大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

鉋刃 長松

2017-05-20 22:44:04 | Weblog
寄付してもらった鉋の中に長台鉋が有った。 台の脇を削り過ぎたらしく、刃の溝と脇の間が3ミリ程度しか無い。 刃を挿入する溝の脇が 薄い方が狂いが少ないと聞いた事が有るが 真実なのか良く判らない。  兎に角 一度刃を抜いて研ぎ直して見た。 裏が全く出て無い鉋刃で 裏出しに苦労した。 何とか裏を出して研ぎ直している。 刃幅65ミリの 六分の鉋刃の様だ。  全長は73ミリ程度でまだ十分使えると思う。 銘は 長松と読めるが 二文字目はこの読みで良いのか自信は無い。 どうも関西三木の鉋の様に思われる。 と言うのは表馴染み側に 三角の刻印が有り その3点の頂点に紐を通したようになっている。 この印は 福三郎の鉋に時々見られる物なので その様な推定をして見た。 折角なので 十分研ぎ直したら 台を打って 使って見ようと思っている。 今までの鉋の中ではこれが 一番良さそうに思う。 上手く切れる様ならまた いずれ報告しようと思う。

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