さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

美しい二日酔。

2010年11月30日 13時15分07秒 | ほろ酔い日記
夕方四時半から翌朝六時まで呑みっぱなし。
肴はキャベツ少々、
ホッケを少々。
特有の気持ち悪さ、
吐き気などは一つも無いのだ。
ただただ、ホンワカした酔いが続いている。
ミルクティが、
その甘さが身体に沁み込む。

昼の高座、夢の中、
ライトに照らされて先ごろの酒が蘇る。
噺は無理です、
息が乱れる、間がずれる。
漫談でごめんなさい、
でありました。

町の灯がともる頃
プシューでも、
なんて気になるのだから、
懲りないオラなのである。

告知。

2010年11月26日 23時34分55秒 | ほろ酔い日記

◎11月27日(土)『セニョール立川談大~信じきれないよ~』

◎出演:立川左談次、柳家小蝠、錦魚、立川らく次他、

◎開演18時半、上野広小路亭、料金2000円(予約前売1800円)、

◎予約・問合090-5995-1289(倉庫の二階)

↑こんな会を演ります。
彼が独演会の為に借りていたのです。

おこがましい言い方ですが、
彼の無念を、
彼の思いを、
彼の居ない空間を、
仲間がよってたかって御陽気に、てな会なのです。
彼の持ちネタをそれぞれが、演ってみよう、なのです。

ま、結局は自分の為にやるのです。
本音を言えば、
自分で割り切るために、
受け止めるために、
区切りをつける為に、
なのですわ。
彼の為、なんてのは、お為ごかしであります。

どうぞ、お暇のある方、
ちょいと覗いて見てくださりませ。









まねきあげ。

2010年11月25日 17時14分08秒 | ほろ酔い日記
京都南座まねきあげ、
このニュースみると、
もうそろそろ暮の準備を、
と、思わせてくれる。

途端に、海老様喧嘩でめっためた、ですと。
鼻骨骨折、前歯も飛ばし、頭にゃたんこぶ。
って、なんじゃ。
顔ったら役者の命。
歌舞伎座の制作発表記者会見を
体調不良でドカ抜きで、泥酔。

ま、やんちゃで良いや、
芸人に品行方正求める方が間違っているのです。
芸能ゴロにガタガタ言われる筋合いなんぞ、
ちっともないぞ。

人気が落ちればそれまで。
盛り返せばたいしたもん。
自由奔放に生きてくれ。

青筋立てての正論なんて、
ちゃんちゃらおかしいや。



価値観の相違。

2010年11月24日 22時32分35秒 | ほろ酔い日記
その一言で北朝鮮砲撃を済ましちゃう評論家。
どうもねえ。
民間人死亡、
これが空気を劇的に変えるかもでありますわ。

総理が野党党首を集めての会談。
全員の必死過ぎる顔、こわばる顔。
顔ってより形相ですわ。
カメラを意識したのだろうけど。
深刻と必死とは違うのですよ、きっと。
冷静に強かに対処、
これには程遠い顔が並んでおりました。


二人の意見が一致しました、
ので、離婚。
先代円楽師のネタ。


北京だっく。

2010年11月23日 11時26分48秒 | ほろ酔い日記
ガブリとやった途端、
差し歯ぐらぐら。
なんと軟弱な。
コレまでの差し歯飛ばしは、
サンドウィッチ・・・変でしょ。
刺さっている楊枝ごとガブリ、
・・・馬鹿だ。
アイスキャンデー。
堅焼き煎餅。
馬鹿貝。
扇子・・・こりゃ、煙草を呑む仕草で・・・下手だ。
実に情けないのであります。

今日は、そ~と噺を演って、
明日は、朝一番で歯医者へ。
憂鬱ですわねえ。
いっそ総入れ歯てな気にもなるのだ。
アタシはこの歳で
虫歯は一本も無いのです、
そんなくだらんギャグも言えるのに。
って、なんなんだか。

なんば。

2010年11月22日 10時54分13秒 | ほろ酔い日記
同手、同足、腰は平行移動、
・・・わかんねえだろ。
右手、右足。
左手、左足を同時に動かし、移動する。
・・・まだ、おぼろげか。

阿波踊り、の動きですわ。
忍者の走り方ですわ。
日舞などもその傾向ですよねえ。
コントのギャグでたまに使われる・・・。あれ。
この、説明下手め。

散歩で試してみた。
坂なんぞは
心なし楽に登れるような気がした。
エネルギーのロスも少ない、気がした。
気が多いね。
が、散歩はエネルギーをつかう為にしているのじゃ
あるまいか。
・・・・・なんなんだか。

荒れる人。

2010年11月19日 11時55分47秒 | ほろ酔い日記
ハナはニコニコほんのり桜色。
ふと気付くと顔面蒼白。
ツラァつかまえて罵倒の嵐。
ちょいと突っ込むと、
照れ半分でガハハと笑う。
暫らく無言でうつむく。
ひょいと顔を上げると、
涙ぼろぼろ号泣タイム。
オラの胸で泣きくづれる。
グビと飲み干すとニコニコ・・・。
どんなループだ。

