暮らしの情報・見学


ゴールデンウイークの「昭和の日」を前に、新聞(勝毎・道新)に紹介された「私設博物館」“昭和ナツカシ館”に行ってきました。


  展示品は、参納弘義館長が約40年にわたり、帯広・十勝で昭和時代 実際に使用されていたものを、郷土を愛する思いにかられ個人的に収集した物だそうです。“昭和30年代帯広・十勝物語”その数、数千点。
自分が懐かしく思い出される部分を中心にご紹介します。


私設博物館」“昭和ナツカシ館”正面

建物は、帯広・十勝の田舎風景、牧歌のロマン、牛舎をイメージして建てられた。
とかち・帯広空港にもあるサイロが描かれ、その前には牛乳缶が置かれている。
東北の田舎育ちの自分には、初めて見る帯広・十勝の田舎風景でした。勿論 牛乳缶は知らなかった。

ゴム靴」
こんな立派な「ゴム靴」は、履いた記憶がありません。
自分が履いた「ゴム靴」は、ゴム長靴の上の部分が破れたら、上の部分を切り取って履いていました。
汗をかくと、足が「ゴム靴」の中でズルズルすべるので、ボロ布や新聞紙を敷きました。


物のない苦しくても楽しい昭和20年代の記憶です。











「白黒テレビ」

昭和30年代の、真空管の「白黒テレビ」です。
プロレスの、力道山の空手チョップを見せてもらいに、町内の電気屋さんの茶の間で、10人位の子供達の中の一人として正座して観戦した記憶が甦ります。
アナウンサーの声は正常に聞こえますが、画面は殆ど吹雪状でした。
それでも歓声をあげて観ていました。



「娯楽の王様」『映画』

昭和30年代の娯楽の王様は、何と云っても「映画」でした。
映画が終わって映画館から出る時は、その映画の主役の気分でした。滑稽な姿想像あれ!!



「亀の露」

帯広酒造の「亀の露」直売所には大変お世話になりました。懐かしい以外の言葉はありません。
何時から開店していたのか分かりませんが、正午前から飲んだ記憶があります。
枡酒・コップ酒を受皿に溢れるまで注いでくれました。受皿の分は、「得」した気分でした。

特に寒い冬は、味の浸み込んだ「おでん」で飲む酒は絶品でした。

何と云っても勘定の安いのが、1番でした。



「晃邦」

帯広には昭和30年代、小川醸造場があり「晃邦」と云う銘酒でした。
ここも直売所があり大変お世話になりました。



「駅弁のお茶&天花粉


独身時代、年に一度は生まれ故郷に帰省する時必ず利用した「駅弁のお茶」。懐かしい!これを見ていると、20年以上も行って
いない“ふるさと”の記憶が甦る。
♪♬ うさぎ追いし・・・・・・・・・
天花粉」何処のお家にも有った「天花粉」。夏の行水・風呂あがり・おむつ替え・・・子供時代お世話になりました。“気持ちよかったなぁ・・”



「缶入りドロップ」

通称「ドロップ缶」高嶺の花だった!!味も、駄菓子のドロップとは格段の違い。“美味かったなぁ・・”



「学生帽・学童服・セーラー服」

「学生帽」 左は帯広柏葉高校、右は帯広第4中学校の、昭和30年代の物です。
「霜降りの学童服」
裕福なお家の子供が着ていました。高嶺の花だった!!眺めていました・・・・・・

「セーラー服」裕福なお家の子供が着ていました。眺めていました・・・


「電話機の移り変わり」


①壁掛け式もありました。ハンドルを回すと、「チリーン・チリーン・チリーン・・・」
「○○番 お願いします」
②形は今の物と変わりませんが、まだハンドルを回して呼び出す形式。
③ダイヤル形式に変わりました。
④③時代の公衆電話です。
昭和30年代後半は進歩のスピードが速かった!!ような、記憶があります。


「パチンコ台」

立った姿勢で、左手で玉を入れ、右手でハンドルを弾いて玉を打つ。
パチンコには苦い思い出があります。
休日に、開店から閉店まで遊んだら、次の日右手首が、ボンボンに腫れあがりました。
12時間も玉を弾いていた無理が原因。2~3日で治りましたが、ビックリ!!

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「文化人形」 昭和30年代の女の子の垂涎の的。



御案内板です。 帯広市西13条南12丁目1-5



   このほかに展示されているものは、昭和の神器「テレビ」・「冷蔵庫」・「洗濯機」は勿論、日本の小さな昭和の「オルゴール」約700種類、「ポーターブル蓄音器」・「時計」・「人形・玩具」・「レコード」、帯広・十勝に関する「書籍」、“平凡” “明星”などの「雑誌」などなど・・・・・・

  自分が特に懐かしかったのは、○●青果食品会社・△▲水産株式会社などの「前掛け」、
帯広町時代の、■◆合名会社などの「ソロバン」、昭和の帯広・十勝に関する「写真」、ブリキの「看板」などです。

  オルゴール・電気製品など展示品の多くは今でも実動できる物で、お願いをすると館長が親切に説明しながら、オルゴールを聞かせてくれたり、テレビを見せてくれます。
懐かしいオルゴールの音色・プレゼントをしてくれた彼氏を思い出す!!テレビの画面・・・

倉庫にはまだまだ、収集品・市民からの寄贈品が沢山あるので、展示替えも随時行っているそうです。

  自分にとって、昭和20年代から昭和30年代までを懐かしく記憶を甦させていただけた、小さいけれど、立派な「私設博物館」でした。昭和のパワーに感謝・感謝!!

「私設博物館」“昭和ナツカシ館”




「私設博物館」“昭和ナツカシ館”の
URL http://nttbj.itp.ne.jp/0155249070/

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