大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

GC #180 砥石

2017-12-03 22:58:53 | Weblog
富岡八幡骨董市でこの砥石を購入した。 これは結構高くて2千円した。 今まで 粗目の砥石は持っておらず、 何時も千番の赤砥石を使い 更に二千番の刃の黒幕を使っていた。 従って刃の黒幕は消耗が激しかった。 特に私が買う 古鉋の刃は酷い物が多くて 長時間刃の研ぎが必要になり、どうしても砥石の平面を保ちにくい。 そこで荒砥である程度欠けを取り 刃の形状を直して 刃の黒幕は 軽く荒砥の目を消す程度にして見たかった。 これは人造砥石で 水を含ませ無いと上手く研げないだろう。 少し大きめのトレーを準備して そこで研ぐようにしようと思う。 こんな分厚い大きな砥石を買い込んで持ち帰るのは重かった。まあ兎に角 刃の研ぎがよりスムースに早く出来る様になれば良いと思うのだが。 どうだろうか。

少し使って見た。 確かに良くおりる様だ。 それにこの砥石は柔らかく減りも早い。 面直しで平面を出してやった。  そのあと中砥石を 面直しすると 前の砥石の粉が面直しにめり込んでいてそれが中砥石に食い込んでしまった。 上手くないな。 分けないと駄目なんだ。 これは考え物だ。

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5 コメント

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GC #180 面直し (権太郎)
2017-12-12 22:28:55
こんばんは、またまた、見当違いのコメントかもしれませんが、面直しで荒砥の粉が中砥に移っても、、30往復くらいで、取れてしまうのでは?と思います。また、面直しに電着ダイヤモンド砥石を使えば、荒砥の粉は移りにくいと思います。自分が今使っているのは、シャプトン#220→#1000→#2000→#5000→剛研富士#8000→剛研輝#12000です。
GC#180 (やまさん)
2017-12-12 22:53:58
そうかも知れませんね。 今度試して見ます。 所で剛研輝#12000と言うのは どんな感じですか。 使った事は無くて 使い易ければ今度試して見たいと思います。  
剛研輝#12000 (権太郎)
2017-12-13 21:46:05
こんばんは、一年前はシャプトン#5000が最終研ぎでしたが、剛研富士#8000、剛研輝#12000の追加で鉋の切れは良くなってます。以下長文になるかもしれませんが、シャプトン#5000しかない時に、kuniさんのブログを読んで、「切れやんだら、#8000で裏のダレを少し研ぎ→#1000で少しかえりが出るまで研ぎ→#2000で少し研ぎ→#8000で縦研ぎ、横研ぎ、縦研ぎ→裏研ぎ→縦研ぎ→裏研ぎ」という記事を読み、その時は#5000しかなかったけど、これで格段に切れるようになりました。それまでの自分の研ぎと違った点は、「始めに裏のダレを研ぐ」と「仕上げの中に横研ぎを入れる」です。これで格段に切れるようになりました。7000円で購入した天然砥石も似たような切れで、使わなくなってしまいました。その後、欲が出て、#8000と#12000を購入し、#5000だけの時より良くなっています。本来なら、持っている鉋を#12000まで研ぎなおせば良いのに、なまけものなので、すぐ使う分だけ研ぎ直しています。#8000と#12000は研いだ感触は良く似ていて、とぎ汁は余り出ずそんなに滑らかではなく、一見柔らかそうなのに、面は意外に変形しにくいといった感じで、研いだ後の鎬面はピカピカです。まあ、まだ把握できていません。
砥石 (やまさん)
2017-12-16 17:59:45
随分沢山砥石をお持ちの様ですね。 砥石は自分に合う合わないが有る様に思います。 色々評判を聞くと買いたいとは思いますが、仕上砥石はそう減る物でも無いし高いし、おいそれとは手が出ませんね。 趣味の鉋研ぎですから 砥石よりも中古鉋にまず目が行きます。 但しこうして集めた物をどうするか、それが一番の問題です。別に十分楽しんだ物だし、売らなくて、無償で譲渡しても良いのですが、今はまだその気にならない。 いずれそう言う時は必ず来るでしょう。  
研ぎ (権太郎)
2017-12-17 22:20:09
砥石の数は、「鉋で遊んでます。」なんて言う割には、少なく、前回コメントした常用のものと他に6枚あるくらいです。前に「だんだん切れるようになりました。」と言ったのは、裏の平面も出て、鎬面も出ると、以後細かい砥石だけ使える結果だと思っています。ただ、自分の研ぎがまだまだ下手なのか、ホームセンターの鉋も有名な鉋も、似たような切れで、やまさんの画像みたいな均一に透ける削りは、まだ、できていません。当初の目的であった「どんな逆目も削れる」も二枚刃で薄削りすれば、節周りの複雑な逆目以外は削れるようになってきました。(つやはでませんが。)

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