怒るのも大人げ無い、
あきれダレながらも付き合って居る。
観察の楽しみも。
半分羨ましくも。
すこーし、可愛くも。

数十年前のオラを目の当たりに。
その頃、面倒見てくださった兄弟子に感謝の念も、
なのであった。

自衛隊は暴力装置。

2010年11月18日 12時10分42秒 | ほろ酔い日記
思わず飛び上がったぞ、国会中継。
お茶吹いたぞ、
聞き違いだと、
幻覚かと、
訂正お詫びしてたから
確かに言っていたのだ。
つい、本音が出ちゃったのだろう、きっと。
ならいいか、
って、よかねえやい。
失言続きで、
こっちが麻痺してくるぞ。

レアアースの代替は中国と共同研究、
アホか。
で、済んじゃうけど、
済むか。

わからなかったら、
個別の案件にはお答えを控えさせて・・・。
法と証拠に基づいて・・・。
柳田さん、自虐で言ったのだろう、きっと。
質問者も分かって聞いているのだ。
口が裂けても言っちゃいけないのよ。
与党も野党も暗黙の了解、
ってヤツでしょうに。
本音と建前の使い分けも出来ない。
そっちの方が痛いわ。

噺家だったら、
客しくじる、
仲間に馬鹿にされる、
アホのレッテル貼られる、
さんざんな目に会いますぜ。
そんな目に会っている、
俺が言うのだから間違い無い。
口には気をつけなくちゃいけない、
しみじみ己に言い聞かせているのだ。


一年。

2010年11月17日 10時37分23秒 | ほろ酔い日記
ぼんやりしてると一年なんて、あっという間。
振り返る、
ってのは、ちょいと早いが、
無為に過ごした、
ま、そんなもんだろ、
てな気もしていますがね。

喪中の葉書もチラホラ。
手拭いの注文も。
賀状の枚数は。
宛名の手書きはもう無理か。
半襟も足袋も雪駄も。
おぉ~と、その前にお歳暮が。

とりあえず、今日は歯医者へ。
帰りに煙管でも探しに・・・。
どんよりした空。

身体がったがた。

2010年11月16日 09時36分02秒 | ほろ酔い日記
昨夜は反対車。
二日続けて演ってみたらこのザマである。
肩、背中、腰、太もも、
激しい筋肉痛。
ヘッピリ腰で歩いている。
噺には準備運動が必要か、
・・・どんな噺家だ。
反対車は一日に限る。

どうも出来が悪いと
こんちくしょう、
ってんで、意地になって連荘になるのだ。
が、体力勝負にゃ、
からっきし弱い、
ってのを忘れていたのだ。

新聞休刊日。

2010年11月15日 11時21分23秒 | ほろ酔い日記
物足りないな。
朝は珈琲と新聞。
習慣ってのは怖ろしい。
無いとなると、ムショウに読みたくなる。
これは向こうの手か、おあずけか。

昨夜はウィのストレートの酔い、
何杯目で、ほろ酔いか、泥酔か、
その境い目を見極めてみようとの実験。
・・・結局、ヘロヘロで、泥酔。
なんでもそうだが、
見極める、
てのは至難の技である。

境い目を見極める、
その命題そのものが、
正しいのかどうか、大いに疑問でありますが。

ポンテよ本当に有難う。

2010年11月15日 04時04分43秒 | ほろ酔い日記
今日の、ゴール、
素晴らしい。
相手をかわす、一瞬に身体が入れ替わる。
後は、しっかり狙って、職人技の綺麗なゴール。
右に、左に、スルーに、
フンワリ球、速めのパス、
相手は、ご馳走様って所に、
人の身になってパスは丁寧に、
それを地で行っていた。

今日の涙、
誇りをもって戦っていく。
え~、こんな台詞誰が言えますか。
チームのために献身的に走る。
誇りとはこういう事なのだ。

ポンテの技術を盗んだ人もいるだろう、
トラップを、視野の広さを・・・。
だが、スピリッツを学んだ人は何人居るのだろう・・・。
すみません、愚痴です、年寄りの愚痴であります。

君、ひとり見てるだけでも楽しかった。
あまり好きな事馬じゃないが、
ありがとう、と、
心の底から言える自分が居るのだ。

一人飲み。

2010年11月13日 23時24分33秒 | ほろ酔い日記
家の近所の酒場についふらふらと。
カカァは沖縄の水族館巡りの旅。
ハネを伸ばすぞ~、が、
近所の酒場ってのが実にどうも、ですわ。

カカァが家に居ると、安心してか、
何時まででも飲んでいる。
・・・・安心は嘘か、本心は怖いだけかも・・・。

酒場の話題、
横浜はゴーストタウンだ、
そうかしら、警備は激しいのだろうが、
が、上野でさえ、そこかしこにポリスの姿が、
まんざらブーじゃないかも、って話。

北方領土は永久にロシアの領土だ、
大統領の宣言、
聞いた我が首相は。
・・・・・・・。
本当か?

明日の新聞で調べてみよう。
・・う~む、
まだ新聞の記事を信用しているオラが居るのだ。

ソ連時代の小話。
ブレジネフは馬鹿だとつぶやいた男、
すぐさま逮捕された。
罪名は、国家機密を漏らした罪・・・。

酒場の客は誰も知らなかった。
噺家の、この小話の認知度はほぼ100%、なのに、
俺等が特種な世界に生きている、
って、事だけか。